リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

工夫、工夫、また工夫

2019年07月12日 | 日々の風の吹くまま
7月11日(木曜日)。☁☀☀。雨、降ってない。7月なのにずいぶん涼しい夏だなあと思っていたけど、ラジオで「これが平均的な7月の気温だ」と言っていて、ええ、ほんとぉ?でも、よく考えたら、去年、おととしが2連連続で「異常に暑い夏」だったから、今年は感覚的に20度は夏日、25度は真夏日の「普通の夏」に戻っただけということか。(ワタシの生まれ故郷の釧路では、20度は真夏日で25度は猛暑だったけど、あれは60年も前の話・・・。)

さて、きのうオリジナルがあまりにも変てこだったので自分流に手直ししたミニチュアキッチンのオーブン。朝になって見直したら、やっぱり何だかしっくりしない。しばらくためつすがめつ見ていて、あはっ。オーブンドアのハンドルの位置が間違っているじゃないの。上段のパーツにハンドルを取り付ける穴があけてあったんだけど、これではオーブンを開けられない。そこでまた知恵を絞って一計を案じて、えいっとハンドルを外して、上段全体をコントロールパネルに作り変えて、下段のオーブンドアの「正しい」位置に目打ちで窪みを作ってハンドルを取り付けたら、あはぁ、やっと本物らしくなった。

   

一番最初のパーツからこれじゃあ先が思いやられるなあと思いつつ、次はシンクのあるカウンター。シンクのそこになる板の排水口にアルミテープを貼って、針でぽつぽつと穴。ふむ、誰もシンクの底までは見ないだろうと思うけど、お主、なかなか芸が細かいねえ。水道栓は太い針金を銀色のビーズに通して、星型のビーズを付けて、カウンターに糊付けしたはと目金に通して固定したらできあがり。これはいたって簡単。

   

でも、キャビネットの上に置いてみたら、また何か変てこ。はあ、キッチンなのにレンジがないじゃないの。説明書の表紙写真を見たら、シンクの横にはニンジンとバゲットが入ったかご。レンジのないキッチンで、住人の小人さんはどうやってご飯を作ったり、お茶を入れたりするんだろう。そこで、よく電気器具を買うとコードをまとめて止めてある黒いツイストタイ(ビニタイというのかな?)を持って来て、わっかを2個作って、アルミシートを切ってちょっと盛り上げて作った台に糊付けして、小さく切ったのを真ん中に十字につけたら、うん、ちっちゃなキッチンにぴったりの「2口コンロ」ができた。芥子粒みたいなビーズが残っているから、あした「スイッチ」を加えてやろうっと。

   

それにしても、このキット、ほんとに先が思いやられるなあ・・・。


中国製のミニチュアキットは知恵の絞りどころ満載

2019年07月11日 | 日々の風の吹くまま
7月10日(水曜日)。☁☂☁☂☁☀。何だかやけに天気が忙しく変わる。ルーフデッキに雨粒が見えなかったので、ジャケットも着ないで出かけた朝のウォーキング。クィーンズパークに向かって歩いていたら、4番ストリートをすぎたあたりでぽつり、ぽつり。少々の雨では傘なんかささないのがバンクーバーっ子の心意気とばかりにそのまま歩いて行って、公園の外の1番ストリートで回れ右。落ちて来る雨粒の数がだんだん増えて、「本気になって来た」とカレシ。帰って来るまでにちょっと濡れたけど、まっ、夏の雨はこんなもん。

午前中、金曜日の予定変更でArts Clubのビルとメールが行ったり来たり。日本からの客人からまだ確認の返事が来ていないと心配しているので、日本から持って来たスマホだから、こっちのネットワークに繋がっていなくて、スタバや図書館のようなホットスポットに入らないとGメールを送れないのかもしれないから、夕方までに返事がなかったら追跡するから知らせてと返事。結局は昼前に連絡がついて、金曜日は当初のミーティングの前にもうひとつミーティングが入って、案内役のワタシと落ち合う時間が30分早くなり、2つ目のミーティングが終わったら、カレシも加わって、どこかで食事をしながら、計画が進めば必要になる英語の勉強の相談という算段。東京の先生が後押ししているだけあって、夢を見ているばかりの若者とは違って野心満々、やる気満々な今どきめずらしい青年。ワタシはまた「壁に止まったハエ」を決め込んでいるけど、必要なヘルプは惜しまないつもり。

