山形Q 第75回定期演奏会にプログラミングしている清瀬保二 弦楽三重奏曲。
本番までに一度くらいは音源を聴いておきたいと思って購入。
清瀬保二(1900〜1981)、入野義朗(1921〜1980)、呉泰次郎(1907〜1971)の弦楽三重奏曲、そしてボーナストラック的に幸松肇の八木節(弦楽三重奏版)が入っている。
CDレーベルのミッテンバルトは、隠れた邦人作品を積極的に録音〜CD販売を行っている。
邦人作品と言うだけで、大のクラシックファンでも毛嫌いする人が多くいる。西洋音楽と訳されるクラシック音楽の中には、日本人が作曲した良い作品がたくさんあるのだが、全く聴かないで終わってしまう人も多そうだ。
しかし、菖蒲弦楽三重奏団が演奏するこれらの曲は、決して難しい曲では無く、声部も少ない3人という形式なのかとても聴きやすい。
バルトークやシェーンベルク、ショスタコーヴィチらを聴くのであれば、日本人の心に訴えかけるような響は、むしろ心地良い。
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