リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

寿司と聞いて輝いたあの顔は忘れないよ

2019年07月27日 | 日々の風の吹くまま
7月26日(金曜日)。☀☀☁。忙しい日なのに8時半まで寝ちゃった。朝ご飯のはいつもの「鳥の餌」とバナナ半分の他にきのうのマーケットで1キロのパックを買って来たブルーベリーをごろごろ。シリアルなんだかフルーツカクテルなんだか。郊外の農業地帯ではいちごの収穫がとっくに終わって、今はブルーベリーとラズベリーが旬かな。他にブラックベリーとチェリー。ブルーベリーはワタシの大好物で、新鮮でぷっくりして甘いのを舌が青くなるくらい食べられる今の季節は幸せいっぱい。

午前中にシャワーを浴びてさっぱりして、少しだけミニチュアいじり。家具や小物を全部作り終わったので、いよいよ組み立ての段階。上げ下げ窓を作って取り付けて、上半分にレースのカーテンをつけて、花模様のカーテンを作ってかけて、今日はおしまい。説明書の写真では1枚のカーテンを真ん中で寄せてあって、何だかしっくりしなかったので、キッチンの隅の方の端に寄せてみたら、うん、レースも見えるし、いいじゃないの。3つ目ともなると説明書通りでなくてもいいやってことになるからおもしろい。

晩ご飯が少し遅くなるかもしれないので、少し多めのランチをして、2時過ぎにBMOセンターに向かって出発。電車は途中の駅で「急病人発生」とかで5分ほど遅れたけど何とか予定の時間に着いて、ビルと客人の後ろについてゴールドコープステージでちょうど進行中のリハーサル(テクリハ)を見学。零細劇団支援の一環としてArts Clubがシーズンオフにステージと設備を使わせて上演させているもので、何と『Silence of the Lambs』(「羊たちの沈黙」)をパロディー化したミュージカル。客人はすごぉ~く真剣に見入っていて、さすが。その後暑い中をグランヴィルアイランドの劇場まで歩いていって、ビルの案内でシーズンが終わってしぃ~んとしている稽古場やステージを見学。そしてビルのオフィスを見せてもらって、客人もワタシも大感激。何しろビルのオフィスは地元の演劇界の歴史が文字通りぎっしりと詰まっていて、その「ぎっしり」ぶりはすでに伝説になっているくらい。

ちょうと見学ツアーが終わった頃に携帯が鳴って、カレシがグランヴィルアイランドの駐車場に着いたというので、客人と一緒にSandbarで晩ご飯。すしバーがあるから寿司を食べられるよといったときの客人のうれしそうな顔と来たら。カナダに来て1ヵ月。ずっとがんばって、大きなおみやげを持って帰るんだもの、ヘルプした甲斐があったというもの。寿司と聞いて目を輝かしたあの顔は忘れることはないだろうなあ。