6月13日(水曜日)。雨。片道1時間以上かけての劇場への「通勤」はきのうで終わり。数え
たら20日のうち18日通ったわけで、我ながらがんばってすごい勉強をした感じ。特にテク
ニカルリハーサルは、照明や音響のオペレーターとのテクニカル「会議」が延々と続くので、
舞台で指示を待つ役者には退屈でうんざりする段階なんだけど、ワタシには「制作」の真髄
を垣間見ることができた貴重な3日間だった。今日はいよいよ総仕上げのドレスリハーサル。
カレシを連れて来ていいと言われたので観客2人。明日から1週間のプレビュー(試演)で
は正午からリハーサル、夜に上演、終わった後でミーティングという強行軍・・・。
☆☆遊びに夢中で☆☆☆
6月14日(木曜日)。雨のち曇りのち晴れ間。何とも落ち着かない空模様だけど、週末から
は真夏の気温に急展開するらしい。その前兆なのか、きのうは空模様がくるくると変わって、
雨になったり、曇ったり、晴れたり、いきなり猛烈などしゃ降りになったり、雷が鳴ったり、頭
の上には青空なのに、地平線の方は雨が垂直の縞模様になって見えたり。ルーフデッキの
キンギョソウは大粒のどしゃ降りに花がぽろぽろと落ちてしまった。でも、出かける頃には青
空に白い雲・・・。
ドレスリハーサルではキャストが本番で舞台に上がった客を整理する案内係の練習台とし
て友だちや家族を連れて来ていてにぎやか。セットのパブのカウンターで劇場専属のバー
テンから缶ビールを1本。登場したアンサンブルが「前座」で盛大に盛り上げたところで、案
内係が「お席へどうぞ」。チケットを買ってある席はビデオ撮影のために座れないので、右側
の最前列の席に着いたら、あら、何年か前に座席を新調したときに寄付して2人のネーム
プレートが付いた席で、何だか指定席みたい。客が全員舞台を降りて、最後の歌が終わっ
たところで、そのまま『Once』の始まり・・・。
で、いよいよ今日はチケットを買ったお客が入ってのプレビュー(試演)第1回。3週間半の
間毎日「壁に止まっていたハエ」と仲良くしてくれたキャストのみんなに、「Break a leg」(足
を折ってね)のメッセージを送った。普通なら「がんばって」の意味で「グッドラック」と言うとこ
ろだけど、舞台に出て行く役者やミュージシャンに「グッドラック」と言うのは逆に縁起が悪い
んだそうで、「足を折って」なんて何とも逆説的な激励の言葉が習慣になっている。由来は
諸説あって、(英語圏以外ではどうなのかは知らないけど)演劇界は迷信が相当に根深い
ところであるらしい。今回はセットデザイナーのテッドがほんとに足を折っちゃったけど、こう
いう場合はどうなんだろうな。幸運が倍になるとか・・・?
演劇の基礎勉強の特訓コースも終了して、今日からいつもの普通の「日常」。シーラが来て
手を抜きっぱなしだった掃除を手伝ってくれて、家中がきれいさっぱりとしたら、紅茶とクッ
キーでおしゃべり。カレシが英語教室を終えて戻って来たら、作りたてのツナサンドイッチで
一緒にランチ。うん、カレシもずぅ~っと毎日おひとり様ランチでがんばってくれたよね。あり
がとう。やっぱりこうしてまた三食一緒はいいもんだね。
たら20日のうち18日通ったわけで、我ながらがんばってすごい勉強をした感じ。特にテク
ニカルリハーサルは、照明や音響のオペレーターとのテクニカル「会議」が延々と続くので、
舞台で指示を待つ役者には退屈でうんざりする段階なんだけど、ワタシには「制作」の真髄
を垣間見ることができた貴重な3日間だった。今日はいよいよ総仕上げのドレスリハーサル。
カレシを連れて来ていいと言われたので観客2人。明日から1週間のプレビュー(試演)で
は正午からリハーサル、夜に上演、終わった後でミーティングという強行軍・・・。
☆☆遊びに夢中で☆☆☆
6月14日(木曜日)。雨のち曇りのち晴れ間。何とも落ち着かない空模様だけど、週末から
は真夏の気温に急展開するらしい。その前兆なのか、きのうは空模様がくるくると変わって、
雨になったり、曇ったり、晴れたり、いきなり猛烈などしゃ降りになったり、雷が鳴ったり、頭
の上には青空なのに、地平線の方は雨が垂直の縞模様になって見えたり。ルーフデッキの
キンギョソウは大粒のどしゃ降りに花がぽろぽろと落ちてしまった。でも、出かける頃には青
空に白い雲・・・。
ドレスリハーサルではキャストが本番で舞台に上がった客を整理する案内係の練習台とし
て友だちや家族を連れて来ていてにぎやか。セットのパブのカウンターで劇場専属のバー
テンから缶ビールを1本。登場したアンサンブルが「前座」で盛大に盛り上げたところで、案
内係が「お席へどうぞ」。チケットを買ってある席はビデオ撮影のために座れないので、右側
の最前列の席に着いたら、あら、何年か前に座席を新調したときに寄付して2人のネーム
プレートが付いた席で、何だか指定席みたい。客が全員舞台を降りて、最後の歌が終わっ
たところで、そのまま『Once』の始まり・・・。
で、いよいよ今日はチケットを買ったお客が入ってのプレビュー(試演)第1回。3週間半の
間毎日「壁に止まっていたハエ」と仲良くしてくれたキャストのみんなに、「Break a leg」(足
を折ってね)のメッセージを送った。普通なら「がんばって」の意味で「グッドラック」と言うとこ
ろだけど、舞台に出て行く役者やミュージシャンに「グッドラック」と言うのは逆に縁起が悪い
んだそうで、「足を折って」なんて何とも逆説的な激励の言葉が習慣になっている。由来は
諸説あって、(英語圏以外ではどうなのかは知らないけど)演劇界は迷信が相当に根深い
ところであるらしい。今回はセットデザイナーのテッドがほんとに足を折っちゃったけど、こう
いう場合はどうなんだろうな。幸運が倍になるとか・・・?
演劇の基礎勉強の特訓コースも終了して、今日からいつもの普通の「日常」。シーラが来て
手を抜きっぱなしだった掃除を手伝ってくれて、家中がきれいさっぱりとしたら、紅茶とクッ
キーでおしゃべり。カレシが英語教室を終えて戻って来たら、作りたてのツナサンドイッチで
一緒にランチ。うん、カレシもずぅ~っと毎日おひとり様ランチでがんばってくれたよね。あり
がとう。やっぱりこうしてまた三食一緒はいいもんだね。