リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

水曜日は「こぶの日」のせいかでこぼこな1日

2024年03月07日 | 日々の風の吹くまま
3月6日(水曜日)。☁。寒いなあ。ウォーキングに行く10時になっても気温は公称1度。曇っているからあまり上がりそうにないな。モールまで1丁半で徒歩3分だからと高をくくってTシャツ1枚にカーディガンジャケットで出たら、いやぁ空気が冷たいの何のって。天気予報に雪のマークがないのが何よりで、気温は明日あたりから上がって週末は雨、雨、雨。来週の終わりから週末には15度とか17度とか信じられないぽかぽか陽気。外れる確率の方が高い天気予報だけど、当たるといいなあ。

きのうから洗濯乾燥機の排気口の掃除でルーフデッキの上にロープを渡してあって、けさになってもそのまま。外壁4面に排気口があるから他をやっているのかと思っていたら、午後になっていきなりホースの塊がどさっ。少しして今度はロープで長いはしごがするすると降りて来てうまいこと2個のプランターの間に「着陸」。おやおやと見ていたらスパイダーマンがするすると降りて来て、オフィスのすぐ外でモニターを睨んでいるワタシの目の前にはしごを設置。なるほど、ルーフデッキの上は我が家の階も含めて4フロアで、隣とのパーティションのこっち側にある排気口は4つ。きのうは我が家だけ踏み台に乗って掃除をしたので残りは3つだけど、屋上が大きく張り出しているのでロープで下がって来ても排気口に手が届かない。ホースを持ってはしごを上って行ったと思ったら、うはぁ、まるで吹雪。ルーフデッキに散らばった綿ぼこりは別のホースで隅に吹き寄せて回収して行ってくれたけど、我が家の時はひらひら程度だったな。ワタシは乾燥機を回すたびにフィルターを外して綿ぼこりを取り除いているからなんだけど、上の階でそうしてない人がいるんだろうな。

所得税の季節で、あっちこっちから申告用の利子やら何やらの明細が来ていて、今日は(また)Arts Clubからメールで月決めの寄付の税控除用のレシート。でも、ちょっと待てよ、先週すてに送って来てたんじゃないかな。そう思って、税申告の書類を保管しているファイルフォルダーの中を見たら、あった。でも、レシートの番号が違うし、寄付の集計日もレシートの発行日も、あら、金額も違うじゃないの。さっそくメールを送ってくれたステファニーにどっちがどうなのとメールしたら、「最初のは2022年度の分で、レシートをまとめていたときに紛れ込んでしまったみたい」との返事。じゃあ金額が少し多い方が「正しい」レシートってことね、とフォルダに戻したら、あら、クエスチョンマークを貼ったレシートがあって、よく見たら「正しくない」レシートと同じ番号。もしかして去年の申告から抜けていたのかもと、カレシとワタシの申告書をチェックしたら、うはぁ、どっちにもレシートの明細の中に入ってないじゃないの。つまり税金を払い過ぎたってことで、金額が大きいから修正申告をしなくちゃ。でも、ちょっと待てよ。レシートの番号は同じだけど、日付が違うし、金額なんか10万円も違うから、またステファニーにどっちが正しいのぉ?とメール。あぁ~あ、ゼイキンの季節はいつもストレスフル・・・。

返事は明日だろうからと、とりあえず寒風の中を買い物。牛乳の2リットルの紙パックが昔ながらの取っ手のついたプラスチックのボトルに変わっていて、何で?プラスチックは環境に悪いからと紙パックに変えたんじゃなかったのかな。もっとも最近は紙パックが開けにくくなっていたから、キャップをひねるだけで開けられて、紙パックのように別の容器に移さなくてもいいプラスチックボトルは大助かりだけどね。どこかで紙パックの供給不足が起きていると聞いたけど、はて一時的な変更なのか、それともこのまま紙パックと格闘しなくても良くなるのか・・・。

きのうも今日も演劇びたりで・・・

2024年03月07日 | 日々の風の吹くまま
3月5日(火曜日)。🌤☀。思ったほどには寒くならなくていい天気。あと2週間もすれば公式に春になるんだけど、次の日曜日からはいわゆる「夏時間」。順序が逆だと思うんだけど、昔は4月の末だった夏時間への切り替えが「春分の日」よりも早くなったのはアウトドアビジネスのせい。日暮れが遅くなれば仕事の帰りにちょいとゴルフを1ラウンドとかビーチでリラックスという気になるはず・・・という目論見だったらしいけど、効果のほどはいかに。コロナの前に夏時間の通年化が期待されて、BC州議会はとっくに廃止の議案を可決しているんだけど、同じ時間帯のアメリカ側の3州と同時じゃないとまずいということでアメリカ連邦議会の承認を待って・・・というはずだったのが、アメリカの議会は未だに砂場の子供のけんかの様相でそれどころじゃないないまま・・・。

