以前から撮りたいと思っていたアオスジコシブトハナバチ(ケブカハナバチ科?)の集団で寝る所が撮れました。 他に巣穴も撮れましたよ。 こっちの写真は今までネット上でも見た事が無かったから良かったです。
日中は別々にブンブン花を飛び回っていますが、この時は巣穴を作るのに皆でセッセと穴堀です。 もともと皆でやるのか、条件があった所に集まってるだけなのかは分りませんが、良い物を見させて貰いました。 写真右上にある穴の中にもいっぱい作っていました。 こっちが屋根付き高級住宅かな?(笑)
蜜蝋等を使って掘った穴の壁を補強して行きます。 ヨシズ見たいな細い筒状の物に何個か部屋を作り卵を産むタイプのハチとかと同じように、この子達もこの穴の中に何個か部屋を作り卵を産んで、外に近い部屋の子から巣立って行くようになってるんだって、凄いですね。
で、その巣穴を乗っ取ろうとしてこの時も紛れて飛んでたのがルリモンハナバチの仲間です。 ウスルリモン、ナミルリモン、タカオルリモン等あるそうで、この時見たのが何ルリモンかは分りませんでした。 労働寄生(作業や努力に寄生する様なやり方)と言う事で直接卵や幼虫に寄生する訳ではありませんが厄介ですね。 ですがこのハチの方が珍しいそうで、今度また行って狙って見ます。 撮れたら同定出来るかな~。
キバ(顎)だけで枝等に捕まって寝ます。 ルリモンも同じ寝方だと言うので探しましたがこの時は見つかりませんでした。 敵が一緒に寝てる分けないか? 面白いのは、オイラが撮影していると寝てるのを邪魔されてイラ付いたのか次々とブンブン羽を動かし始め、脚を擦り合わせ、何やらお尻から「ポタッ」と出します。 もしかしたら寝起きのオシッコ?それとも敵が嫌がる臭い液体かな? こう言う時に手に付けて匂いを嗅いだりしないのが研究者との違いかな? でもうかつに手に付けて猛烈に痒くなったり、痛くなったりしたら困るしなぁ~。
ちなみに顎だけで捕まって寝ると言うか休むハチ関係は結構いて、前にハナアブ見たいのも風が強い日にそうしてましたね、憶えてますか? この日はハンミョウ見たいのもそうやって寝てました。 次回か近い内に写真が使えそうだったら載せますね。