もう以前の用な自粛期間中ではないですが、バルトロメオ・カンパニョーリ(Bartolommeo Campagnoli 1751~1827)の41のカプリース Op.22(無伴奏ヴィオラのための)を練習した後、リリアン・フックス(Lillian Fuchs)のヴィオラのための15の性格的な練習曲(Fifteen Characteristic Studies for Viola〜1965)に取り組んで、本日全曲終了しました。
リリアン・フックス(1902〜1995)は、アメリカのヴィオラ奏者であり作曲家でもあります。ヴィオラの名手で数々の録音を聴くことが現在でも出来ます。
ヴィオラ奏者(元々ヴァイオリン奏者でデビュー)が書いたヴィオラの勉強のための作品は、教育に主眼が置かれていると思いますが、聴いていても無伴奏作品として成り立つようです。一部ソリスティックな要求もありました(主にフィンガリングなど)。
カンパニューリを練習して左手の指の独立が出来てきていたので、割とすんなり演奏できる曲も多かったのですが、古典派作品のカンパニョーリより近代よりで和音の広がりがあり、そこに一番苦労したかもしれません。しかし、どの曲も私には魅力的で、またいつかやろうと思います。
数十分で演奏できるようになる曲ばかりではなく、何日か根を詰めないと通らない曲も数曲ありました。別の奏者でCD録音があったので、大いに役立ちました。
一応15曲全部終了。(おまけもあったかも・・・・)。
最近エチュードを練習するのがますます楽しくなり、次は何にしようか検討中です。