ゆうべのArts Clubの新シーズン発表会は盛況だった。シーズン通しての前売り(サブスクリプション)を宣伝するのが狙いで、上演中の芝居のセットの前に大きなスクリーンを置いて、芸術監督のアシュリーが第1作から順番に紹介して行くんだけど、今回は1作ごとにミュージカルなら主演者の1人が1曲歌ったり、ドラマなら作者のメッセージのビデオを流したり、圧巻は剣士のチャンバラやベースになった古い名画のシーンとか工夫が凝らされていて、ひとつのショーになっていたのは立派。ざっと並べると、スタンリー劇場(650席)での第1作『Jersey Boys』で始まって、次にグランヴィルアイランド劇場(450席)で『Miracle on 34th Street』(名画「34番街の奇跡」の舞台化)。後はスタンリーでクリスマススペシャルとして『Dolly Parton’s Smokey Mountain Christmas Carol』があって、年明けから『Three Musketeers』(名作「三銃士」の舞台化)、『Cambodian Rock Band』、『Casey And Diana』と続いてトリはブロードウェイのヒットミュージカル『Waitress』。グランヴィルアイランドでは『Primary Trust』、『Burning Mom』と続いてトリはアガサ・クリスティーの『The Mousetrap』。ニューモント劇場(250席)はレギュラーの公演をせずに去年大ヒットしたクリスマスの特別ショー『The Gingerbread Men』だけ。これまでのシーズンより本数は少ないけど大きいスタンリーに主軸を置いて、さらにそれぞれの公演期間を長めにしているところが特徴かな。コロナで大打撃を受けて赤字に転落した劇団を立て直す手段としては賢いと思う。

今日は今日で、ワタシはハナちゃんとランチ。英語の勉強のためにも戯曲を読みたいと思って図書館に行ったけどシェイクスピアしかなかったというので、ワタシが持っているのを貸してあげることにして、本を渡すのにかこつけて2人で女子会ランチというわけ。ワタシの本棚には演劇に首を突っ込んでから買い集めた戯曲が150冊あって、第1回として選んだのはモリス・パニッチの荒唐無稽な『Girl in The Goldfish Bowl』とダークな『Gordon』の他にカナダの公民権運動を代表する(10ドル札になっている)ヴィオラ・デスモンドを描いたアンドレア・スコットの『Controlled Damage』 とジョージ・F・ウォーカーの『We the Family』 の4冊。カレシ用にツナサンドを作り置きしてモールへ。長居しやすいフードコートでスシ屋に行ったら、おじさんに「今日はお嬢さんと一緒ですか」と聞かれて目を白黒。娘だったらうれしいけどねえと返事したけど、(ハナちゃんはやっと30だから)お孫さん?と聞かれなかったのは何より。あはは。巻きずしを食べながら、(英語で)芝居の話、英語勉強の話、語学の話、食べ物(たこ焼き)の話・・・。

帰って来たらもう3時近くて、メールであさってのワークショップの材料が来ていたので、はっ、ワークショップは欠席だけどちゃんと読んでコメントや質問をまとめて送っておかなくちゃっ。演劇界での仕事から劇作家への道を目指している若い世代4人のBブロックはどれもコメディで、出だしの部分からおもしろそうだなあという脚本が勢ぞろい。ワタシが属するAブロックはもっと年が行った世代でワタシ以外は演劇界や文筆界で食べて来た人たちばかり。申し込んだときに脚本の草稿ができていると言っちゃったせいでこうなったのかな。Arts Club内部ではほとんどの人たちがワタシが芝居の翻訳者を目指しているのを知っているので、大口後援者としての立場との利害対立を避けるために「売り込み」をしたことはないし、ワークショップだって公募に応じて願書を出して受かって受講料を払って参加しているんだけど、もしもみんなが陰でそれとなく後押ししてくれているとしたら感謝感激。はいっ、心遣いを裏切らないようにがんばりますっ。