とうとう出ました。モザイクQのL.v.Beethoven後期弦楽四重奏曲集。
往来の他団体の演奏で聞き慣れた耳には、新しく感じる事が多々あって、とても興味深く聞くことが出来ました。
全体的にテンポは遅めで、良く歌われていて、目立たせる和音が良い効果を演出させています。Beethoven最晩年の後期弦楽四重奏曲は、作曲家が、演奏者の事を考慮しないで、己の言いたい事だけを書いた作品群で、古今の演奏家達が滑らかに演奏する努力(聴きやすさを求めたために)をしてきたのかも知れないのです。モザイクQの演奏を聴くと、玄人でも理解しがたい凸凹、不自然な音の連なりなどに、改めて気づかされます。しかし、それがBeethovenが書いた作品そのもので、永遠の現代音楽作品のような気がしてくるのが不思議です。
ここまで来たら是非!中期クァルテットも収録して欲しいと思っています。全集希望!
往来の他団体の演奏で聞き慣れた耳には、新しく感じる事が多々あって、とても興味深く聞くことが出来ました。
全体的にテンポは遅めで、良く歌われていて、目立たせる和音が良い効果を演出させています。Beethoven最晩年の後期弦楽四重奏曲は、作曲家が、演奏者の事を考慮しないで、己の言いたい事だけを書いた作品群で、古今の演奏家達が滑らかに演奏する努力(聴きやすさを求めたために)をしてきたのかも知れないのです。モザイクQの演奏を聴くと、玄人でも理解しがたい凸凹、不自然な音の連なりなどに、改めて気づかされます。しかし、それがBeethovenが書いた作品そのもので、永遠の現代音楽作品のような気がしてくるのが不思議です。
ここまで来たら是非!中期クァルテットも収録して欲しいと思っています。全集希望!