リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

おととしの所得税は払い過ぎだった!

2024年03月08日 | 日々の風の吹くまま
3月7日(木曜日)。☀🌤。うは、目が覚めたら、すごくいい天気。でも、予報では下り坂なんだよなあ。ま、今夜のお出かけ以外に出かける予定は当面ないから雨続きでもけっこう。もっともカレシは園芸センターに行くと言っているけど、先月から何度もそう言ってるからこっちはa grain of salt(話半分)ってことで・・・。

朝一番でArts Clubのステファニーから、同じ番号で内容が違う寄付金のレシートは去年2月13日発行のものが「正しい」とのメール。要するに2022年度の所得税に関するものだから発行日が今年の日付になるのはあり得ないってことで、ナットク。金額が少ない方だけど、月決め寄付を10%増やしたのは去年の春だったから、その前の年の合計額ってことで、これもナットク。それにしても、Arts Clubは非営利の特定公益財団なので、寄付を募って税額控除用のレシートを発行することができるんだけど、月決めの他に奨学金や助成金の基金を含む折々のファンドレイジングキャンペーンがあり、今日のディナーパーティのように参加費の一部が寄付になるものがあり、さらには思いつきで寄付をする人たちも大勢いて、2千円以上の寄付には1件ずつtax receipt(納税申告用レシート)を出さなければならないから、会計処理はさぞ複雑だろうな。

寄付する方は金額を合計して集めたレシートを添付して申告すれば税額控除が受けられるので、純所得の75%までという制限はあるけど、節税対策としてはいたって簡単で便利。だからいろんな慈善団体や公益団体に寄付をする人が多いわけで、そのせいで多種多様なファンドレイジングイベントが盛んだし、メディアでもしょっちゅう「寄付お願い」のコマーシャルが流れるし、救世軍とか大規模の事前団体から来る寄付を募る郵便には寄付の用紙に予め住所氏名を印刷して、ちゃっかりと返信用封筒まで入っているくらい。すごいのになると、頼みもしない(たぶん使いもしない)アドレスのステッカーやシールを同封して来て「寄付」を求めて来るから、それじゃあ厚意に基づく寄付じゃなくて送ったものに対する「お返し」の要求みたいな感じで、厚かましいこと甚だしい。ずっと昔だけど、グリーティングカードの束を送りつけて来たのがあって、その偉そうな態度にむかついたもので、カードを切手不要の返信用封筒に突っ込んでポストに放り込んでやったことがあったな。

寄付に関してはArts Clubにあげたいから何かにつけて寄付しているので、税額控除はワタシがあげたいところに直接あげて、政府が税金の使い道を考える手間と暇を省いてやっている「手数料」。子供がいない私たちは2人とも他界した後の遺産はすべてArts Clubが相続するように遺言書を作って弁護士事務所に預けてあるから、言うなれば折々の寄付は親が我が子に仕送りなどで援助するのと同じことじゃないかと思うけどね。ま、税金に関しては、会計事務所からの2023年度申告の質問表を待っているところだけど、それよりもまずは担当会計士のリズにおととしの申告を修正してもらって、払い過ぎた税金を返してもらわなくちゃね。レシートの金額が大きいから控除されるはずだった金額もけっこうな額になるんだもの。まったくもう、年に一度のこととはいえ、ゼイキンは頭が痛い。ま、今夜はそんなことを忘れて、Arts Clubのファンドレイジングディナーに行って楽しんで来ようっと。