らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

はいどん!

2012年03月31日 23時59分25秒 | 好きな作曲家(作品)
 本日は年度末、今日で忙しかった2011年度もおしまいです。美里町での第九演奏会を終えて、急いで家路。

 何も用意していなかったので、北ジャ(通称)に寄り、それらしいケーキを買って家に戻りました。

 そうなんです。今日はうちの奥さんの誕生日なんです。世の中の旦那さんにとっては、奥さんの誕生日ってとても気を遣う日なんです。自分の誕生日は何もしてくれなくても別にかまわないのですが、奥さんはそうはいかないのです。私も気が利く方ではないので、毎年、数日前からそれとなく情報を流されてプレッシャ~をかけられるわけです。年度末で忙しいんだけど・・・は言い訳にはなりません。

 前もってプレゼントは渡してあったので、当日はとりあえずケ~キ!

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 何度も書いていますが、山形弦楽四重奏団は創立以来F.J.ハイドンの弦楽四重奏曲全68曲を演奏しようとしています(残り20数曲)。団の創立の時に継続は力のもと、半ば無謀とも言える68曲の全曲演奏を最大の目標に置いたわけです。音大学生の時の同級生にY君というハイドンおたくのような人がいました。毎日のように学校の図書館にこもって、ハイドンの弦楽四重奏曲を聴いている人でした。話すと作品54のいくつかの曲は素晴らしいとか、作品20のいくつかは感動的だとかしょっちゅう言っていました。当時は、若かったせいもあってハイドンよりブラームスとかチャイコフスキーとかもっと派手な曲を好んでいたので、ハイドンには興味がわきませんでした。まぁ知らなかったから(演奏したことのある曲さえ退屈に感じていたものです。演奏方法が全くわからなかったからが原因ですが)。

 もう40曲以上、山形Qで演奏してきているので、彼の曲の良さも体になじんできましたし、当時のY君よりおたく化しているかもしれません。忙しい毎日を送っているときに、家で静かにF.J.ハイドンの曲を聴いていると、とても心が安らぎます。

 ちなみに今日はF.J.ハイドンさんの280才の誕生日でもあります。
コメント
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