午後からいよいよミニチュアキッチンの組み立て。まずはシンクの下のキャビネット。片側にオーブンがついているけど、これが何とも変てこ。中に調理中の食べ物が入っているように見せるための「絵」が付いて来ているんだけど、絶対に変てこ。前2つのキットよりも雑な説明書の写真を見たら、下の部分の絵はピッツァ屋のオーブンで、上の部分には、あれ、オーブンに付き物のダイヤルの類がなくて、その部分に「中身」の絵。そんなオーブンないよ、もう。その絵を拡大鏡でよぉ~く見たら、何と「チーズ屋の陳列」で、びっくり仰天。キットが中国製だから、欧米の家庭オーブンがどんなものかよく知らなかったんだろうけど、それにしても・・・。

   
   これがオーブン?
   
   どうやらオーブンらしくなった

既製のキットにはこういうことがたまにあるんだけど、これはさすが中国製、あっぱれ!というべきかな。、このメーカーの説明書は一応一番丁寧なんだけど、それでも英語は今いち意味不明だし、細かな手順なんかもののみごとに吹っ飛ばしているし、作る方は知恵を絞って工夫、工夫。まあ、クイズを解くようでそれなりに楽しめるからいいんだけど・・・。


カラフルな公園、ショッキングブルーの花

2019年07月10日 | 日々の風の吹くまま
7月9日(火曜日)。☀☁☂。起床は8時15分。あは、ちょっとだけ早くなった。だいたいこんなところでいい
かな。先週のファーマーズマーケットで買って来て、朝ご飯のシリアルに入れて食べていたいちごが今日でおしまい。ブルーベリーも明日の朝食べたら終わりかな。ファーマーズマーケットは地産地消そのもので、夏のマーケットではそのときの旬の野菜や果物や、大きなスーパーには出て来ない野菜が買えるのがいいところ。ああ、次のマーケットデイのあさってが待ち遠しい。

午前中いっぱいダレ気味で、特に予定もないから、ミニチュアのキッチンを組み立てる準備。ウォーキングに出たのはランチの後。作り直しの作業が終わったはずのミニ公園(パークレット)はまだ工事フェンスに囲まれたままで、いつもたむろしていた人たちは道路の反対側の歩道に集まったり、フェンスの外のリサイクルごみ入れをテーブル代わりにしているけど、座れないから不便そう。新装なったこのミニ公園、地面を派手な水色やピンク色に塗って、外側の道路まで同じ。市役所は何を考えているやら。誤解を呼んでいたコーヒーチェーンに隣接する歩道との間にはプランターの間に小さなステージを作って、ごていねいにチェーンで仕切ってある。テーブルを置くのをやめたのはわかるけど、座るところはどうするんだろうね。プランターのジグザグの間にベンチでも置くつもりかな。でも、何だ=かヘンてこな空間と言う感じ・・・。

   

いつもの時間に晩ご飯の買い物にでかけて、今日は朝ご飯に欠かせないミルクとオレンジジュースがリストにあったので、ふらつきそうなくらいの重さ。それでも、道路向かいの雑貨屋の店先にあった見事な花が目に入って、そのまま通り過ぎることができずに、つい2鉢ゲット。値段は1鉢400円。ショッキングブルーとしか言いようのない色合いのこの花はエキザカムと言って、りんどうの親戚だそうな。そういえば、店先の棚には巨大な花を開いたりんどうの鉢もあったけど、花の大きさを持ってしても、このパワフルな青いエキザカムにはとうてい太刀打ちできないな。

   

おかげで、リビングとダイニングの間にあるサーバー(背の低い食器戸棚)の上は花盛り。ホットピンク、白、黄色のガーベラの鉢3つに、ショッキングブルーのエキザカムの鉢が2つ。後ろのほうに隠れてしまった小さなゴムの木が拗ねてふて腐って見える。明日またどうしても欲しくなるような花を見つけたらどうしよう。もう置き場所がないんだけど、色とりどりの花のある暮らしは気持が和らぐし・・・。


目がどうの指がどうのと言っていられない

2019年07月09日 | 日々の風の吹くまま
7月8日(月曜日)。☀☁☀。起床は8時半。ゆうべ寝たのが12時半と遅かったもので、ま、しょうがないか。夜中前には寝ているはずだったんだけど、バスルームでプランジャーを使ってコンタクトレンズを外していたら、右のレンズが吸着カップから外れて、ポンッとどこかへ飛んで行ってしまったから、さあ、タイヘン・・・。

