らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

自粛生活中の課題 vol.1

2020年07月03日 23時59分59秒 | ヴィオラ

 3月から始まった自粛生活で、何か目標を立ててヴィオラを練習して行こうと決心しました。

 そこで、以前にも記事にした「バルトロメオ・カンパニョーリ(Bartolommeo Campagnoli 1751~1827)の41のカプリース Op.22(無伴奏ヴィオラのための)」をもう一度じっくり練習する事にしました。

 過去記事

ヴィオラ Vol.26 - らびおがゆく Vol.3

 以前書いた記事と内容がかぶってしまいますが、もう一度記すと、この41曲の奇想曲は、音楽大学の受験のために出会って、音楽大学入学前後でよく練習したものです。記憶だと駆け足で、1週間に2〜3曲位を若い勢いだけで先生の前で演奏したみたいです。(曲によっては記憶の彼方なのですが、書き込みがあるので、当時練習したのでしょう)。

 演奏してお金をもらうようになって既に30年以上経ちました。半世紀以上生きて、今更個人レッスンに行くのに時間も根性も無いので、自分が生徒に課題を出して、生徒が練習してきてレッスンするように、自分に対してセルフレッスンをして、次の課題に行っても宜しいと思うまで、練習してみました。(自分に甘くならないように、なるべく頑張りましたとも!つい生徒には偉そうに言ってしまいますが、さて自分はそれが出来ているんだろうか?といつも自問自答しながらの練習になりました)。

 やっとの事で、このたび41曲のカプリース練習し終わりました。よく覚えていた曲も全く記憶の彼方だった曲も全ての曲が、本来の忙しさに流されそうだった(実際流されていました)自分のヴィオラテクニックを取り戻しました。

 自粛生活は、あらためて自分のヴィオラと向き合う良いきっかけになったのです。

 vol.2に続きます。

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