らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

マウスピース

2020年06月22日 23時59分59秒 | ヴィオラ

 マウスピース(参考写真)て、格闘家が使うイメージありますよね。

 確かに・・・・・。

 以前、歯の状態が思わしくなく(2012年頃)、近所の歯科に定期的に通うようになり、マウスピースをつくって頂きました。

 最初は、ストレスによる歯ぎしり対策で、参考写真の物よりもごっつい物で、今でも夜寝るときに装着して寝ています。効果はてきめんで、熟睡できるようになり、歯の状態も上向きました。ストレスをあまり感じなくなったのも要因かもしれません。

 今日は、そんな話では無くて・・・・・・・。

 自粛生活中に、以前よりヴィオラを練習するようになりまして・・・・最近歯医者に行ったら、「ストレスを感じていませんか?」と歯医者さんに言われたのです。自覚症状が無かったので、少し考えたらヴィオラの練習内容が学生時代にやっていた音階やエチュードに切り替わっていて、知らずに歯を食いしばっていたことに気づいたのです。明らかに楽器を構える左側の歯だけにストレス症状が現れていました。(決して自分の演奏が嫌になってストレスを感じていたわけではございません。たぶん)。

 自分の生徒には言っていたのですが、歯を食いしばりながら演奏すると首や肩にも負担になって、大きい音だと思っても実は伸びの無い音だったりします。奥歯をかみしめない方が良いのです。

 実験で、口の中に余裕を持たせて演奏した物と歯の食いしばりを気にしないで演奏した物を録音してみました。

 明らかに歯を食いしばらない方が、力が抜けて音の伸びがベターなんです。

 歯の食いしばりだけを意識して練習するのも何だかなぁ〜?と思いましたので、参考写真のようなマウスピースを使用し始めました。

 以前から所有していたのですが、夜寝る用だけしか使用すること無く放置されていた物です。

 使用してみると疲れが半減するので、練習時間が長くとれるようになりましたし、マウスピースのおかげで歯を食いしばる時に意識が向くようになりました。口の中でキュッとした感覚が生まれるので、今歯を食いしばったと意識できるのです。

 食いしばったときにも歯への悪影響が軽減出来るし、悪癖を矯正するのに役立っています。

 同じような事で悩んでいる人がいたら、歯医者さんで作ってもらえますので、おすすめです。

 

コメント
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