左のレンズはまだ入ったままなので、カウンターの上とシンクの中を隅から隅までじぃ~っと見渡したけど、ない!床に落ちたのかと足元のマットの上を手でなぞってみたけど、ない。カレシのシンクの前のマットもなぞってみたけど、ない。騒ぎを聞きつけたカレシがえいっと2枚のマットを振ってみたけど、落ちて来た形跡なし。2人して四つんばいになってタイルの床を手探りしたけど、手応えなし。懐中電灯を持ち出して、横から床の上を照らしてみたけど、レンズは影も形もなし。しょうがないから、予備に取っておいた一代前のレンズを出して洗浄液で洗っていたら、あきらめずにマットの上を探っていたカレシが「あったぞっ」。えっ、あったって、どこに?「マットのケバの間に絡まって、振っても落ちて来なかったんだよ」。ああ、よかったぁ~。2人で探し回っていて踏みつけなかったのは奇跡中の奇跡。興奮が収まって、ベッドに入って眠りに落ちたのが12時半。やれやれ・・・。

それにしても、近ごろは小さなものが指先から跳ね飛んでしまうことが増えたなあ。先週は親指の付け根から手首にかけてシクシクと痛くて、弾力包帯をサポーターにしてしのいだ日もあった。特に利き手の親指の動きが悪くなって、気をつけていないと、人差し指とうまく連携できないで、指先でつまんでいたものがポンッとどこかへ飛んで行ってしまう。目は悪くなるし、手先は言うことを聞かなくなるし、やっぱり寄る年波かなぁ・・・。

そうぼやきながらも、今日は次のミニチュアに取り掛かる準備。2つあるうち、パリのアパルトマンにありそうな感じの小さなキッチン。寄り目になりそうな細かな花や鉢植えが少ないから今度は楽かなと思いつつキットの箱を開けたら、うわ、すごい数の部品。明日から始めるつもりで、晩ご飯の買い物に行った帰りに郵便箱をのぞいたら、郵便箱ルームの外にあるカナダポストの小包ロッカーのでっかい鍵。書いてある「C1」は一番大きなロッカーで、開けてみたらアマゾンの大きな段ボール箱。買い物を下ろしてからカレシと一緒に降りて来てロッカーから出したけど、中身は注文してあったミニチュアのうちの3個セットで、そのひとつは寿司処「桜寿司」。うは、あと4個来るんだから、指がどうのこうのなんて言ってられなぁいっ。

   
   ミニチュア第3弾
   
   みんな細かいなあ

   
   「桜寿司」の正面(完成予想図)
   
   「桜寿司」の内部(完成予想図)


雨がちでも楽しかった日曜日

2019年07月08日 | 日々の風の吹くまま
7月7日(日曜日)。☂☂☁。やだぁ、今日は午後にガーデンパーティがあるのにぃ。Arts Clubが個人支援者の中核グループであるADC(芸術監督サークル)のメンバーを招待して、毎年バンクーバーのお屋敷町ショーネシーの邸宅(古参メンバーの家)の前庭でやっているシーズン打ち上げパーティ。軽食と飲み物を楽しみながら優雅にクロッケーに興じると言う趣向で、元より遊びだからおふざけが入ったりして、最後には『不思議の国のアリス』のクロッケーみたいになる。過去15年で雨に降られたことはなかったそうだけど、しょぼしょぼの降りではあっても芝生が濡れ過ぎていて、クロッケーは中止かな。パーティの飲食は屋内に移してやるそうだから、それなりの服装で行こうっと。

パーティは1時からなので、出かけるのは正午ということにして、ランチはなし。それまで日曜日のクロスワードに挑戦。完成ストリークは56日。ここまで来ると100日を目指そうかぁなんて欲が出てくるから困る。日曜版は一番難しいんだけど、今日のはパズルの真ん中に別のパズルがあるような設定で、その小さいパズルには「○」の付いたマスが点々。うひゃっ、難しそう。ここへ来てストリークが切れちゃうのかなあ。でも、縦、横とマスを埋めていて、横に連続14マスの文字が埋まり始めたところで頭の上で電球がポッ。真ん中の小さいパズルはチェス盤で、○の付いてマスはチェスの駒があるところ。日曜版はいつもタイトルが付いていて、そこからテーマがわかったら後はけっこう楽で、リサーチしながらでも43分で完成。「ストリーク57日おめでとう」と出て来て、やったぁ~。完成したパズルはこんな感じ。

