キレイな光沢のアオムネスジタマムシ(タマムシ科)がいました。 もともと海岸に良く生えてるモモタマナ(別名コバテイシ、非常に有用でオイラも実が好き)が好きな虫なんですが、石垣では海岸沿いの道路にもモモタマナを植えてるので、比較的見れるチャンスが多いです。 内地にいる時はタマムシを見つけたら「おっ」て感じだったのにね。
アヤムネスジタマムシと言うそっくりなタマムシも石垣にはいるんですが、違いはチョッと小さいくてドングリ系の樹が好きだと言う事と、胸に綾模様(バッテン模様)があるか無いか、アオムネの方が黄色が強いといった感じでしょう。 実際ネット上で調べて見ましたが綾模様が分るような画像どころか胸側の画像すら殆どありませんでした。 まぁ何度も見てきた虫だし黄色が強いのでアオムネで間違いないでしょう。 ちなみにこの黄色は粉状で手に付きます。 お目めが比較的大きめで可愛いですね。
モモタマナはもともと東南アジアの植物なんですが、アオムネの幼虫はモモタマナの枯れ木を食べるそうなので、何百年か何千年か、あるいはもっと昔かも知れませんが、おそらく流木として辿り着いたモモタマナと一緒に石垣に来たんでしょう。
後日あらためて画像を拡大してみたら、胸?の部分に×の模様がありますね。 アヤムネか? 皆さんも画面右下の部分で125%、150%と拡大して見て下さい。 どう思いますか?