リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日は12月で一番忙しい日かも

2022年12月13日 | 日々の風の吹くまま
12月12日(月曜日)。🌫☀。目が覚めたのがちょうど日の出の頃。と言うと早起きに聞こえるけど、冬至が間近の今の時期の日の出は午前7時57分で、10日後には8時過ぎになる。ちょうど日の出の場所が炎のように染まって、2分くらいで太陽が顔を出し、30分後には霧の海が南極かどこかを思わせる幻想的な風景に変わって、1日の始まり。ちなみに日の入りは午後4時13分だから、昼間は8時間がやっとで夜が16時間と、夏至の頃の正反対。ま、冬至を過ぎれば今度は日の出がどんどん早くなって、春のときめきの季節になるから、北国の長い、長い夜もあと少しの辛抱。







今日は最後のレターを印刷して、クリスマスカードに封をして、つくばの先生に送るカレンダーと東京の先生に送る本を包んで宛名の紙を貼って、はあ、やっとクリスマス郵便の準備完了が完了。東京の先生への本の小包にはクリスマスカードと一緒に日本語訳についてぜひ指導をという手紙を同封。野心的で図々しいお願いであるのは重々承知の上でどうしてもやりたいのですと書いたけど、先生の反応はいかに。カナダの演劇作品を翻訳して出版しているとってもすてきな紳士だけど、演劇や翻訳のこととなると厳しくて、だからこそ心から尊敬できる先生。この後作者のドロシーにコンタクトして、受賞作品の翻訳をさせてくださいとお願いしなくちゃ。作品の初演からほどなくしてドロシーに会う機会があって、そのときにぜひとも日本語訳したいと言ったんだけど、ドロシーは覚えているかな。いないだろうな。でも、これだけは今やならなければ一生やらないで終わってしまうという気持でいっぱいだから、自分で自分のお尻を叩いて、何としてもやらなくちゃ。

さて、今夜はArts Clubのファンドレイジングの一環として、クリスマス特別ショー。同じ作品に出演してから、チャリティショーなどで一緒に活動して来たというボーカル4人組The Gingerbread Menが、今上演中のビンゴショーの座席構成をそのまま使って、キャバレースタイルで繰り広げるホリディショーという趣向。特製のカクテルやスナックあるそうだから、楽しみ。いつもと違って座席指定がないので、狙っている席がある人は早めにどうぞというお達しだけど、座席の数しかチケットを売らないので、座れなくなることはないから、慌てることはないか。駅の駐車場に車を置いて、電車で行くので、6時にドアが開くなら5時には出発。となると、しっかりランチを食べて、4時ごろに軽い晩ご飯と言う段取りかな。

と言うことで、ランチの後で郵便物を抱えて向かいの郵便局へ。書き入れ時で行列ができているかと思ったら、ほんの2、3人がいただけで、あっさりカウンターに辿り着いて、国内便と国際便のクリスマス切手(今年は『クリスマスの12日』の歌に出て来る梨の木に止まったうずら)を買って、印刷物の小包を出して、しめて9000円。レシートは見たら一番最後に500円ほどの燃油サーチャージが加算されているじゃないの。ふぅ~ん、クリスマスだってのに何ともしけた話だな。カードの封筒に切手を貼ってポストに入れて、隣のヴィクターの店で簡単晩ご飯にするミートパイを買って、お出かけの準備。バルコニーに出て見ると、下流にみごとな夕焼け空。何だかまた寒くなりそうな色合いだけど・・・。



話題がどんどん広がる会話は刺激的で楽しい

2022年12月13日 | 日々の風の吹くまま
12月11日(日曜日)。🌧☁。朝からやけに暖かい。あの大雪は何だったんだろうな、もう。と思ったら、あら、また週明けには夜の最低気温がマイナスだって。今週は天気予報に雪印がないからいいけど、来週半ばには最低気温がマイナス8度だって。まあ、明日の夜のArts Clubのクリスマスショーが出かける予定の最後だから、後は巣ごもりしちゃえばいいので、寒波でもいいけど、できるなら外れて欲しいね。去年のクリスマスは大雪で大変だったもの。

今日は仲良しのイーディスとデイヴィッドにランチに呼ばれているので、掃除は明日に回してウォーキングだけ済ませて、作っておいたグラヴラックスとクリスマスカラーのクッキーを持って11時に出発。車で50分ほどかかるので、雪がすっかり消えてくれたのは大助かり。行き先のポイントグレイ地区は昔からのちょっとした屋敷町といったところで、2人が住んでいるのは築110年のクラシックな落ち着いた雰囲気はまだたっぷり残されている家。もちろん中はすっかりモダンに改装されていて、キッチン横のカジュアルなダイニングルームから見えるノースショアの山並みを背景にバラード入江とバンクーバーのダウンタウンのタワマン群の遠景がみごと。

ワインとチーズ(とイーディスがさっそく味見して絶賛してくれたグラヴラックス)を前菜に、先週のArts Clubのビンゴショーの論評に花を咲かせ、3コースの料理(メインのニジマスの炭火焼き風はデイヴィッドの手料理)を楽しみながら、大学教育真っ最中の孫たちの話と世代論に花を咲かせ、コーヒー片手にリビングに移って、言語から科学教育、学者の研究資金、さらには大学論やら哲学論まで話題が広がって、にぎやかな会話が発展。デイヴィッドは物理学者で特許技術で起業(その後売却)し。イーディスは生物学者でリタイアまで大学教授だった博士夫婦なので、深い見識に根差した話はとっても刺激的。ワタシも学術論文の翻訳から得た知識を記憶の奥から引っ張り出し、英語先生のカレシは質問連発で、まあ話が弾むこと、弾むこと。あっという間に午後が過ぎて、ふと外を見たらもう真っ暗の5時、イーディスから株分けしたという小さいアマリリスの鉢をおみやげにもらって帰って来て、マティニと冷凍ピッツァでちょっと遅い晩ご飯。いやぁ、ほんっとに楽しい5時間だった。

クリスマス気分が高まったところで、カレシが花が咲き始めたシャコバサボテン(クリスマスカクタス)をダイニングとリビングの間のキャビネットの上に移動。外が寒くなったので、レクルームの温度設定を下げての越冬ルームにしていたら、あっという間に盛大な数のつぼみ。それではと園芸ルームのライトの下に移して置いたら、つぼみがどんどん大きくなって、花が開き始めて来ちゃったじゃないの。クリスマス頃に咲くから「クリスマスカクタス」と呼ばれているんだけど、この調子でどんどん咲いてしまったら、クリスマスの前に花が終わってしまわないのかな。でも、外の空模様がどよぉ~んとしている時に家の中で咲いてくれる花はかわいいね。リビングの窓の外に見えるのは向かいのマンションのバルコニーを飾るクリスマスライト。建物全体がクリスマスツリーのようで。あと2週間でクリスマス、あと3週間で新年かあ・・・。