   

正午が近づいて、ちょっとおめかし的に着替えをして出発。川沿いのマリンドライブを走っていたら、ニューウェストは雨がしょぼしょぼだったのに、隣のバーナビーではかなりの降りっぷり。バンクーバーに入ったらまたしょぼしょぼで、西の空が明るくなっていた。パーティ会場に着いた頃には雨が止んで、クロッケー決行。パーティはお屋敷の中で、いや、すごい美術品のコレクション。いたるところに世界中から集めて来たという大小の愉快な彫刻やかわいい木彫りや細工物が所狭しと飾ってあって、壁という壁はすてきな絵でいっぱい。やっぱり代々の金持は趣味が違うなあ。地下のプレイルームには保育所なんか足元にも及ばない数のおもちゃのコレクション。孫たが遊びに来て実際に使うんだそうで、ふぅ~ん、世界が違うなあ、ほんと。

サンドイッチとワインのランチとにぎやかなおしゃべりで楽しい時間が過ぎるのはあっという間。個人寄付の担当マネジャーのキャサリンと女子会ランチは8月にしようねと話して、おいとま。楽しい日曜日だった。


シニア世帯では2人だけの時間が過ぎて行く

2019年07月07日 | 日々の風の吹くまま
7月6日(土曜日)。☁☁。目が覚めたら何ともう9時半。2人ともちょっと目が覚めたのが6時ごろだったけど、その後また深眠りしちゃったらしい。トータルの睡眠時間は9時間ちょっと。きのう何かとエキサイティング過ぎたせいかもしれないけど、さすがにちょっと長過ぎやしないかなあ。何となく年だなぁって気分になりそうで、やぁだ・・・。

朝ご飯が終わったらもう10時過ぎで、木曜日にシーラが来てくれたからとバスルームの掃除をサボることにしたカレシを横目に、ダスターをかけて、箒で掃いて、モップをかけて、ごみをまとめたら、もう11時半。カレシがランチは少し遅らせた方がいいというので、冷凍してあるスープを出しておいて、日課のウォーキング。ちょっとくたびれたので少し休んで、ランチは1時過ぎ。カレシが「晩ご飯は軽いのでいいや」というので、それならいつもの時間からずらさないで済むねと、何とか1日の「生活時計」を元の時間帯にリセット。でも、1日中あくびは出るし、気合が入らないしで、あぁ~あ、やっぱり年なのかなあ。あんがいすきっとしない天気のせいだったりして・・・。

と言うわけで、ランチが終わってちょっとのんびりしていたら、あら、もう晩ご飯の買い物の時間。我が家の晩ご飯はだいたい5時ごろで、これだけは旧居で変則的な暮らしていた頃から変わっていない。ほぼ毎日3時ごろにスーパー詣で。カレシが要るものを聞いて行くので、トートバッグがずっしり重くなることが多い。ミルクやジュースを買った日は10キロぐらいはありそうな感じで、そうでなくてもおチビのワタシの身長が重みで縮んでしまっているかも。カレシがマティニを作る「ハッピーアワー」が4時をちょっと過ぎた頃で、カウンターの反対側のスツールに陣取ったカレシとおしゃべりしながら、グラスを片手に晩ご飯のしたく。それでだいたいは5時ごろにご飯よぉ~ということになって、6時にはおしまい。1日分の食器がたまった食洗機を回して、それからコンピュータを落としてオフィスを閉める10時半ごろまで、カレシはスカイプレッスンに忙しかったり、ワタシはクロスワードをやったり、ブログを書いたり・・・。

オフィスを閉めたら共同作業で食洗機を空にして、寝る前のリラックスタイム。前は2人でナイトキャップを嗜んでいたけど、心臓手術をしてからは、カレシは作りたての熱々のココアとクッキー、ワタシは愛しのレミとおつまみ。何だかミスマッチもいいところだけど、11時半ごろにはお開きにして、「さぁ、寝るか」。これがシニア世帯の2人だけの時間。では、おやすみ・・・。


