1997年のCDデビューが、J.S.バッハのソナタ第3番、パルティータ第2番&第3番(ソニー)でした。
それから彼女のファンは、約20年待たされてようやく残りのソナタ1、2、パルティータ1を聴くことが出来ました。
J.S.バッハの音楽は、弾く者にとっても力を抜くことの出来ない音楽で(本当に力という意味では無く、どちらかというと研ぎ澄まされた神経と言うべきか?)、聴く側も適当なイージーリスニングには適さないので、心がざわざわしている時は、音楽が五月蠅く感じたり、イライラに繋がったりすることもあります。
心穏やかに全てを受け入れるような気持ち(余裕を持って)で接さないと、聞く耳を持たない音楽なのです。
ようやく時間的にも余裕が出来てきて、じっくり聞く彼女の音楽は、20年という歳月での彼女の円熟を感じられる素晴らしいものでした。
デビュー盤で若い子が、よくこんな上質なBachを奏でられるな・・・と吃驚させられましたが、今回の盤を聴いて、人の成長というのは美しいとあらためて思った次第です。
彼女の残した2枚のBachは一生の宝物になりました。
それから彼女のファンは、約20年待たされてようやく残りのソナタ1、2、パルティータ1を聴くことが出来ました。
J.S.バッハの音楽は、弾く者にとっても力を抜くことの出来ない音楽で(本当に力という意味では無く、どちらかというと研ぎ澄まされた神経と言うべきか?)、聴く側も適当なイージーリスニングには適さないので、心がざわざわしている時は、音楽が五月蠅く感じたり、イライラに繋がったりすることもあります。
心穏やかに全てを受け入れるような気持ち(余裕を持って)で接さないと、聞く耳を持たない音楽なのです。
ようやく時間的にも余裕が出来てきて、じっくり聞く彼女の音楽は、20年という歳月での彼女の円熟を感じられる素晴らしいものでした。
デビュー盤で若い子が、よくこんな上質なBachを奏でられるな・・・と吃驚させられましたが、今回の盤を聴いて、人の成長というのは美しいとあらためて思った次第です。
彼女の残した2枚のBachは一生の宝物になりました。