リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

めんどうをみているのは風邪の患者、それとも大きな子供?

2022年12月28日 | 日々の風の吹くまま
12月27日(火曜日)。🌧🌧。いやぁ、よく降ってるなあ。風もあるし、雨にかすむの向こうのフレーザー埠頭では、岸壁のすぐ下まで水位が上がっていて、これまで冬の積雪が極端に多かった後の春の融雪シーズンでもこれほどの増水を見たことがなかったな。いや、これじゃあ川下や海沿いの土地はあちこちで冠水しているんじゃないかなあ。月の接近による大潮の強まっているときに、パイナップル特急の大雨と大風と満潮が重なったトリプルパンチ。でも、特にバンクーバー市内はビーチがたくさんあるから、閑散としている冬のさ中でよかったね。



きのうせっかく再開したウォーキングだけど、カレシの風邪がピークに達しているようなので、今日は天気が悪いことを理由にとりあえず中止。ワタシの風邪はほぼ抜けたような気がするけど、カレシは鼻水が止まらなかったり鼻が詰まったりで、リビングのソファに寝転んでスマホをいじりながら、わざわざ大きな声でウぅ~ン、あぁ~、ぐじゅぐじゅ。あのさぁ、子供じゃあるまいし、そんなに一生懸命にならなくたってちゃんと聞こえてるから、安心してよ。でもまあ、その声もひどい風邪声だなあ。何となく微熱もあるみたいだし、もう一度コロナの検査をやってみる?と聞いたら、「きのうやって陰性だったんだし、それに綿棒を突っ込むとくしゃみが出そうになって困るから要らない」。たしかに、きのうは鼻がぐずぐずだったし、前の夜から咳もしていたから、コロナだったらもうウィルスがたっぷり増殖していて、確実に陽性と出て来ただろうね。ワタシは夜寝ている時に咳が出て困った以外は鼻水はそれほどでなくて、昼間はいたって元気だったけど、カレシは1日中ソファにゴロン。ときどき様子を見に行くと、あら、スマホを抱えたままスヤスヤ。やっぱり5歳の年の差は大きいのかな。そう言えば、この頃はちょっと猫背が目立ってきたような気もするなあ。来年は80歳の大台に乗るんだよねえ、風邪とは関係ないけど・・・。

午後になって、あまり食欲がないというので、晩ご飯はごく軽いものを作ることにして、フリーザーにあった小さな豚ヒレを解凍して、にんにくを入れてしょうが炒め。ご飯は発芽玄米と押し麦を解凍した生シイタケを入れてお粥風にとろとろ。カレシは自分は飲みたくないからと、ワタシの分だけマティニを作ってくれたけど、グラスになみなみのラスベガスサイズ。「目分量でひとり分作るのは慣れてないから難しいんだよ」。なるほど。でもまあ、込み入った料理をするわけじゃないから、ちょっぴり酩酊しても大丈夫だよね。できあがった晩ご飯は大きなお皿にお粥風ご飯ちょっぴりと豚ヒレの生姜炒めちょっぴりに煎りごまをパラパラ。コロナのパンデミックが始まって以来、しょうがとにんにくとごま(油)はワタシの免疫強化の三種の神器のようなものになっていて、これにしいたけを加えたら四種の神器。カレシはけっこうぺろりと食べてしまって、「ちょうどいい量だったけど、もうちょっと食べたいような気もする」。あっ、そう。

夜、(義)妹のマリルーからテキストメールが来て、長々と返事を書いて送信したけど、いつまでも「送信中」のサインがくるくる。長すぎたのかと思って、えいっと削除して、今夜か明日に電話するねとメール。折り返し「明日起きたら電話して。それともFace Timeで話そうか」。はて、Face Timeってアップルのアプリじゃなかったっけ。いっそのこと、カレシに手伝わせてZoomでやらないと返事したら、「Zoomは知らないけど、やってみるのもいいわね」。うん、じゃあ、あしたね。


この4ヵ月で2度目の風邪(コロナじゃなくて)

