リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

いなか町のお祭のパレードはほのぼのと楽しい

2022年05月29日 | 日々の風の吹くまま
5月28日(土曜日)。☁🌥。何だかパッとしない朝だけど、きのう検査の結果が良好でほっとしたせいか、久しぶりによく眠れた気分。スラニナ先生の処方通りに、まずは大匙1杯のオリーブ油。水を混ぜようか、レモンジュースを混ぜようかとちょっと迷ったけどめんどくさくなって、えいっとスプーン1杯の油を口に入れてごくん。続けて夜の間ベッド脇に置いている瓶の水をごくごくと飲んで、ああ、さっぱり。なぁ~んだ、簡単じゃないの。エクストラヴァージンオリーブオイル(EVOO)には独特のちょっと苦みのある青臭さがあって、ワタシは全然気にならないけど、あの味が苦手な人も多いから「レモンジュースを混ぜて」ということになるんだろうな。まあ、混ぜなくても別にどうってこともないようだから、ごく簡単に「油ごくん、水ごくん」方式で行っちゃおうっと。

ニューウェストミンスター市にはハイアック・フェスティバルという独特のお祭があって、ビクトリアデイの「かなとこの祝砲」(今年はまだ無観客)に始まって、土曜日の今日は2年ぶりにそのパレードがある日。お祭の名称の「ハイアック」はこの地域の先住民の言語で「急げ」という意味だそうで、日本語の「早く」に似ているところがおもしろい。まだ「市」としての機能が整っていなかった草分け時代に結成された消防団が名称として採用してから市のシンボル的な名前になり、ニューウェストミンスター高校のフットボールチームの名前も「ハイアックス」。パレードは今年51回目で、午前11時から我が家の下の6番ストリートを下って、ロイヤルウェストミンスター連隊(予備役歩兵連隊)の兵器廠があるクィーンズアベニューに左折してクィーンズ公園まで、だいたい1時間ほど。その後に公園内のスタジアムで1870年以来続いているイギリス連邦では最古の伝統行事「メイデイ」のイベントがあり、子供たちが飾った柱(メイポール)の周りでフォークダンスをする「メイポールダンス」や第152代メイクィーン(ミス・ニューウェストミンスター)の戴冠式がある。

いつもそうだけど、パレードが始まる1時間近く前から6番ストリートの両側の歩道の縁に見物の場所取りをするローンチェアが並び始めるところが、いかにも「いなか町のお祭」と言う、ほのぼのとする風景。そのうちにサイレンが聞こえて来て、まず警察の(片手で数えるほどしかいないけど)白バイ隊が妙技?を披露しながら現役のパトカーとクラシックなパトカーを先導し、新旧の消防車、カナダ軍の装甲車や海軍の救助艇などが続いた後、(たぶん)退役軍人会のバグパイプバンドを先頭にコミュニティグループの行進が続く。今年はアメリカはワシントン州のりんごの産地ウェナチーから「Apple Blossom Festival」のフロートが参加し、戴冠式に向かうメイクィーンとお付きを載せたきらびやかなフロートが通り、音楽隊や民族衣装を着たグループが通り、そのたびに沿道の(押すな押すなにはほど遠い数の)見物人からパチパチと拍手。そのうちに、あら、若い人たちが担ぐ日本の神輿までが登場して、お祭り気分は満点。












初めは何となく雨がしょぼつき気味だったけど、2年ぶりのパレードは無事に通過。でも、ルーフデッキに出て見物していたら、もう6月だってのに身体が冷え込んでしまった。それでも今日は、(マスクなしでの)ウォーキングは新記録の16分31秒だったし、全然胸焼けがして来る気配もなくて、1日中気分が良かったから不思議。朝のオリーブ油が効いたのかなあ。だったら、掃除日は前屈みになることが多くて胸焼けがして来るのが一番の悩みだから、明日もこんな調子だといいな。断食の方は、最初は最初考えた日曜日は掃除にかなりのエネルギーが必要なので、とりあえず土曜日に決定。カレシは英語レッスンが立て込んでほぼ座りっぱなしだし、ワタシは洗濯だけだからちょうどいいかな。食べないから、昼と夜のご飯支度がいらないし、カレシのバーも「定休日」で、食材やお酒の消費量が減って、思いがけない節約になるかも。ま、うまく軌道に乗ったらの話だけど。