さて3回目ですが、安良クイツ自体は過去にも何度か載せてるので基本的な物はそちらを見てい頂くとして、今回はよりマニアックなシリーズになってます(笑)。 で、今回はというと・・・、
幹が二股に伸びたそれなりに立派な樹があったんですが、それぞれが亜熱帯の象徴的・対照的な、まさに人生の分かれ目状態になってました。 と言うのは片方にはシダや蔓植物が寄宿し樹体を軸とした生の姿を見せています。
しかしもう片方はハマイヌビア(クワ科、絞め殺しの木の仲間)に取り憑かれ、中の枝はほぼ腐れて空洞が出来ていました。 亜熱帯ジャングルのなかで生存競争に負けた、死です。 絞め殺しの木の仲間は時に薄暗い森の底(地面)から地道に頑張って伸びて行くよりも、鳥やコウモリなどを利用し少しでも太陽に近い他の木の枝や岩の上等に運んでもらいます。 最初は細~い根を伸ばしてるだけなんですが、その根が地面に届いたとたん一気に成長し、土台になっていた木を覆いつくし成長を妨げ、共に暮らして行こうとはせずその場所を奪い取ってしまうのです。 う~む、オイラの人生はどっちに向かっているんだろう? 希望としては家族や友人達と力を合わせ、共に頑張って生きていきたい物ですねぇ。
今度はチョッと面白いですよ。 ただ画像がブレてるのはごめんなさい。
さぁ上の画像ですが、幹から何か尖った物が出てるなぁ、何だろう?と思って触ってみると下の画像のようにポロッと取れちゃいました。 その時、オイラは見逃しません! この中心部からミノムシのような黒っぽいのが顔をピュッと引っ込めたんです。 ただ糸で木と繋げてたようで、クライマーさながら落ちずにぶら下がっていました。 しばらくすると顔を出し上のような状態に戻した後、「何だか分からないよ~、枝がちょっと出てるだけだよ~」、なフリをして、周りに気づかれないようにコソコソ、コソコソっと移動するのでした。 偶然そんな状況を見た人はビックリするでしょね。 なんせ枝のような突起が動いてるんだから(笑)。
まぁ安良クイツだからって訳ではないんですが、安良クイツでの出来事でした。
あと一回くらい続く。