リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

舟蔵第二貝塚、発掘終了~!

2016年08月31日 | 何でも

貝がいっぱいで、土器が出て古銭が出て、ウミガメなどの骨が出て、人骨が出た舟蔵第二貝塚でしたが、元々ホテル建設中に出て来た物なので発掘は8月いっぱいまでと期限が決まっていて、本日終わりました。 月曜日くらいに掘るのは終わっていて今度は資料室にてクリーニング(貝などを洗う)作業もやったわけですが、良く見てると新たな発見も出てきます。 それが今回の画像ですが、いったい何でしょうか!?

ヒントはまず、海にいる生き物の骨です。 

横から見るとかなり分かり易いと思いますが、ブダイとかの歯がこんな感じになるそうです。 以前載せた丸い歯の骨はクロダイ系があんな丸い歯になるそうですが、もちろんまだ正確な情報ではありません。こう言うのはかなり時間がかかると思いますが、報告書が出来たらまたお知らせしたいと思います。

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ミズガンピの長~い群落

2016年08月29日 | 海が好き!

ミズガンピ(ミソハギ科、絶滅危惧種、別名ハマシタン)ですが、意外な場所にこんなに長く連なった群落がありました。 さすがにやはり海岸なので膝位までしかない低い群落ですが、波風の影響をあまり受けない場所だと樹齢数百年の大きな巨木になるそうです。

近くで見ると花に交じって実も沢山なっていました。

三味線などに使う材としても人気がありますが、盆栽としても人気があって、その為に絶滅危惧種になりました。 だからこれだけの群落が残っているのも珍しい訳です。 まぁこれだけ実がなっているんだか種から育てて見てはどうでしょうか? 大きくなった時は喜びも一際、長~い付き合いが出来るってもんです。

アオガンピもそうですが、このおミズガンピも紙漉きにも使ってたそうです。 いずれも絶滅危惧種なので取らないように、撮るだけです。

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5000万年の森2 石垣島の謎が詰まってます。

2016年08月26日 | 何でも

前回の続きですが何故この森が5000万年の森かと言うと、ここには石垣島の中でも殆ど見られない宮良層の石灰岩を見る事が出来るからです。 宮良層の石灰岩と言うと以前にも紹介し天然記念物にもなっているマンゲー山がそうです。

詳しい事は今回書きませんが、何故こんな複雑な溶け方をしたんでしょうか? 地球の?石垣の?長い長い歴史の中でいったい何があったんでしょうか?  

石灰岩だから当然昔々の海の中でできた地層なので動物の化石が出て来る事は滅多に無いでしょうが、有孔虫や貝の化石なんかは見られるようです。 ですが天然記念物なので間違っても割ろうなんて思わないで下さい、犯罪です。

↑の溶けた年代と↓の溶けた年代は違います。おそらく↓の年代の方が新しいでしょう。 

 

色々な謎が隠されたこの石灰岩ですが、さらに珍しい物がこの森にはあります。が、今回掲載しようと思ったんですが、そちらも天然記念物に指定され、石垣市の文化財にも指定されていて「広い範囲にわたる同流域の環境保全が必要」と市が言ってるので今回は書かない事にしました。 そのうち保全環境(設備)が整い、心無い人にダメにされない状況が出来たら書きたいと思います。  

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2本の巨木が見守るココから・・・、5000万年の森

2016年08月24日 | 何でも

学生さん達はそろそろ夏休みも終わりですね。 石垣島も子連れのお客様は少なくなって来ました。 特に忙しかった山の日からの1週間、その中でご案内した場所の一つがココ、「5000万年の森」です。 5000万年前から変わらない原生林って言う訳ではありません、お間違えなく。 入り口にはギランイヌビア(クワ科)オオバアコウ(クワ科)の巨木が仁王立ちで、自然を大切にしない奴は入れないぞ!っと言ってるようです。

ここは山登りとかじゃなくてトレッキングコースです。急な勾配はほぼ無く、なので3世代が一緒に楽しむ事が出来ます。 今年もリピーターのトモ君がやって来て、おじいちゃん、おばぁちゃんと一緒にこのコースを楽しんでくれました。 

5000万年の原生林じゃなければ、じゃぁ何が5000万年なんだって言うと、続きは次回に、

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ウミガメの骨、決定!

2016年08月22日 | 何でも

土日に本業をして今日月曜日にまた発掘行って見て、この骨でハッキリしました。 このトゲトゲは完全にウミガメのお腹側の骨です。 しかもかなり大きい! 年代がまだハッキリしませんがかなり昔の物です。

不思議なのが昨夜見た夢の中で大きなカメが出て来たんですが、オイラは必至で捕まえようとして苦労してるんだけど、どうしても捕まらないと言う内容です。 そしてカメが何ガメなのか特徴を捉えよとするんだけど、いかんせん夢なので思い通りいかず、おそらく強大なミシシッピーアカミミガメかミナミイシガメなんです。 それがウミガメのように大きくて夢の中なので「昔だからこれくらい大きいのがいたんだなぁ」と納得してるんですね(笑)。 でも昔は本当に巨大なこれらの亀がいたのかも知れませんね。 亀の神様がオイラの夢の中に出て来てヒントをくれたかな? 

