リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ヘアドレッサーと客を1人2役で

2022年12月18日 | 日々の風の吹くまま
12月17日(土曜日)。🌧☁。雨で始まって、曇りから一時は何となく青空が顔をだしそうな感じだったけど、そのまま曇り。夜になって降雪警報が出たところを見ると、明日はほんとに雪ってことか。ニューウェストミンスターのあたりは15センチくらい積もるらしい。クリスマスショッピングの最後の週末だから、メトロバンクーバー中いたるところ交通渋滞なんてことにならないといいけどね。クリスマスの予報はまだ雨のままで、激安セールで知られる翌日のボクシングデイなんか何と40ミリ。ああ、やれやれ。もう春の気配が恋しくなって来ちゃったなあ。

カレシがレッスンをしている間に、まずはメール書き。英語訳の声をかけて来たお得意さんの社長には、翻訳チームに加わりたいとメール。ドロシーの作品の日本語訳について、すべて非公式だけどと断ったうえで、可能性があることを手短に報告。社長にはずいぶん引き立ててもらったから、きっと喜んでくれるだろうな。次のメールはクリスマスに呼んである役者のY君。新しい彼女が日本に帰ってクリスマスはひとりなので、どこにも行くあてのない仲間がいたら、クリスマスに来るときに1人か2人連れておいでとメール。だいぶ前に「クリぼっち」とかいう、ちょっと自虐的な流行語があったように思うけど、異国で家族志向の強いクリスマスにひとりぼっちはさびしいと思うよ。私たちは子供がいないから、若い人たちはみんな子供のようなもんだよねえなんて言っているうちに、いつの間にか若い人たちは孫に近い年ごろなっちゃった。というか、私たちが若い人たちのじじばばの年になったってことだけど。

今日の最後の食事になるランチの後は洗濯を始める前にヘアカット。きのうはカレシの床屋さんをしたので、今日はワタシの番。ただし、ヘアドレッサーはワタシで、お客もワタシ。コロナでサロンが休業してしまったので自分でカットするようになったけど、営業再開してもそのまま自分でカット。行きつけのサロンは歩いて2分もかからないのに、何だかめんどうくさくなってしまった感じ。まあ、バリバリのフリーラス現役だった1990年代は、サロンに行く時間なんかなくて、伸び過ぎたら自分でカットするという暮らしだったから、1人2役のヘアカットはお手のもの。今はバリカンがあるから、バスルームの床にビニールを敷いて、裸になってジャッ、ジャッ、じゃジャッと、後ろをちょっと刈り上げ風にしてカットして、そのままシャワーに飛び込むという芸当ができて楽々。コンタクトレンズを止めて眼鏡顔になったので、今までより短めにカットしてみたら、真ん丸な顔とけっこう釣り合いがとれて、おお、若返って見えるじゃないのと、我ながらの自画自賛。シャワーでさっぱりした後で、カレシに不揃いなところがないか見てもらって、あったら小さいはさみで揃えてもらって仕上げ。めったに人を褒めないカレシが、「よくできて入る。似合っているよ」と絶賛したくらいだから、ワタシヘアドレッサーに三重丸の花丸を上げてもいいかな。

夜はのんびりと洗濯物を片付けたり、『The Piano Teacher』の試し訳をしたり。デスクの下の足元が少々寒く感じられるのは、予報通りに気温が急降下して来たってことかな。ま、明日は冬ごもりということにして、ご近所さんを我が家に呼んでのパーティで、廊下を歩いて10秒だから、どか雪が降っても関係なぁ~い。あしたは朝から忙しくなるぞぉ。張り切って行こう。雪よ、降れ、降れ。