らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ホットカルピス Vol.2

2018年12月18日 23時59分59秒 | 雑記
 昨日の続き。

 コーラの瓶は10円、運は良ければ1リットル瓶で30円・・・だいたい50〜100円くらいにはなったと思います。

 駄菓子屋では、メンコや仮面ライダースナック(カード付き)・・・(女の子はリリヤンってえのがありました)を買う子もいましたが、メンコは勝負に勝って増やせば良いし・・・、だいたいはアイスとかすももを買って食べていましたっけ。

 たまに誰かの家に遊びに行くこともあります。

 そこの家のお母さんが気を遣って、おやつを出してくれたのですが、家庭の裕福度が今から考えればモロに出てしまう所です。

 裕福な家の子の家に遊びに行けば、バームクーヘン(だいたいケーキ類)や紅茶など。その下ならかっぱえびせんとお茶など。貧乏な家の子ならジャムの付いた食パンとか味噌おにぎりとか。

 毎日友達達と遊びまくっていましたから、どんなおやつが食べたいかで、遊ぶ友達(メンバー)を決めていたように思います。

 お〜っと題名のホットカルピスでしたね。

 私は兄弟が多いので、家のおやつは争奪戦で、カルピスなんていうものは珍しく一瓶買っても、兄弟で何杯も飲めるしろものでは無かったのです。

 氷を入れて、うす〜いカルピスを飲むのが通常でした。

 あるときに裕福なお宅へお邪魔したときに、そこのお母さんが激的に濃いホットカルピスを出してくれたのです。

 一口飲んだときは、それがカルピスだとは思いもしませんでした。

 寒空で遊んできた子供達には、極上のおやつだったのです。

 おじさんになった今でもホットカルピスを飲むと思い出すのは、そのこの家の外観と、その友人とそのお母さんの笑顔なんですよね。

 味覚と記憶が完全にくっついているんです。

 思い出話でした。 終わり。
 
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