ハプニング続きでエキサイティングな日だった

2019年07月06日 | 日々の風の吹くまま
7月5日(金曜日)。☁☂☁。どよぉ~んとして、雨ぽつぽつのしょぼい日。それでもワタシは朝からちょっと興奮気味。だって、東京の先生にヘルプしてやってねと頼まれた若い人と午後にダウンタウンで会うことになっていて、その場にArts Clubの名誉芸術監督のビルも加わることになって、何かエキサイティングなミーティングになりそうな予感。午前中うろうろして、さっとランチを済ませて、カレシに晩ご飯におすしを買って帰るから、駅から電話するよと言い残して、いざおでかけ。

お互い初対面だから見つけやすいようにと選んだ場所で、まずビルが予告どおりひげ面に野球帽で登場。やっとリタイア暮らしが軌道に乗って来たと言ったら、「そりゃワーカホリックはすんなりリタイアなんかできないよね。ぼくなんかまだ慣れる途上だよ」と(ワタシより先にリタイアした)ビル。それもそうだよね。ワタシはフリーランス30年弱だったけど、カナダ演劇界を背負って来たビルはArts Clubを育て上げること45年だもの。そういう人とこうして友だち目線で話せるなんて昔は夢にも思ってなかったな。軽口の応酬で笑いあっているところへ日本からの来訪者が登場して、連れ立って近くのカフェへ。そこで・・・

コーヒーを買おうとしたら、何とトートバッグに財布入りのバッグが入っていない!ビルが「今日はぼくのおごり」と言ってくれたから助かったけど、ああ、タイヘンだぁ。テーブルについて、カレシに財布忘れてきたぁとメールを送ったら、折り返し「うん、本棚にあるよ」。あら、ワタシとしたことが財布を忘れてきちゃったんだ。朝から浮き浮きしすぎてたから、ああ、はずかしぃ~っ。ミーティングはビルが主導して、鬼が高笑いしそうな1年以上先の計画をあれこれ。そのうちに「来週の金曜日にアシュリーとのミーティングがあるけど、キミも来るよね」。え?あっ、そっかぁ。話が込み入って来たら通訳してねってことね。東京の先生にも頼まれてるし、よっしゃぁ。

ミーティングが終わって、ニューウェストの駅に着いて、カレシに晩ご飯を買うお金を持って来てもらおうと、電話したら出ない。(電話するって言ったのに。)メールにも反応なし。さらに5回かけても出ない。駅に向かっているのか。何かあったのか。どうしちゃったの?9回目の電話でやっと「ハロォ~」と間延びした声。「昼寝してて電話が聞こえなかった」んだって。寒いところで15分も心配しながら電話してたのにぃ。「車で行くから」というカレシが駅に現れたのはさらに20分後。駅のモールの寿司屋で握りと刺身の弁当ボックスをテイクアウトして帰宅。でも、カレシがすぐに特大マティニを作ってくれたので、今日のところはまあ許してあげよっか。ほんとにエキサイティングな1日で、くたびれた・・・。


老後の趣味は今のうちに材料を買いだめしとこ

2019年07月05日 | 日々の風の吹くまま
7月4日(木曜日)。☁☁☁。7月なのにちょっと涼し過ぎ。暑くて乾燥した夏になるって言ってたの、天気予報のサイトだったかな。ぜぇ~んぜんっ、当たってないじゃないの。でも、涼しければそれなりの服装をすればしのげるわけで、ヨーロッパみたいに40度なんて猛暑になったら、素っ裸になってもまだ暑くて、生きた心地もしないだろうから、どっちがいいかと聞かれたら迷わずに涼しめの方。

今日は久しぶりにシーラが来てバスルームの徹底掃除。最近はバンクーバー市内での留守番サービスを減らして、ニューウェスト市内で古くからのお客さんの留守番サービスと犬や猫のペットの世話の方に仕事をシフトしているんだとか。ニューウェストに自分の住まいがあるんだからもっともな話で、これならバンクーバーとニューウェストの間を車で往復しなくて済むし、私たちが留守にするときも、ビジター用駐車場の長期パスを申請しなくても、預けっ放しのビジターパスを使って都合のいいときに鉢物の水遣りや掃除に来てもらえるし、シーラの住まいは大きな家を改造したアパートで、部屋にはシャワーしかなくて風呂は共同なので、いつでも好きなときに来てゆっくりお風呂につかれるね。今年から規約改正で民泊が禁止になって、ビジター駐車場の利用パスも1回に最長2週間までになったことだし。

