さきほど、山形響定期演奏会から帰宅して、録画してあったNHKのドキュメンタリー番組を見ました。
内容は大震災があった当日に、新日本フィルハーモニ交響楽団が定期演奏会でG.マーラーの交響曲第5番を演奏した時の事です。わずか100名少しの観客の前で、被害の状況もわからない中で、演奏会を開催した人々の心の葛藤をTVは映し出していました。
あの日は、山形響もちょうど鶴岡定期演奏会の当日で、地震が起きたときはゲネプロの最中でした。ドヴォルジャークの交響曲第7番、スメタナのモルダウ、マルティヌーのチェロ協奏曲を演奏予定でした。ゲネプロが中止になり、本番を開催するという話し合いの中で、事務局長の「一人でもお客様が来れば演奏会は開催する」という話に対して、「こんな状況で演奏会を行うのはおかしい!」と叫んだのは良かったかどうか?今でも判断がつきません。(山形響の定期演奏会は中止)一生答えは出ないと思います。
が、新日フィルの方々は、葛藤も不満も恐怖もありながら演奏会を行いました。そして、余震の中でもG.マーラーの交響曲第5番を演奏したのです。
私は学生時代の93年~山形響入団99年まで、新日フィルにエキストラとして大変お世話になりました。大井町JR工場で練習していた後期からすみだトリフォニーホールにフランチャイズを移すまでの時期にあたります。インタビューに答えていた方々のお顔も知っている方々が多く、人ごとではない、その時の気持ちの葛藤をリアルに思い出しました。
3月の後半にやっと山形響も活動を再開し、オーケストラの日で演奏して、感動したことは未だに頭の中に残っています。
音楽は人々の心の力になりえるという気持ちがまた薄れていました。番組を見て、この1年の自分の有り様を反省したのです。
日常に戻れば、良いことも悪いことも周りでは起きます。もう少しあの活動を再開した頃の純粋に演奏していて良かった~楽しかった気持ちをまた思い出しながら活動できたらと思います。
つまらないことでクヨクヨしないで、前に進みましょう!そうしましょう!
内容は大震災があった当日に、新日本フィルハーモニ交響楽団が定期演奏会でG.マーラーの交響曲第5番を演奏した時の事です。わずか100名少しの観客の前で、被害の状況もわからない中で、演奏会を開催した人々の心の葛藤をTVは映し出していました。
あの日は、山形響もちょうど鶴岡定期演奏会の当日で、地震が起きたときはゲネプロの最中でした。ドヴォルジャークの交響曲第7番、スメタナのモルダウ、マルティヌーのチェロ協奏曲を演奏予定でした。ゲネプロが中止になり、本番を開催するという話し合いの中で、事務局長の「一人でもお客様が来れば演奏会は開催する」という話に対して、「こんな状況で演奏会を行うのはおかしい!」と叫んだのは良かったかどうか?今でも判断がつきません。(山形響の定期演奏会は中止)一生答えは出ないと思います。
が、新日フィルの方々は、葛藤も不満も恐怖もありながら演奏会を行いました。そして、余震の中でもG.マーラーの交響曲第5番を演奏したのです。
私は学生時代の93年~山形響入団99年まで、新日フィルにエキストラとして大変お世話になりました。大井町JR工場で練習していた後期からすみだトリフォニーホールにフランチャイズを移すまでの時期にあたります。インタビューに答えていた方々のお顔も知っている方々が多く、人ごとではない、その時の気持ちの葛藤をリアルに思い出しました。
3月の後半にやっと山形響も活動を再開し、オーケストラの日で演奏して、感動したことは未だに頭の中に残っています。
音楽は人々の心の力になりえるという気持ちがまた薄れていました。番組を見て、この1年の自分の有り様を反省したのです。
日常に戻れば、良いことも悪いことも周りでは起きます。もう少しあの活動を再開した頃の純粋に演奏していて良かった~楽しかった気持ちをまた思い出しながら活動できたらと思います。
つまらないことでクヨクヨしないで、前に進みましょう!そうしましょう!