食欲の秋

　霜月になりましたね。毎年この時期は、母校のある（武蔵大学・武蔵野音楽大学）東京江古田は、日芸を含めた3大学の学祭がかさなり賑わいます。

　だいたい仕事も入らないことが多いので、一度くらいは学生時代を思い出しながら江古田訪問したいのですが、練習やらなんやらでなかなか実現できません。

　さて、私は食に対してはグルメと言うほどこだわりもなく、らーめんやそばなどの麺類や餃子、お新香さえあれば毎日過ごせてしまいます。なので、美味しいモノを求めて彷徨うという行為も今までの人生ではあまりありませんでした。

　この秋、仕事で東北を巡る機会がありました。

　そんななか、私の食に対する考えを変えそうなくらい旨かったモノを紹介します。

　写真のフライなのですが、何だと思います？？

　三ッ又温泉で食べた岩魚のフライです。身を開いて揚げたモノですが、身がひっくり返っているので「でんぐり」と言うそうです。

　お腹がいっぱいだった私に旅館の方が最後に出してきた料理なのですが、この岩魚のほくほくなこと！！！！

　頭からしっぽまでかぶりつきましたよ。食べて幸せを心の底から感じたのはそうある事ではありません。料理で私の感情まで揺り動かすとは！！

　出会えて良かった「でんぐり」の話でした。

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