きのうのコーヒークラブで仲良しのご近所さんたちと久しぶりにわいわいとおしゃべりしたおかげで、なぁ~んとなくダレ気味だった気分がすきっしたので、よぉしとばかりにアマゾン(CA)でミニチュアのキットをまとめ買い。何種類ものキットがあるけど、ひと月かふた月に1個のペースで作っていたら、1年先にまだ新しいキットが手に入るという保証がないもの。仕事に追われていた頃に老後に読もうとせっせと本を買い込んでいたのと同じで、1、2年先の分まで買いだめしておこうというわけ。もしかしてこれ、いつもトイレットペーパーなどをどっさり買い置きしていた母の影響なのかな。でもまあ、本と同じで腐るもんじゃないから。

というわけで、アマゾンのサイトを引っ掻き回していたら、何と日本の居酒屋と寿司屋のキットがあったので、おおっと即ゲット。さらにギターやドラムスが置いてあるルームボックスサイズのバーもゲット。他にビーチハウスやかわいい部屋のキットもゲットして、全部で来年まで持ちそうな7個。アマゾンが30日無料でプライム会員になれとうるさかったけど、どっちみち送料が無料になるのでプライム加入はノー。注文の確認メールを見たら、通常の配達で到着は大半が3週間から1ヵ月後の予想だって。いや、ぜんぜん急いでないですから、はい。


マンションのコーヒークラブはおばあちゃんクラブ

2019年07月04日 | 日々の風の吹くまま
7月3日(水曜日)。☁☁☀。今日はちゃんと8時に起きた。今日は、詰まった下水管から逆流して溢れた汚水で被害を受けた1階のパーティルーム/会議室の修復工事のために5月、6月と中断していた毎月第1水曜日のコーヒークラブ再開の日。パーティルームの戸棚に備えてあったコーヒーや砂糖、クッキーが、汚水から沸いたのか、食品にたかる蛾(たぶんカシノシマメイガというやつ)が発生してすべて廃棄処分になってしまったので、今日は新しいコーヒーとクッキー、その他必要なものを全部段ボール箱に揃えて行って、いざ「新装開店」。

マンションの住人なら「誰でも立ち寄り歓迎」を旨とするクラブだけど、平日の午前中なので、実質的に「おばあちゃんクラブ」みたいなもの。集まったのは常連のドリス、エリザベス、トリッシュ、セレストで、ワタシを入れて5人。ドリスが90歳、フリーで声楽教師をしているトリッシュが60手前、後の3人は70代。管理組合の管轄内で立て続けに起きた高額な修理案件がまっさきに「まな板」に上って、下水管の仕組みや損害保険の仕組みにどうやら一番詳しいワタシが座長になって質疑応答。いくら毎年お金をかけて排水システムを清掃しても、ご近所さんみんなに少しでも運命共同体意識を持ってもらわなければ、これからも事故が起こって、嵩む修理費や保険料をカバーするのに毎年管理費の大幅値上げにつながるということで意見が一致。でも、オーナーとテナントが混在していて、多文化、多民族で、言葉が不自由な人も多いコミュニティをどうやって啓蒙すればいいかとなると、そこが難しいんだよねえと、みんな思案投げ首・・・。

難しい話題が一段落したところで、いつもの井戸端会議。昔話、旅行の思い出話、どこそこで何々のセールをやっているという情報交換、しまいにスーパーのSave-On-Foodsで最近増えたお兄ちゃんレジの「品定め」でわいわい。ワタシのお気に入りのジェイヴィーとフェニルはみんなにも大人気で、仕事が雑でむすっとしている若い女性のレジ係よりもずっと愛想がいいし、バッグに品物を詰めるのもとっても丁寧よねえと絶賛しまくったあげくに、こんなイケメンで気立てのいい子が孫(息子)だったらいいなあとため息をついて、まあ、かわいい男の子を「恋人」にしたいと言わない分別は、さすがに酸いも甘いもかみ分けたおばあちゃんだけあるよねえと自賛して大笑い。

正午が近づいたので、最近2度も転んで足元が怪しくなっているドリスが椅子から立ち上がるのを3人がかりで手伝って、エリザベスとセレストが部屋まで送って行って、トリッシュが後片付けを手伝ってくれて、2ヵ月ぶりのコーヒークラブはお開き。また来月ね!


