革ジャンを着ようかと出したところです。冬ですね・・・そろそろ。
さて、本日より山形響 第297回定期演奏会のリハーサルが始まっています。
詳細
第296回定期演奏会
2021年11月20日(土)19時・21日(日)15時開演
会場:山形テルサホール
指揮:阪哲朗
ヴァイオリン:辻彩奈
・芥川也寸志 弦楽のための三楽章「トリプティーク」
・J.シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
・J.ブラームス 交響曲第4番 ホ短調 Op.98
芥川也寸志の「トリプティーク」懐かしい・・・。アマチュアの時に全パートを弾いたことがあります。www。プロの活動を始めてから弾いたのは1,2度なので、ヴィオラパートが一番慣れていないかも・・・・。J.ブラームスの交響曲第4番は、アマチュアの時からつい数年前までロマン派の重要(ど真ん中)な作品だと思っていました。(ブラームスの作品に対して)。数年来、ベートーヴェン全曲弦楽四重奏曲を弾いたり、交響曲を全曲引く機会が多くあり、ベートーヴェンに心酔していたブラームスのイメージがだいぶ自分の中で変わりました。モーツァルトの弦楽四重奏曲を弾いている時のように、誰かが縛られるような音型を演奏していて、何処か不自由さ、息苦しさを感じるのです。拘束された中での自由を見つけるような・・・・・。ブラームスの作品にも同じような古典派の音楽〜もしくはそれ以前のバロック音楽の上に立脚しているように感じるのです。一演奏家の陳腐な気持ちより、オーケストラ全体での和音進行を楽しむような作品に感じます。メロディ専攻で薄い伴奏の作風ではないですからね。とても低音域、中音域の役割が重要なのです。明日からシベリウスのリハーサルも始まります。とても好きな作品なので、楽しみです。