リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ご近所さんとの楽しいパーティタイム

2022年12月19日 | 日々の風の吹くまま
12月18日(日曜日)。⚡❅☁。何となく目が覚めたとたんに、ブラインドの隙間からまぶしいフラッシュ。次いでゴロゴロゴロッ。カミナリだっ。カミナリを伴う雪はthundersnow(雷雪)と言って、東部の五大湖地方では珍しくないそうだけど、西の端のこの辺ではごくごく稀な現象。ベッド脇の時計を見たらまだ7時前で、外が明るく見えるので、そろりと起き出してダイニングに行ったら、あは、それほどの量じゃないけど、ルーフデッキが白くなっている。その後はすぐ静かになったので眠りに戻ったけど、8時を過ぎて起きてみたら、ダイニングの外のデッキは吹雪模様で、風に煽られた粉雪が渦巻のように舞っていて、起きて来たカレシも「こんなの見たことないな」。うん、ほんと。

日曜日は掃除日で、先週はお呼ばれで掃除をせずにでかけて、そのままとうとう1週間さぼりっ放しだったから、今日は2週間分の大掃除。その上に午後からご近所さんを呼んでのパーティだから、大汗をかきながらいつもより念入りに掃除。秋に引っ越して来た隣の若いカップル以外はみんな「行く」と返事をくれたので、パーティは私たちを含めて全部で6人。ドアからドアまで内廊下を数秒だから、外には雪が積もっていても平気なのがいいね。きれいに掃除をしたら、テーブルやいすを動かしてパーティの設定。クリスマス模様のランナーをテーブルに置いて、とりあえずワインとグラスを置いて、ま、パーティタイムの記念撮影。



白ワインを冷蔵庫に入れて、大皿を何枚か出して来て、まずは一番手間がかかる銀鮭のポケを作って冷蔵庫に。次は作っておいたグラヴラックスをスライスして、ステンレスのお盆の一端いレタスを広げた上に並べ、ガラスのチーズ皿にチーズを並べ、楕円形の大皿にコールドカットやヴィクターのお父さんが作ったウクライナ名物サーロ(豚の脂身の塩漬け)風に作ったパンチェッタを並べて、クラッカー2種類を2つのバスケットに空けて、ポケを底にレタスの葉を敷いた四角いボウルに入れて、グラブラックスの隣に置いて、市販のオリーブのタペナードをミニのキャセロールに空けて、食べ物の準備は完了。テーブルに並べ終わって時計を見たら午後12時50分。うは、後10分だっ。大急ぎで取り分ける小皿とスプーンやおしゃれな楊枝やナプキンをセットして、ほっとしたら1時。ドアの外に「お入りください」と書いた紙を貼って、いよいよパーティタイム。時間ぎりぎりまでかかったおかげで、カメラをそばに置いてあったのに、食べ物を並べたテーブルの写真を撮るのをすっかり忘れてしまったっ。うはぁ、残念っ。もう、一世一代というくらいおしゃれなパーティテーブルのセッティングだったのに・・・。

一番先に来たのは廊下の反対の端(北側の角のお隣さん)のジャネット。L字型の2LDK角部屋の端から端までぐるりとルーフデッキがあって、その面積は部屋とほぼ同じくらいの93平米。スーパーの経理の仕事からリタイアすると同時に戸建てを売って、「デッキが気に入ったから買ったの」だって。ほどなくして次に入って来たのは、おととし引っ越して来た西側の角のエヴァ。年の頃はアラフィフかな。ハンガリー生まれで、まだ現役でマーケティングの仕事。(ジャネットもエヴァもバツイチ組)。それぞれ好きなワインを注いで、カレシはジャネットとおしゃべり。ワタシはエヴァと英語が母国語じゃない同士で英語習得の苦労話や愉快なエピソードをぺちゃくちゃ。話が4人になったところで、エレベーター前の中部屋のクリスとカーラの夫婦が来て、おしゃべりはさらに賑やか。カーラが持って来てくれた手製のクリスマスクッキーがとってもすてき。リタイア計画の一部として、戸建てを売って事前販売で買って、入居まで2年賃貸して待っていたそうで、みんな真っ先の改装した我が家を「見学」したので、雨漏り騒動の話や改装のときのびっくりエピソードを交換し合って大笑い。お開きになったのは日がとっぷり暮れた5時半。こんなに長くいてくれて、カーラが「これからときどき持ち回りでやらない?」と提案したくらいで、ご近所さんパーティは大成功と言えるね。残ったポケを野菜と混ぜて「ポケサラダ」にしてちょっと遅い晩ご飯。外を見たら、あぁ~ら、風が描いたユニークな雪景色。クリスマスまであと1週間・・・。