人生100年の残りをムダに縮めないように

2019年07月03日 | 日々の風の吹くまま
7月2日(火曜日)。☂☁☀。起床は何と9時。もっとも近ごろは就寝時間が限りなく真夜中に近づいているから、必然的に起床が遅くなっているんだと思う。それだけ睡眠が取れているということだから、ま、いっか。それに、寝ている間に雨が降ってくれたおかげで、水遣りが不要で即朝ご飯になって、結局1日の活動開始はいつもの時間だったし。

三連休が明けて、連休前に値上がりしたガソリンもストンと下がったし、マンションのお湯もやけどするほど熱くはなくなったし、世の中はいたって静か。毎日が週末、365連休の我が家も、ちょっぴりだれ気味だけどいたって静か。朝ご飯を食べながら、カレシが「夜はもう少し早く寝て、朝は早めに起きたいもんだね」。ふむ、昔から宵っ張りで寝起きの悪い人、だぁれだっけなぁ。もう20年前だけど、カレシがリタイアしたとたんに我が家の就寝時間が午前様。主だったクライアントが日本にあったので、便利になったと喜んでいるうちに就寝時間がずるずると遅くなって、しまいには午前4時に寝て正午前後に起きる「擬似」日本時間での生活が引っ越すまで15年も続いたのだった。

変則的な日常でも規則正しければ大丈夫とは思っていたけど、朝早くから道路向かいの市営ゴルフ場で大型の芝刈り機のエンジンが唸るし、寝室のある側の路地をごみ収集のトラックが往来したりで、睡眠時間は8時間でも実際はあまりよく眠っていなかったような気がする。その上に、日没の早い冬の間は下手をすると起きて1日の活動が始まったと思ったらすぐに夕暮れが迫って来るという感じで、ほとんど外で日光に当たることもない「もぐら生活」。いくら食生活に気を配っても、高価なトレッドミルを買って運動しても、とうてい健康的とは言えない生活習慣だったわけで、引っ越さずにあの家に住み続けていたら、遅かれ早かれ2人ともポックリと逝っちゃってたかもしれないな。

うん、カレシは想定外のストレスで結局は心筋梗塞を起こしちゃったけど、それでも4年前に引越しのスケジュールの都合でいきなり「午後11時ごろ就寝、午前7時過ぎ起床」に切り替わったのは奇跡だったと思う。元々宵っ張りの2人なもので、どうしても就寝時間が遅くなりがちなのはしかたがないとしても、できるだけ8時前には起きるように、そのためには真夜中を過ぎてから寝る習慣を身に着けないように心がけなくちゃ。人生100年の時代に残された、のんびりと暮らせるリタイア人生をムダに縮めてしまいたくないもんね。楽しみたいことがたくさんあるんだから。


自分の国のことをよく知らないでいいのかな

2019年07月02日 | 日々の風の吹くまま
7月1日(月曜日)。☀☀☀。三連休最終日はカナダデイで、カナダの誕生日。もっとも、イギリス議会が1867年に「英領北アメリカ法」を制定して、東部4州を「カナダ自治領(Dominion of Canada)」として統合した記念日として始まったもので、1982年にイギリス議会が制定した「カナダ法」によって憲法をカナダに持って来て正式に「独立国」になるまでは、自治領発足の記念日を意味する「ドミニオンデイ」と呼ばれていた。元宗主国とはいえ100年以上も憲法をイギリスに(お願いして)預けておいて、派手な独立運動も戦争もやらず、独立しても立憲君主国としてイギリス王室をそのままカナダの王室として戴いているのがカナダのカナダらしいところかな。

晩ご飯の後で2人してバルコニーでコーヒーを飲みながらスマホをいじっていたら、「カナダ人10人のうち9人が市民権テストに落第」だって。何じゃ、それ?ワタシが市民権を申請したとき(1980年)にはまだテストはなくて、申請書を提出したら面接日までによく読んでおくようにと薄っぺらな「カナダの基礎知識ガイド」みたいな冊子が送られて来た。中身はカナダの地図やイラストの上に国土面積とか人口とか歴史とか言語構成とかがちょこちょこっと書いてある程度。当時は市民権判事との1対1の面接で基本的に冊子にあることについての質問に答える「口頭試験」。質問が簡単すぎたのか、しまいにワタシは温厚そうな判事とおしゃべりを始めるしまつで、判事が笑いながら手を差し出して「おめでとう」でおしまい。