2022年12月28日 | 日々の風の吹くまま
12月26日(月曜日)。☁🌥☁🌧。静かなボクシングデイの休日の朝。バルコニーの気温は日が当たっているわけでもないのに10度。いきなり春のような陽気で、あのマイナス2ケタと大雪の1週間は何だったんだろうと思ってしまうね。大雨警報は解除になって、今度は強風警報。そういえば、こむら返りで目が覚めて、あちこちを歩き回っていたときに、キッチンのレンジフードから風が吹き込んでいたっけ。でも、風の方は朝ご飯が終わる頃には止んでいて、警報が解除されたと思ったら、お次は高潮注意報。夜半からの大雨と強風が明日の朝に最大級の大潮(キングタイド)と重なるので、海岸地帯では高潮による浸水の危険ということで、スタンレー公園の海沿いの遊歩道は通行止め。その後はまた大雨で、元旦まで雨続きと、何とも極端な天気だこと。あ、だから「お天気屋」って言葉があるんだな。

雨がひと休みしている間に久々のウォーキング。時計を持って出たけど、1週間ぶりなので、どうせかなりスローだると思って計時は取りやめ。歩道は雪がほぼ99%洗い流されていて。危なっかしいのは交差点だけ。角を曲がる車のタイヤで車道の雪が歩道の縁まで押しのけられたのが、雨を吸い込んでつるっつるだったりする。ま、それも乗り越えられない幅や高さじゃないから、足を滑らせないように気を付けて、よっこらしょとまたいで通ればオッケー。何ブロックか行ったところで、歩道と車道の間の芝生に針葉樹の枝や幹のこんもりとした塊。クリスマスツリーを捨てたやつがいたのかと思ったけど、飾りつけをしたの形跡がないから風倒木かなと思って、家の方を見て、わかった。だいぶ前から庭から歩道の上に覆いかぶさるようい傾いていて、通るたびに今にも倒れかかって来そうで危ないなあと言っていた大きな庭木が、先週の大雪と強風でとうとうほんとに倒れてしまったんだ。でも、これで安心して歩けるよね。

中国ではコロナが爆発的に広がっていて、上海では今週中に人口2500万人の半数が感染すると予測されているそうで、工場もオフィスも大半が感染して休んでしまってビジネスが機能しなくなっているらしい。まあねえ、世界中から冷笑されながら頑としてやめなかった「ゼロコロナ政策」をいきなりポイっと捨てたらこうなっちゃったということだけど、要するに習近平は決定の基礎となる知識や分析力、総合的な思考や展望は持ち合わせていなくて、命令を出して服従を強要して「オレはエライ」と安心するタイプなんじゃないかな。虚構の人なんだよね。だから独裁者になるわけだけど。案じた通り、上海ではカレシの生徒のセレナもコロナに罹り、時間の問題だったよねと言っていたら今度は南京のチオンが感染して、2人ともレッスンは休み。無事に回復してくれることを祈るばかり。

中国政府が大々的に自国製ワクチンを接種していたのはもう1年も2年も前の話で、効果はとっくになくなっているだろうし、元々従来型のワクチンだからその後の変異株には全く対応できていないだろうと思う。その上に厳しいロックダウンが長く続いて、日常的に市中で他人と接触する機会がなかったせいで、集団免疫ができなかっただけじゃなくて、マスクの常用で人間の身体が本来持っている自然の免疫力そのものが低下したのではないかという見方もあって、あり得ないことじゃないな。自然の免疫力の低下は中国だけじゃなくて、コロナ対策で集団的な行動を規制していたところでもそれはあるだろうから、インフルエンザと風邪がコロナと同時に流行しているんじゃないかな。オミクロン株はインフルエンザや風邪と症状がよく似ていて、しろうとにはどれなのかわからないから、咳や鼻水が出ると「すわコロナ」ってことになりそうだけど、だいたいは普通の風邪なんじゃないかと思う。私たちもそうだもの。クリスマス前にワタシが鼻ぐずぐず、咳ごほごほで、もしやと思って(政府から支給されている)検査をしたら陰性。今度はカレシが同じ症状が出て、移しちゃったかなと思いながら同じ検査をしたら陰性で、熱も喉の痛みもないから、つまりは風邪と判断したわけだけど、ずいぶん長い間風邪ひとつひかなかった2人がこの4ヵ月に2度も風邪をひいたのは免疫力が低下気味だからだとしか考えられないよね。