らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

『日本弦楽三重奏曲の世界2~清瀬保二、入野義朗、呉泰次郎』

2020年02月19日 23時59分59秒 | お気に入りのCD

 山形Q 第75回定期演奏会にプログラミングしている清瀬保二 弦楽三重奏曲。

 本番までに一度くらいは音源を聴いておきたいと思って購入。

 清瀬保二(1900〜1981)、入野義朗(1921〜1980)、呉泰次郎(1907〜1971)の弦楽三重奏曲、そしてボーナストラック的に幸松肇の八木節(弦楽三重奏版)が入っている。

 CDレーベルのミッテンバルトは、隠れた邦人作品を積極的に録音〜CD販売を行っている。

 邦人作品と言うだけで、大のクラシックファンでも毛嫌いする人が多くいる。西洋音楽と訳されるクラシック音楽の中には、日本人が作曲した良い作品がたくさんあるのだが、全く聴かないで終わってしまう人も多そうだ。

 しかし、菖蒲弦楽三重奏団が演奏するこれらの曲は、決して難しい曲では無く、声部も少ない3人という形式なのかとても聴きやすい。

 バルトークやシェーンベルク、ショスタコーヴィチらを聴くのであれば、日本人の心に訴えかけるような響は、むしろ心地良い。

HMVジャパン


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