あれは古き良き時代の話で、もう39年も昔。今では永住権も市民権も申請手続きは様変わりの様相。まあ、入って来る移民が激増すれば当然市民権の申請も増えるだろうから、個別の面接試験ではさばき切れなくなって(入試のように)まとめて試験をやるようになったことはわかるけど、それにしてもねえ。実際のテストでは10問中8問正解で合格のところ、調査での平均正解率は10問中5問。ケベック州では95%が落第と言うのは驚かないけど、学歴が院卒の人の「合格率」が全体の平均を下回ったとか、シニア層の合格率がわずか6%だったとか、自分の国に関することなのに、もう、何なのぉって感じ。

ちなみに、ワタシは10問全部正解だったけど、生粋のカナダ人のカレシは9問正解で何とか合格。カナダ自治領のオリジナルメンバーだったオンタリオ州より後から加わったBC州の方がスコアが高かったのはおもしろい。それでもやっぱり何だかなあ。良くても悪くても自分の国を知っているのって大事だと思うけど、もしも日本で日本人に似たような「我が国クイズ」を出してみたら、どんな結果が出るだろうなあ。


ミニ公園も大きな公園も禁煙地帯なんだけど

2019年07月01日 | 日々の風の吹くまま
6月30日(日曜日)。☀☀☀。暑くなって来た。三連休の中日。そして6月最後の日。あぁ~あ、もう1年の半分が過ぎちゃったんだ。ということはリタイアしてから半年と言うことか。そういえばもう仕事のことが頭に浮かんで来ることはなくなった。相変わらずいろんな「予定」が入っているけど、何かに追われているという感覚がまったくないのが、「納期」と言う名の仕事上の「予定」と違うところかな。ま、どうやらしっかりとご隠居さんモードに切り替わったようで、めでたし、めでたし。

暑くならないうちにウォーキングに出たら、マンションとなりの売りに出ている空き地のフェンスに沿って数人が談笑しながらタバコをもくもく。今までたむろしていたミニ公園が閉鎖中なので道路の人通りの少ないこっち側にたまり場を移したってことか。ルーフデッキから見下ろせるミニ公園の新しいデザインの特徴はジグザグに作ったプランター。元のデザインは「ポーチと庭」という思いっきり郊外族的な発想で、道路の南側を6番ストリートに出るだけの一方通行車線にして、東側半分をコンクリートの隔壁で区切り、板張りの「ポーチ」と人工芝の「庭」にしてあったけど、「ポーチ」部分に並べたテーブルと椅子をそばのコーヒーショップの屋外席だと思った人が多かったらしい。来週末までに工事を終える予定だそうだけど、さて、どんな「公園」になるのかな。

    木曜日

    金曜日

今日のランチは野菜春巻き。キャベツとにんじんとしいたけを刻んで、細切りたけのこともやし、にんにくとしょうがのペースト、少々のごま油と醤油を加えてよく混ぜたものを春巻きの皮に包んで、キッチンカウンターの一角に陣取ってしまったエアフライヤーで焼くだけのシンプルなもので、ソースはポン酢にすだち果汁を混ぜたもの。下ごしらえにちょっと手間はかかるけど、ヘルシーだし、何よりもカレシ好みのカリッカリにできるのがいい。この次はにらとコチュジャンで韓国風味とか、シラントロ(コリアンダー)とレモングラスでベトナム風味とか、いろいろ「何ちゃってエスニック風春巻き」を試してみようかな。

午後、クロスワードパズルのストリーク50日達成を目指して、一番難しい日曜版に取っ組んでいたら、外でけたたましくサイレン。大通りなので毎日のようにサイレンを鳴らした緊急車両が走るから、消防車、救急車、パトカーの区別がつくようになって、おっ、消防車。後でニュースを見ると、火事はすぐ近くのムーディ公園の芝生で、林に燃え移る前に消し止めたそうだけど、公園でマリファナを吸っていたらしい若者3人が捨てたマッチが火元とわかって、警察が目撃者からの情報を集めている、と。 いいかっこしいのジャスティンがマリファナ合法化なんてやるから言わんこっちゃない。ミニ公園が完成したら、しっかりパトロールしてくれないと苦情が殺到するよ、もう 。