リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

ガガイモ科

2013年07月31日 | 山が好き!

ガガイモの実だと思うんですが、少なくともガガイモ科の仲間でしょう。 もうチョッとで割れてタンポポの綿毛が巨大化したようなのを飛ばす筈だったんですが、先日の台風で落ちてしまったようです。 

これは違う場所で拾った物ですが、割ってみるとこんな感じ。 科は違うのにサカキカズラ(キョウチクトウ科)のとそっくりですね。 キレイに並んで飛び立つのを待ってたのにこの子達も飛び立つ前に台風で落ちてしまったんです、残念。 実を割る時に本来割れる箇所と違う場所を無理やり割いたら白い汁が出て指がネバネバになったので、ガガイモ科の仲間である事は間違いないでしょう。 今度は本来パカッと割れる所を開いたらキレイに割る事が出来ました↓。 

↑本体右下の白い毛が生えてるような箇所が、オイラが無理やり割こうとした部分です。  

近くには無事飛び立つ事が出来た種が飛来していました。 まだ地面に着地してないので、もう一っ飛びしないとね。 新たな風が吹いて、新天地へ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤエヤマサソリ

2013年07月29日 | 山が好き!

日本にいるサソリ2種の内の1つ、ヤエヤマサソリ(コガネサソリ科)です。  ちなみにもう一種も石垣にいてマダラサソリ(キョクトウサソリ科)と言います。 もちろんどちらもサソリなので毒を持っていて、マダラサソリは刺されると蜂に刺されたくらい痛いし、実際に刺された人はかなり痛かったと言ってます。 たいして痛くないと書いてあるのもあるけど気を付けなきゃね。 ヤエヤマサソリに刺された人には今の所あってないので、刺された事がある人はコメントください。 例え痛くなかったとしてもアナフィラキシーショックはヤッパリあるのでそっちもね。

このサソリ、珍しいのは単為生殖で子を増やします。 要するにママだけで良いって事です。 一応オスもいるそうですが滅多に見つからないとか、いる地域が限られてるとか、謎だらけ。 また卵じゃなくて赤ちゃんサソリを産むそうで、胎生です。 産まれたばかりの赤ちゃん達はママの背中の上でしばらく過ごします。 そう、このママも子育てとまではいかなくても、産まれたばかりの我が子をしばらく守ってあげる、愛情深いママなんです。 でもしばらくすると「後は自分達で生きていきなさい!」と、厳しさも兼ね備えた素晴らしいママです。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宣伝じゃないけど

2013年07月26日 | 生き物

オイラがたった1枚だけ(笑)画像を提供した、「講談社の動く図鑑MOVEシリーズ は虫類・両生類」、が家に届きました。 ここ2年位で小さい子供から大人まで、見やすい、分かりやすい、迫力が凄い、と言う事で人気の図鑑だそうです。 値段の割にはDVDも付いてて動く映像も楽しめるというお得感がまた良いんだと思います。 内容は世界中のは虫類・両生類が普通の図鑑より面白く紹介されてて、こう言うのを初めて見る子供も大人も見入ってしまうのがうなずける感じ。 本を作ってた側の人間としては「良いねぇ」って思ってしまいます。 「どう良いんだよっ!」って聞かれたら簡単に言うと、子供の頃に怪獣や恐竜の図鑑を見た時のワクワク感!、マンガみたいなわかり易さって感じでしょうか。 

マンガを良くないと思ってる大人は意外と今でも多いんですが、それは読まず嫌いとでも言いましょうか、オイラはマンガでいっぱい学びました。 友情とか困難から立ち上がるとかもモチロンそうですが、オイラが始めてブラックホールを知ったのは「ドラえもん」です。 星の出来方や地球の内部にはマントルがあるとか、オイラの自然科学の最初の一歩はドラえもんかも知れません。 「のび太の恐竜」は傑作ですね。 

話がそれましたが、と言うわけでもし本屋で見かけたらチョッと手に取って見てねって事と、お子様にはためになるマンガや、図鑑を沢山見せてあげたら良いんじゃないかなって話しです。 特に児童書のコーナーに行くと面白い本が沢山あって、大人が読んでも面白いし、今まで裏覚えだった事が「こうだったのか!」って分かって嬉しかったりしますよ。 子供に説明する時にも良い参考になるしね。 高くて何冊も買えないよって時は図書館に行けば良いのさ。

「本を読もう!」じゃなくて、「本を見よう!」です。 
見たら本物を見に行って、本物を見たら「あれの名前は何だ?」って事で、また本を見ましょう。 見る順番はどっちが先でも良いけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風7号

