らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

改善

2021年12月11日 23時59分59秒 | ヴィオラ

 昨年末、楽器の大修理をした時に、以前から気になっていた顎当てを写真のものに交換しました。

 以前のものは黒檀製で、高さもあったので顎に引っ掛けるには重宝したのですが、元々重めの楽器だった(黒檀は重い)のと首のこり(たまに痛み)が発症することがありました。

 なので、何の引っ掛かりもない中央に装着するタイプのもの(ちゃんとした型の名前がありますが、ここでは良いでしょう)で、柘植製(軽い)のものに交換したのです。

 このタイプは、あまり在庫が無いので、探すのに少し時間がかかりました。

 交換してからやく1年。ほとんど首への支障はなくなり、私は快適に感じてます。

 一つ勘違いしないで欲しいのは、写真のタイプの顎当ての方が、首に負担が減るわけではありません。私にこのタイプが合っていただけで、本来は各々の演奏方法や身体のつくりによるのです。

 高校生や大学生を指導する機会がありますが、何年もヴィオラを弾いて来たのにも関わらず、顎当てとは違いますが、間違った肩当ての装着をしている子が割と多いのです。

 現在、私は肩当てを使用していませんが、肩当てを初心者の時にクラブ活動の先輩か顧問の先生から装着の仕方を見よう見まねでつけ始めるので(本当は必要ない子もいるはず)、肩当てではなく腕当てのように装着してしまっている子がいるのです。肩当ての左側はちゃんと左肩に乗っているのが正解で、左上の上の方に乗っている人は直した方が良いでしょう。

 ヴィオラはヴァイオリンよりも大きく、重いので、体に負担が少しでもかからない方法を個人個人が見つけるか(初心者には難しいかも)、指摘できる先生が必要だと思います。

コメント
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