写真は、日本の初代首相~伊藤博文ではありません。
フランスの作曲家~Charles Camille Saint-Saëns,(1835~1921)です。サン=サーンスは、組曲「動物の謝肉祭」や交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」などが作品として有名ですが、そのほかの曲は、Vn協奏曲第3番 ロ短調 Op.61や、チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33など極一部の作品くらいしか、演奏される機会はありません。その作品には、2曲の弦楽四重奏曲や各ソナタなど優れたものが多いのにも関わらず、あまり演奏されないのです。
理由は色々あると思いますが、作風は折衷的と言われることも起因しているでしょう。彼の作品は誰かの作品に似ているものが多いのです。一作ずつ、誰かをリスペクトして作品を書いていたのかもしれません。
さて、明日と明後日は、山形響の鶴岡と山形での定期演奏会ですが、メインで珍しいことに交響曲第2番 イ短調 Op.55を演奏します。交響曲は未完のものを除き(番号なしも含めて)5曲ありますが、出版の都合で第2番という番号をつけられたらしく、5曲中4番目に完成された作品だそうです。
4番目・・・・・・。
実は、この作品は、R.シューマンの交響曲第4番 ニ短調 Op.120に似ています。
サンサーンスと聞いて、フランスものの生ぬるい、色合いがうつろうようなイメージをお持ちでしたら、ドイツもののようなかっちりしたイメージの曲だと思って、ご来場下さい。R.シューマンの交響曲第4番 ニ短調 Op.120を知っている方なら、ふぅ~~んとなるはずです。
彼の作曲した交響曲は、ほぼ第3番の「オルガン付き」しか演奏されませんので、我々にとっても良い勉強になります。
山形響に3回目の登場の下野竜也氏の指揮でお楽しみ下さい。普段の山形響と違うサウンドに会えますよ。
フランスの作曲家~Charles Camille Saint-Saëns,(1835~1921)です。サン=サーンスは、組曲「動物の謝肉祭」や交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」などが作品として有名ですが、そのほかの曲は、Vn協奏曲第3番 ロ短調 Op.61や、チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33など極一部の作品くらいしか、演奏される機会はありません。その作品には、2曲の弦楽四重奏曲や各ソナタなど優れたものが多いのにも関わらず、あまり演奏されないのです。
理由は色々あると思いますが、作風は折衷的と言われることも起因しているでしょう。彼の作品は誰かの作品に似ているものが多いのです。一作ずつ、誰かをリスペクトして作品を書いていたのかもしれません。
さて、明日と明後日は、山形響の鶴岡と山形での定期演奏会ですが、メインで珍しいことに交響曲第2番 イ短調 Op.55を演奏します。交響曲は未完のものを除き(番号なしも含めて)5曲ありますが、出版の都合で第2番という番号をつけられたらしく、5曲中4番目に完成された作品だそうです。
4番目・・・・・・。
実は、この作品は、R.シューマンの交響曲第4番 ニ短調 Op.120に似ています。
サンサーンスと聞いて、フランスものの生ぬるい、色合いがうつろうようなイメージをお持ちでしたら、ドイツもののようなかっちりしたイメージの曲だと思って、ご来場下さい。R.シューマンの交響曲第4番 ニ短調 Op.120を知っている方なら、ふぅ~~んとなるはずです。
彼の作曲した交響曲は、ほぼ第3番の「オルガン付き」しか演奏されませんので、我々にとっても良い勉強になります。
山形響に3回目の登場の下野竜也氏の指揮でお楽しみ下さい。普段の山形響と違うサウンドに会えますよ。