今日からしばらく修学旅行が続きますが、最後まで持つでしょうか、なんて。 あぁ、何てへたれなオイラ(笑)。 そんな事言ってないで頑張らなくっちゃ!
今回で何回目かな?全国に数校あると言う学校からの子供達です。 話を聞く姿勢が出来ていて自然に対しても優しい子が多く、毎年好感が持てます。 先生達も良い感じの人ばかり。 子供達との距離が近いです。
修旅の後はT師匠と簡単な打ち合わせをした後、急いで街に向かいます。 山の先生・Mさんとの用事も済ませ、買い物をしたら一度自宅に戻り早い夕食、夜は石垣市子ども会育成連絡協議会主催のKTY講習会に行きました。 何の講習かと言うと子供会とか、オイラならツアーや海森の活動等での子供の事故を未然に防ぐ為にはどうしたら良いか?の講習です。 講師は元全国子ども会連合会の小沢正さん。
で、KYTって何だ?と思うでしょ。 はいはい、説明します。 K→危険、Y→予知、T→トレーニング、です。 建設業の方は聞いた事ありますよね。 その場所にどういう危険があるかを把握・予知して、どうすれば危険じゃ無くなるか等を事前に考えましょう、等の講習です。 例えばキャンプで定番のカレーを作るとなった時に包丁を使った事が無い子はそのままでは危険です。 どんな危険がるか→指を切るかも知れない、どうすれば危険じゃ無くなるか→お母さんなどが包丁の持ち方、切る物はネコの手で持つんだよ、などを教えれば危険ではあるけど事故をかなり防ぐ事が出来ると言う訳です。
また小さい事故、例えば枝が腕に当り擦り傷をおった、「たいした事ないから大丈夫だ」、と言ってそれで終わりの主催者が多くて困ると講師も言ってました(オイラの周りにも・・・)。 それをそのままにしておくと必ずいずれ大きな事故に繋がると言う事です(ヒヤリ・ハットの法則)。 オイラも常日頃から思ってる事で、この場合の最悪事故はオイラのようにその枝が目に刺さるかも知れない、それが次かもしれない。 だから今度はどうすれば良いか、どう対処すれば危険じゃなくなるかを考えないといけないんです。
安全・危険・事故の関係は、
危険はどこにでもある
それを把握・予知・対処する
事故にならず安全(楽しい)である
です。
こういった事を活動の度や普通救命講習のように時々トレーニングしておくと、いざと言う時に直ぐ動けます。 主催者側だけでなく子供達にもトレーニングして貰うのが特徴。 ただ現場でやるのは大変なので、パネルシアターでやると部屋でも出来て記憶にも残って良い、と言う事を教わりました。 興味がある方は検索してネ。
他にも教わった事は沢山あるんですが、疲れたので(笑)今回はこの辺にして、そのうちまとめたいと思います。 とにかく非常に有意義な講習なので、次回新聞告知があったらガイドやこう言う活動をしている方はもちろん、お父さんお母さんも参加されると良いでしょう。 オイラも今回始めての講習でまだまだ身に付いてませんから、今後何度も復讐していこうと思ってます。 ちなみに今回は無料で誰でも参加可能、と言う事で行ってきましたよ。 大変かも知れませんがちょくちょくやって欲しいなぁ。
では画像のは一体何なんだ?!と言うと、チャイルドビジョン(幼児視界体験メガネ)です。 何で子供は車が来ても気付かないのか、、コケやすいのか、キョロキョロしてるのか、一発でわかります。 要するに視野が狭くて見えてないからです。 興味がある方は東京都版のリンク先を載せて置きますので、ダウンロードして作って試して見て下さい。http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/shussan/nyuyoji/child_vision/index.html 大人が見えてる視野と子供の視野と左右も上下も随分違う事がわかりますよ。
そうだ、最後にとっても大切な事を書きます。 大人も子供もイザと言う時にかける言葉は分り易く理解しやすい言葉でないと駄目だと言う事です。 例えば子供が道路に向かって走って行った時、車が来ました。 「車!」と言っても何だかわかりません。そう言う時は「止まれ!」、です。 上から物が落ちてきた等、とにかくその場から動かしたい時は、「走れ!」、が実験の結果もっとも効果的だったそうです。 自分の子供に関しては普段から調べておくと良いですね。 うちの子がどんな言葉でどう反応するか、止まって欲しい時に止まれなのか、ストップなのか、他の言葉か、それとも止まれと言ったら止まるように訓練しておく?
小沢さん、石子連の方々、ありがとうございました。