2013年07月24日 | 何でも

>石垣島は今、台風7号で大荒れです。 停電も数千世帯出ているようです。 と言う訳で、台風前に行って来た滝の画像を載せましょう。

と言う内容で書いてる時に突然停電になりました(最終的には1万件以上が停電に)。 そう、内地では殆ど報道されてない台風7号です。 始めはたいした事無いなぁと思ってたら大間違いでした。 停電後は諦めてロウソクの灯りでラジオを聞いてたんですが、石垣島に最接近し離れて始めたら吹き返しが強烈! 手抜きの元工場だった建物に殆どそのままの状態で住んでる我が家は壁も屋根も抜けそうなくらいたわみます。 あまりの恐怖に家に向かって「頑張れ~、頑張れ~」と心の中で叫びながら、到底無理だと分かってても必死に体重をかけて壁を押さえます。 

そんな真夜中の戦いを終えピークを過ぎたのでまたラジオの台風情報を聞いていると2時過ぎ位に裏の方から「ボンッ!という音と同時に窓の外が真っ白に。 「何だ今のは?」 数分したらまた今度は反対側から「ボンッ!」。 また窓の外も真っ白! 外を見ると道路向こうの家は電気が点いてます。 もう一方の家も点いてる。 「あれ?」 我が家が面した道路沿いの家だけ電気が点いてません。

3時くらいになると雨風が弱くなって来たので外に見に行ってみると、予想通りでした。 電柱が見事に折れてます。 折れたのはおそらく吹き返しのピーク時で、瞬間風速この辺りだけ7~80mはあったんじゃないでしょうか。 で、停電がなおって通電した途端にショートして爆発音とともに周囲が真っ白にスパークしたんだと思います。 このまま放って置いたらまたショートしたり、もしかして感電したら怖いと思って沖縄電力に電話すると、ちょっとしたら道路に車の灯りが。 直ぐに見に来てくれて取り合えず心配は無いとの事でした。

一眠りして起きたらもう沖縄電力は復旧作業の工事に来てくれてました、速い! オイラも外に出てあらためて見ると電柱が全部で5本折れてます。 垂れた電線で道路も塞いでました。 NHK等も聞き付けて取材に来たのでインタビューに答えたら、夕方のニュースでオイラが映ってたようです(笑)。 

 

まずは折れた電柱を抜き取ります↑ 「これは復旧するのに相当時間がかかるなぁ、参ったなぁ」、と覚悟したんですが、ところがところがです。

 「おぉ~、新たな電柱が建ってる~!」 夕方にはこの状態。 あとは電線の本線を引いたら取り合えず完了。 なんと早朝から夜中の2時くらいまでかかって電柱を全て建て、本線も引き直してしまったんです。 翌朝も7時過ぎから来て9時には各家庭への枝線工事も終了。 あれだけの被害をたった1日と数時間で直してしまいました! まるで映画を見てるような本物の男達の仕事っぷりに感激! 真夜中になっても作業してる時点で、「本当にありがたいなぁ、ありがとう、ありがとう」、と思ってましたが、一刻も早く不充を回復してあげたいという電設屋の心意気がこの信じがたい復旧を可能にしたんだと思います。 「ありがとう、感謝です!」。 殆ど寝てなかったのでこの日の夜は疲れて寝てしまったんですが、真夜中に作業灯の中で頑張ってる男達の姿をちゃんと撮っておけば良かったなぁ。

「ちょっとまて、じゃぁなんでブログの更新をしてなかったの?」といいますと、電話線と光ケーブルも切れてたからなんです。 しかもそっちの工事は台風後の3連休をしっかり取って、さらに1日置いて17日にようやく応援部隊が石垣入り。 その後我が家のある地域に一度来たんですが「自分達では出来ないから(その前に下見に来てたのに?)違う班を呼びます」と言って帰って行き、新たな工事の人達も朝は9時過ぎ、夕方は17時半には帰るといった感じで、結局繋がったのが10日以上ぶりの昨日の夜でした。 

電力会社は台風前から応援部隊を石垣入りさせ、被害が多く人が足りないと思ったら、飛行機が動き出した途端さらに増員部隊を送る徹底振り。 そして早朝から夜中までかかってあっという間に復旧。 この違いは何? 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リュウキュウアカショウビン

2013年07月10日 | 生き物

石垣島で鳥の撮影といったらこの人!っていう、Nさんという方がいます。 オイラは時々このNさんに鳥の撮影について教えを請うのですが、この日は偶然張り込んでいる所(こう言うのも張り込みっていうのかな?(笑))に出会い話を聞くとオイラの持ってるレンズでも何とかなるだろうと言うので(撮影にさいしての注意点も聞き)用事を済ませたあと家に帰り、機材を持って戻って来ました。 その結果がこれです。

先日、地元新聞にも出てたリュウキュウアカショウビン(カワセミ科)の巣立ちの記事の、親の方です。 お腹が白っぽいのはメスだと書いてるのがあったので、それが正しければこの親はママかな? 

