オケの同僚達が多く住む山形市よりも、ここ大江町の方が幾分涼しくて、日中の最高気温は少し低いくらいですが、朝晩の気温の下がり方は多めです。山形市のように25度以上の熱帯夜になることは、ほぼございません。暑がりな私にとって、なんと過ごしやすいのでしょう!
大江町のお気に入りポイントはそれくらいにして、山形弦楽四重奏団の第77回定期演奏会(10月予定)で、L.v.Beethoven 弦楽三重奏曲第4番 ハ短調 Op.9-3を演奏します。
昨年の1月定期後にメンバーが1人抜けて、3人になってしまった山形弦楽四重奏団。結成した2000年には、実は2020年が、ベートーヴェンイヤーなのは知っていたので、「20年も経てば、記念の年にベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲チクルスをやったりして・・・」と大きな目標があったのですが(他のメンバーにも話したことはありません。おそらく)、その目標を実行に移すことが出来なくなってしまいました。コロナ問題が、あるのも聞いていませんでしたし・・・。
ベートーヴェンの弦楽三重奏曲は、Op.3、Op.8、Op.9-1~3の5曲あります。
通常、弦楽四重奏団が弦楽三重奏曲を演奏する時は、ヴァイオリン奏者にトラブルがあった時や依頼演奏会でクライアントさんの予算が少ない時、要望があった時などがあげられます。なので、大好きな曲達なのに4人で活動していた時は、今後演奏するチャンスはないかもな・・・・と漠然に思っていました。
4人が3人になった今だからこそ、マイナスをプラスにかえる時だと思い、昨年の4月よりベートーヴェンを演奏するように企画して参りました。
今度の第77回定期演奏会で、5曲全曲演奏が達成となります。
個人的なことを申せば、普通大学のアマチュア時にOp.9-3の第1楽章を宴会の余興として、今は亡き先輩と演奏したことがあります。先輩が良い曲あるからと紹介して下さったのですが、その時は難しくヒィ〜ヒィ〜言っていましたっけ。しかし、良い曲だったイメージはそのままでいつか演奏しようと思っていました。音大に入り遊びで友人達と演奏したっきりで、今回が表向き本番の初体験となります。
本日から山形Qのリハーサル始まりました。たくさん練習して、本番を迎えます!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます