多分、上野駅構内の本屋さんで購入した文庫本。
新幹線の発車待ちの時間にふっと目に止まったので購入。
ブックカバーを付けてもらうのも懐かしい。最近は付けてもらわないか、中古本を買うことが多いので。
それにしても本も値上がりしたと思った。500円以下の文庫本なんて、ほぼ見ないもの・・・・(時代遅れか・・・・)。
島津豊久。自分の知識不足からほぼ知らなかった人物。島津氏といえば薩摩藩のお殿様〜幕末の斉彬、久光くらいしか知識がない。
豊久は、戦国〜豊臣時代〜徳川時代に生きた人物。
島津家にも本家・分家があって色々な相関図があり、最初から最後まで興味深く読むことができた。
内容はネタバレになるので書かないが、歴史の有名人物より、その下だったり、敗れた武将の方だったり、唯の下っ端の人物の方が興味を持てる。
旋律をほとんど弾かないで、裏方に回る影の役割を生業にしているヴィオラ奏者の好みなのか・・・・。
歴史の代表者の下に多くの埋もれた人間がいて、人生があってという話に最近は特に惹かれる。
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