で、下の画像は分かり辛いかも知れませんが、樹の洞に頭を突っ込んで雛に餌をあげてるところです。 Nさんがあと数日で巣立ちだろうと言っていたので、後日近くを通るとそれを狙って数名のカメラマンがいました。 かなり近い距離から撮影している人もいたので、アカショウビンにストレスがないか心配。 その辺の事も今度、Nさんに聞いて見ましょう。 

カワセミの仲間は日本には基本三種。 カワセミとヤマセミとこのアカショウビンです(リュウキュウアカショウビンは亜種)。 ナンヨウショウビン、ヤマショウビン、アオショウビンと言うのも時々渡ってくるそうですが、宮古にいたミヤコショウビンと言うのは絶滅したそうです。 基本三種の内、アカショウビンは渡り鳥で、アカショウビンとリュウキュウアカショウビンの違いは、紫色がリュウキュウの方が強いようですね。 

オイラがオーストラリアにいたころBBQをしていると、良くワライカワセミ(カワセミの仲間で最大種)が寄って来てお肉をおねだりしてました。 時々あの「コッカッカッカッカッカッ~」って感じの笑い声を聞かせてくれて、TVでしか聞いた事が無かったあの鳴き声の本物を聞き、友達一同「お~!」と言って感激した物です。 ところが地元オージーの友達に聞くと自然を物凄く大切にする国・オーストラリアでは珍しくないそうです。 要するに捕まえたり悪さする人が少ないので、動物達も比較的人に寄って来る(警戒心が少ない)んですね。 って言うか、カラスみたいに肉を盗んでいく奴も結構いるみたい(笑)。 

今の石垣の家の周りでもアカショウビンが捕まえた魚を枝にビッタンビッタン叩きつけて飲み込む光景や、カワセミも見れてなかなかの環境ですよ。 撮影出来れば見せられるのになぁ、鳥撮は素人だからなぁ(笑)。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに

2013年07月08日 | 何でも

久しぶりにカメラを持ってカヌーに乗りました。 水中ハウジングが使えるカメラじゃないので防水バックに入れ、撮る度に出さないといけないので面倒なんですが、たまには良いですね。

最近カヌーの仕事が多かったので、腰と膝がクタクタです。 腕よりも踏ん張ったままあんまり動かさない下半身の方が疲れるんですね。 乗る前のストレッチと、乗った後のストレッチは欠かせませんよ。 あ~、腰イテッ(笑)。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も来てくれました

2013年07月05日 | 何でも

大阪から毎年来てくれるK中学の皆さんが今年も来てくれました。 これで何年目でしょうか?

毎年もちろん生徒は変わるんですが、毎回自然が好きな子が多い学校で良いですね。

川を渡る経験なんてあんまり無いのでとっても楽しんで貰えました。 この後は移動してマングローブの植樹に行きます。

この子達の先輩達ももう何年も代々植樹を引き継いでくれてるので、だいぶ酸素を増やしたりこの場所に色んな生き物達を呼び戻すのに貢献してくれてます。 みんな、いつか大人になった時、自分の働いたお金で石垣島に来る事があったら、この場所に見に来てね!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルヤマシュウカイドウ

2013年07月03日 | 山が好き!

今年はまだ行ってなかった山というか沢に行って見たら、マルヤマシュウカイドウ(シュウカイドウ科、絶滅危惧種)がキレイに咲いていました。 シュウカイドウ科は日本にコウトウシュウカイドウとこのマルヤマの二種しかありません。 石垣にもコウトウがあるとの事ですがオイラはまだ見た事が無く、西表に行った時に見たような見なかったような・・・、記憶が定かじゃありません(笑)。 ちなみに内地のシュウカイドウは在来種じゃないですよ。 今回は文章少なめで画像を多く載せます。

4姉妹のうち一輪だけ日の光を浴び、輝いていました。 その下のはツボミです。 丸っこくてカワイイです。

最後の画像は花が実になろうとしている途中です。 後ろのはもう、ほぼ実になってます。

せっかくキレイな画像を並べたのに残念なお知らせです。 このルートは1~2年前にトラックが通れるくらい無意味に道が広げられた後、去年はまだランが沢山あったんですが今回見事に全て無くなってました。 残念ですね。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イシガキスジシロカミキリとボチョウジの食痕

2013年07月01日 | 生き物

前々からボチョウジ(アカネ科、別名リュウキュウアオキ)の葉っぱの食痕は誰がつけてるんだろう?と思ってたんですが、どうやらこのイシガキスジシロカミキリ(カミキリムシ科)が怪しいようです。 ただ調べて見ると一つしかヒットしなかったので、まだ確定ではありません。 

このカミキリムシも最近少なくなって来ていると書いてありましたが、オイラは結構見てるような気がします。 スジシロカミキリ(奄美など)にはオキナワ(沖縄本島など)、イシガキやヒメ(石垣や西表)等の亜種があって、好みの木も多少違うようです。  

ボチョウジは赤い実が一応食べられるそうで、根っこは解熱、解毒、リウマチ、赤痢などの薬になり、東南アジアや中国では結構活躍してるようですよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする