人の時間の感じ方はそれぞれで、今まで生きてきた時間の長さと関係すると聞きました。
幼い時、小学生の頃は、1年間が長く感じられるのも、今まで生きてきた時間との比較にあるからです。5才の子にとっては、1年間は自分の人生の1/5で、80才の人にとっては、人生の1/80でしかないのです。
同じ1年という時でも年齢によって、感じ方が大きく違うのです。
確かに小学生の頃の夏休みの1ヶ月は、ラヂオ体操したり、プール教室に通ったり、親戚の家に泊まりに行ったり、宿題したりとにかく長く感じましたが、今の8月のひと月なんて、仕事に追われているうちにあっという間に過ぎ去ってしまいます。
もう一つ、辛いことをやっている〜例えばどうしても興味の持てない授業を受けている時は、たった1時間弱が永遠に感じたし、久しぶりの旧友との再会食事会2時間はあっという間です。
結局時間は、人の感じ方ということです。
私がやっている音楽という職業も楽譜を演奏するタイムの感じ方は人それぞれです。現代曲のように正確なメトロノーム表示がある場合もありますが、演奏する機会の多い古典派〜ロマン派の音学は、ほとんどAllegroなどの速度記号だけで、演奏奏側にテンポの選択権が生まれるので、各々の演奏で速度が変わるのです。
最近は、スケジュール的に忙しくしていますので、家にいるとあっという間に5分、10分が過ぎてしまう気がしています。あぁぁもう寝なくては行けない時間だぁ〜〜〜と思うこともしばしば。ボォ〜っとしているからなんですかね。
今日は、時間について書いてみました。