リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

とある土曜日の・・・

2017年06月04日 | 日々の風の吹くまま
6月3日(土曜日)。曇りのち晴れ。8時過ぎに起きて、朝ごはんを食べて、2人で掃除。カレ
シがずぶ濡れのスポンジを持って2つのバスルームを行き来するから、あちこちに水がぽ
たぽた。モップで拭くんだからいいやと思ってるんだろうけど、箒で掃くときには濡れた床は
メーワクっ。片手に箒、片手に雑巾で、箒で掃きながら、水ぽたを見つけるたびに雑巾で拭
き取ってから箒で掃いて、モップでごしごし。もう、くたびれたよっ。

ごみやリサイクル品を処分して、予定通りにMarket Crossingへひとっ走り。カレシが園芸
用の土を買うので、Canadian Tireの近くに車を止めて、まずはショッピングセンターの反
対側の酒屋へ行って、ジンやレミの仕入れ。いつものタンカレーの大瓶の他に、物は試しで
スコットランド産のヘンドリックスのジンも買って、車のトランクに保管。Canadian Tireでは
カレシはガーデニングのセクション、ワタシは短いねじが必要なので金物のセクションへ。ワ
タシが欲しいのは太さ8番で長さ1/2インチ(約13ミリ)か5/8インチ(約16ミリ)で、たく
さんぶら下がっているパッケージの数字を見て探したら、短いねじは背伸びの爪先立ちで
やっと手が届くところに並んでいるじゃないの。おチビの客だっているってのにっ。

それでも何とか100本入りパッケージをいくつもバスケットに入れて、石膏ボード用のプラ
グも入れてレジに向かおうとしたら、トレイいっぱいの針葉樹の苗の鉢を持ってにこにこして
いるカレシと鉢合わせ。高さ20センチそこそこのヒバや杜松が全部で8本。「安いし、形もい
いし、元気がいいんだよ」。どうしてなんだろうね。雑貨屋の店先やDIYセンターで売ってい
る苗の方が園芸センターのよりも生き生きしていて、しかも安いから、おもしろいもんだな。

帰って来てランチをしたら午後はのんびり。ふと窓の外を見たら、NYKのコンテナ船が2隻
のタグボートに傅かれて、しずしずと川を上って来るところ。双眼鏡で見ると船の名前は
「NYK Daedalus」。日本の船会社の船でも外国船籍のものが多いだろうから、もう船名に
「丸」をつけないんだろうな。ダイダロスはクレタ島に迷宮を作ったギリシャ神話の発明家で、
空を飛んで太陽に近すぎて墜落死したイカロスの父。船はゆっくりと対岸のフレーザー埠頭
の狭い水路へ。岸壁に並んだガントリークレーンたちが「ようこそ、いらっしゃいませぇっ」。
ああ、ワタシ、7つの海を行く大きな船の船長さんになりたかった・・・。