リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

天然なのかなあ

2018年06月21日 | 日々の風の吹くまま
6月20日(水曜日)。曇りがち。というか、空がすんで、湿度もだいぶ上がって来たけど、ま
だまだ暑い。寝るときに朝日が入るリビング、ダイニング、オフィスのブラインドを全部下ろし
ておくんだけど、カレシ曰く「閉所恐怖症のような感じがする」。金魚鉢みたいな我が家では、
夜にブラインドを下ろすのは寝室だけで、後は巻き上げっぱなしで、下げるのは猛暑のとき
くらい。だって外に人目がないんだから、せっかく遠くまで開けた眺望を遮蔽する必要がな
いじゃない。それにしても旧居では何が何でも窓もブラインドを閉めておきたがったカレシが
「閉所恐怖症」って、何なの?

今日はいよいよ『Once』のオープニングナイト。向かいの雑貨屋にトマトの苗を買いに行っ
たときにエレベーターで乗り合わせた同じフロアのエリザベスに頼まれて買って来た分を届
けに行って、「7時前に劇場に入ると舞台に上がってビールを飲みながら前座ショーを楽し
めるよ」と入れ知恵。トマトの苗の代金については「トマトが生り過ぎたら食べきれないのを
ちょうだいね」。だって、元気のいい苗が2本で400円なんだもん、もらっちゃってよ。まあ、
そうやってあっさり人に物をあげたり、シェアしたりするから、日本で言う「天然」みたいに思
われるんだろうけど、ワタシがそれでいいんだからいいの。

どうもワタシってそういう「天然」なところがあるみたいで、英語で言うと「What you see is
what you get」、つまりWYSIWYGかな。ま、「来るものは拒まず、去るものは追わず」を人
付き合いのポリシーとしているから、誰に対してもヘンに猫を被る必要性をまったく感じなく
て、ありのまま、そのまま。あ、やっぱりそういうのは「天然」ということになるのかな。どこか
のサイトにあった「天然ボケな人に共通する10の特徴」というのを見たら、一番最後の1つ
以外は当たってる、当たってる。もっとも、「WYSIWYG」なら掛け値なしの裏表なしでありの
ままってことになるけど、日本で人の性格や言動を評して言う「天然」必ずしも褒め言葉じゃ
なくて、貶されている場合もあるらしい。

でも、「天然」の反対語は「人工」ってことで、何となくデジタルで無機質な感じがするけど、
あんがいそういう人の方が御しやすくて楽ってことなのかな。このあたりに狩猟民族っぽい
「WYSIWYG」と農耕民族っぽい「天然」の対人観の違いが見える感じでおもしろいね。まあ、
ワタシとしては今の自分でいいと思っているから、これからもそのまま、ありのまま。