らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

感覚がない。

2013年01月02日 23時59分58秒 | 音楽
 (画像)2013/01/03 02:00発表の積雪量です。日付がかわってから前日のブログを書いています。

 年末年始と働き詰めのオーケストラが最近はあって、ジルベスター・ニューイヤーコンサートと年が明ける感覚というのが演奏家達にはなくなりつつあります。この習慣を良しとするか駄目とみるかは、色々な意見があると思います。普段から忙しく働いている演奏家の皆さんには盆暮れ正月もない!!と厳しい意見は言わないで下さいね。音楽家も人ですから盆暮れ正月くらいは、心安らかに休みたいのが本音だろうと思います。確かにフリーの時は休めませんでした。ギャラも普段より多くなるしね・・・。幸い私が所属しているオケは、盆暮れ正月は休みなので(当たり前だと思っているのですが・・・)、やっとゆっくり出来ているところです。

 年内最後の仕事から大晦日までが一年で、一番ウキウキする時期で、とにかく家事・雑用などてきぱきとこなしながら、美味しいモノを食べてゆっくり出来る時期です。ただただ1年の疲れをとる事に終止します。年が明けてしまうと、もう次の準備に気持ちが行ってしまって、練習や楽器のメンテナンスなどに時間がとられていきます。

 休みは休みのまま過ごすわけにはいかないのが、音楽家の宿命ですね。1週間くらい楽器に触らなくても仕事的には支障はありませんが(個人的な考えです!)、体が悲鳴を上げます。寒い時期にいきなりリハーサルで4時間演奏すれば、手・肩・腰などが痛むこともありますし、目がとにかく疲れますので頭痛もしばしば起きます。ちゃんとした個人キャンプの時間は必要なのです。普段の休み無い生活より体は楽ですが、耳や神経は個人練習で相当疲れます・・・汗。

 忙しさに負けない「仕込み」は、私には絶対必要なのでした。

 

 
コメント
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