5月23日(月曜日)。☁🌤🌥。曇り空。三連休の最終日で、ビクトリアデイ。窓から見えるガソリンスタンドの看板は219円の表示。週末前はちょっと下がっていたような気がするけど、週明けにはまた上がり出して、240円まで行く可能性があるらしい。それでも、出かけた人たちが一斉に家路につく今日は、アメリカとの国境には早朝から長い、長い行列、バンクーバー島との間のフェリーは午前10時までにこの日の全便が予約でいっぱい、空港も混雑と遅延にさらに輪をかける混雑ぶりだそうで、どこもコロナ以前の人出が戻って来たような大盛況だそうな。まあ、2年も規制、規制、制限、制限だったから、抑うつ感が溜まりに溜まっていて、この日が非公式な夏の始まりとされていることもあって、「連休だぁっ。ガス抜きしようぜっ」ということになったんだろうな。
今日は特にしなければならないこともないので、ウォーキングに行って来たら後はのんびり。すれ違う人たちも休日の散歩のようで、にっこりして「グッドモーニング」の交換。角地にある家の庭では2羽の鴨が芝生の真ん中に座り込んでいて、通りかかる人たちが立ち止まって写真を撮ったり、近づいてくる人に教えてあげたり。しばらく行ったところで、なじみになったニャンコが生垣から出て来て「ニャンッ」。遊んでもらいたそうに後について来るので、あのね、今日は時間を測っているから止まれないの。ごめんね。それで、今日の所要時間は16分39秒で、最速記録に2秒及ばず、歴代2番目。「あ、鴨がいる」で1秒、ニャンコに声をかけられて1秒とスローダウンしたってことかな。あはは。でも、けっこう意識してすたすたと歩いていると、息を切らすことなくけっこう確実に17分を切れるようになったのはいいことだな。終わったところで「運動をした」という感覚があればそれでいいわけなので、手をつないで歩くにはこのあたりがちょうどいいペースのようだから、このままで17分を目安にしようね。
午後はりんご7個でアップルソースを作り始めて、後はだらだら。小町横丁をぶらついていたら、「駐車がなかなかうまくできない」と言う人。はあ、ワタシなんか40年前に免許を取って以来ずっと駐車は大の苦手だけどな。こっちの運転免許は実際の道路で実地試験をやるので、マニュアル車での縦列駐車がうまくできなくて2度も不合格。一計を案じてオートマ車のある教習所で3回ほどレッスンをして、5回目だったか6回目だったかでやっと免許が取れたという武勇伝の持ち主なの。でも、駐車だけは縦列でも並列でもバックでも何でも未だにへたくそ。マンションの住人専用の地下駐車場には。柱の間に2台分並んだスペースが我が家に割り当てられているんだけど、初めは片側にバックで入れるのにさえ5分もかかったくらい。トラックを売ってしまった今は17年落ちのエコー1台だから、2台分の真ん中に余裕で鼻先から乗り入れるようになって、カレシもそれをやって悦に入っているからケッサク。
まあ、浜の真砂は尽きるとも世に悩み事の種は尽きまじというところだけど、それにしてもトピックのタイトルを見るだけでも、お金と人間関係の悩みのオンパレードと言う感じ。バブルが弾けて以来ずっと万年デフレのような環境だったせいかなとも思うけど、お金が絡む悩み事にはええっ?というのが多くて、ほんと、デートにしろ結婚生活にしろ、どっちが何にどれだけ払うかでもめたり、愚痴ったり、不満たらたらだったり。おかげで、「貧すれば鈍する」とか「せこい」とか、新しい日本語を覚えたような気がするな。それと、何かにつけて「もやもや」と悩む人が多いようだけど、この表現はワタシのボキャブラリにはなかったようで、もしかしたらバブル崩壊以後に浮上して来た感情的反応なのかな。へえ、こんなことで?という場面が多いという感じだから、普通に人は人、自分は自分とやり過ごせばいいようなことに引っかかって抜け出せないでいる軽い閉塞感を「もやもや」と表現しているのかな。いつの世も人間は悩み多きものなんだってことなんだね。