リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

リタイアしていても休養日が欲しい時がある

2024年03月17日 | 日々の風の吹くまま



3月15日(金曜日)。⛅☀。朝ちょっと目が覚めたら、けっこう雲があるけどちょうど日の出の時間。写真を撮っているうちに、とんがり山の上から朝日の登場。どうやら予報の通り「春爛漫」の天気になりそう。学校は2週間の春休みに入るから今日でおしまい。でも、周りの山はほとんどが雪が消えてしまっているなあ。春休みでスキー三昧を目論んでいた人たちには残念至極な眺め。おまけに旅行ラッシュが予想されているバンクーバー空港では飲食関係のスタッフがストい85%賛成したそうで、72時間の事前通告を出せば週明けにもストに入れる勘定。雇用主は空港でも飛行機会社でもないんだけど、スタッフもクルーもみんなそれぞれの組合があるから、大混乱は必至かな。春は荒れ模様・・・。

カレシのレッスンが終わってウォーキングに出た頃はカーディガンジャケットが暑いくらい。マンション前のミニプラザにもけっこう人が集まって、ピクニックテーブルを囲んでおしゃべりに夢中。だいたいはいつも見慣れている顔ぶれで、市がプラザの真ん中に並べていた6つくらいのピクニックテーブルをてんでに歩道際まで動かしていたのがおもしろい。コンクリートの地面を派手なブルーとピンクに塗り分けたプラザのど真ん中じゃ気分的に落ち着かないだろうし、禁止されているタバコを吸うと目立つものね。プラザでは禁煙なんだけどいつも吸い殻だらけで、市が福祉事業にやらせているらしい清掃も肝心の掃除の人たちが休憩時間にタバコをぷかぷか。まあ、自分たちが描くおしゃれな街を作るのに熱心な(急進左派の)市議会は何をやっても裏目に出ているってことに気づいていないらしい。コミュニティの住民の交流の場とか何とか理想(夢想?)をぶち上げてはやたらと道路を閉鎖してミニプラザを作ってるけど、いつも集まって来るのはコミュニティのご近所さんとはほど遠い人達で、そこに好ましくない連中が寄って来るから厄介。困ったもんだな。

それでも午後には青空が広がって、カレシは何となく園芸。ワタシの買い物について来て、野菜の値段の高さにびっくりしたとかで、今年はラディッシュやレタスと言った育てやすい野菜をメインにするらしい。でも、張り切るのはいいんだけど、すぐに手入れがおろそかになってしまう傾向があるから、ま、種をまいてからのお楽しみってところ。何年か今日は3個、明日は2個みたいに実を付けていたイチゴは1月のマイナス2ケタの寒波で壊滅状態。去年はワタシがプランターに植え替えて大豊作だったシソはもっと暖かくなって水遣りを始めたら自然に落ちた種が芽を出すのかな。一番気になっていたのはルーフデッキの桜で、ずっと昔に札幌の実家の庭から持ち帰った種から育てて、鉢植えのままで最後まで残っていた1本。去年私たちがクルーズに行っている間に13個も花を咲かせたそうだけど、その後は葉を落とすのが遅かったので心配していたところ。それが葉なのか花なのかわからないけど、か細い枝に芽がたくさんできてほっと安心。カレシは毎年のように「大きな鉢に植え替えてやらないとなあ」と言ってはいるけど・・・。



午後いっぱいはリビングの窓際でのんびり。リタイアして窓からの眺めを堪能するために買った椅子になぜか落ち着いて座っている暇がないから笑っちゃうけど、だからこそたまぁ~に座って見ると新鮮な感じがするのかも知れない。新しいパタロ橋の工事も順調に進んでいるようで、今は(かっては川岸の倉庫街だった)フロント・ストリートを3月いっぱい車両通行止めにして橋桁などの大型の部材を搬入しているところ。主塔がずいぶん高くなったあと眺めていて、写真を撮ってみたら上半分に点々と穴が開いている。あそこからケーブルを伸ばすんだろうな。斜張橋は主塔に近いところから両側に同時に1本ずつケーブルを張って橋桁を作っては次のケーブルを張って橋桁を作ってというように組み立てて行くんだそうで、扇子を逆さまにして広げて行くようなイメージか湧いて来るけど、それを窓から見られるなんて何てラッキー。今から楽しみだね。