らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

師走(2018)

2018年12月01日 23時59分59秒 | 雑記
 あっという間に芸術の秋が過ぎ去り、忙しさが一段落にならないのが、私が所属している業界でございます。

 のぉ〜んびりした秋は、臨むべくもなく、時間に流されないように毎日少しでも充実した日を送ろうと、懸命にやっています。

 しかし、年齢のせいか、焦る事や無意識という行動が少なくなってきていて、ちょっとのことで感動したり、感度は良好でございます。

 さて、2018年もあと1ヶ月。

 明日は米沢伝国の杜ホールにて、山形響の演奏会がございます。

 園田隆一郎氏の指揮による演奏会で、普段の山形響の演奏とはひと味違うような気がします。山形響の指揮台に上がる方は熱演系の方が多いのですが、園田氏はオペラを自分の土俵にしているので、美しく歌う事を重視しているような気がするのです。自分達のやってきた音楽と違うと否定しないで、3日間のリハーサルで園田氏の音楽を奏でるオーケストラになっているので、山形響も随分懐が深くなった、もしくは色々な音楽に対応可能になったと、入団20年目を迎えた今、感慨深く思ったのでした。

 F.シューベルトの未完成交響曲や、L.v.ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」など名曲プログラムでお届けします。

 お近くの方もそうで無い方も是非、明日は米沢へ。
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