前回のと紹介してないのと色々合わせて、調べて見ないと断定出来ませんが、オイラが見る分には1頭分の骨しか出てません。 ただしはかなり大きい固定です。 昔々だからかなり大きな個体がいたのか、現在の最大種・オサガメ科の骨か? ちなみに現在のオサガメのお腹側の骨はかなり違う形をしているのであくまでも可能性があるのは昔のオサガメ科の骨です。

で、今日はこの亀の他のパーツ、頭とか腕とかを探すのに執念をを燃やしてたんですが全く出てきませんでした。 人骨も他のパーツが出て来ないづくで終わったので仕方ないですね。 

全く話が変わりますが、この「~づく」と言う使い方ですが、方言だと言う方がいましたが、東京でも大阪でもTVの番組タイトルにも使われていたので、これは方言ではないと思いますが皆さんどう思いますか?

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人骨出ちゃいました

2016年08月19日 | 何でも

発掘調査、山の日あたりから忙しくてずっと休んでたんですが、久し振りに今日行って来たらオイラがいない間に人骨が出ちゃいました! 人骨が出ちゃうとかなり面倒な事になるんですが、この先どうなるんでしょう? 現場としては8月一杯しか出来ない筈なんですが・・・。 

右上のが頭部、その下が腕か足の骨二つ、その下にまた頭部だと思います。 この後掘り進めたんですが細かい骨以外ほかの部位は出てこず、今日上げました。 延長せずに済んで皆ホッとしてます(笑)。 

さらに今回はウミガメらしき骨です。ウミガメのお腹の方かな? 

この二本の突起がそれっぽいんですが、反対側(外側)の突起のある骨が出てくれれば間違いないのに出て来ない! 以前別な部分も出てたんですが、そん時はみんながウミガメだと言ってたのにオイラ一人「いや、海獣じゃないか?ジュゴンじゃ?」と言い張っていました。 でも今回のこの突起があるのを見てオイラもウミガメと言う意見になりました。 ただちょっとおかしいのが↓の画像です。

この丸い歯の骨がすぐ側から出ました。これでウミガメ説は無くなった!と思ったんですが、たまたま側から出ただけで、これは小さい動物の骨かな? この二つは真ん中で合体した状態になります。 詳しい方、コメント下さい! オイラは子供のイノシシかと思ったんですが見ての通り物凄く丸い歯です。 年寄りの骨?元々こういう生き物の骨? 

あとブダイか何かのやはり顎に歯が付いた骨もありました。画像撮るの忘れましたが非常に面白い形です。喉の辺りにある骨で、真ん中に細かい歯が幾つもあります。 ではこの辺で。 

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ときどき「舟蔵第二貝塚」で発掘作業やってます

2016年08月17日 | 何でも

今年の夏はカエルの調査も無く、ツアーが無い時は教育委員会のツテで発掘作やってます。 子供の頃から化石などの発掘には興味があったんですが、たまたま委員会の知り合いに会った時に「今度あったら声かけて」っと言ってたら即ありました(笑)。 本当は秋冬頃にあれば良いなぁと思ってたのに真夏の現場なんて! 汗と砂泥にまみれながらの作業です。  

地元の新聞には載ったんですが「舟蔵第二貝塚」と言う現場です。出てくるのは土器や大量の軽石と貝殻、動物の骨、そしてなんと古銭が二枚。 そのうちの一枚はオイラが見つけました。かなり風化していてクリーニングしないとまだ分かりませんが、多分「開元通宝」だとの事。 他にも「カムィヤキ」かも知れないのも出て来ていて、1500年~500年前、無土器の最終期かもと予想してます。

今後人骨が出てくるかは分かりませんが、出て来たら色んな意味で大変な事になるので出て来て欲しいやら欲しくないやらです。 ただ偶然知り合いがこのあたりの地主だったんですが、その人が言うには「昔は戦中のマラリアで亡くなった方がこのあたり一帯に埋められていた、あっちには井戸がある」などを教えてくれました。 本来水が出る所ではあるし直ぐ傍に川もあるので、人が住んでいたか北海道の番屋みたいに一時的に休憩とか漁の合間の食事の場所とかって感じで使われていた可能性もあるそうです。 

発掘は8月いっぱいで終わる予定ですが出土品調査は数か月かかるので、結果が出るのはずっと先です。

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リフトアップ2号(ハイエース)のユーザー車検に

2016年08月15日 | 何でも

我家には車が2台あるんですが、車体が変わっても軽の方を1号、普通車の方を2号と呼んでいます。そして現在のリフトアップ2号はハイエースワゴンの100系です。 この車も中古で買って2回目の車検です。 八重山の陸運局にPCから予約して先週の月曜日に行って来ました。 車体番号、ウインカーのチェック、ホイルのねじのゆるみは無いか、ブレーキやって排ガス検査、下回りの検査、一番引っかかりやすい光軸の検査。 今回引っかかったのはリヤブレーキの左右の効き具合のズレとへッドライトの光量不足です。

ちなみに車検場が点検だか新しくする為だかの工事をしてるとの事で、近くの民間車検場での検査となります↓ 

急いで帰って効きが悪い方の右リヤ周りをバラシて見るとオイルでベットリ! こりゃぁ前回の悪夢か! 匂いを嗅ぐとやはりデフオイルの匂いです。 そう、年代物の100系ハイエースはデフのオイルシール、ベアリングがシャフトの問題でガタ、オイルが漏れてくるのが定番なんです。 

前回の時は実は買った時から染みが出ていたので保障期間中にお店に持って行ったらブレーキクリーナーで拭くだけで「これで様子を見て」と言って終わり。 その後車検の時に通らなったと言う事で再び持って行ったら「ウチで車検通さないなら保証で直さない」と訳の分からない答え。 他にも買った時から荷室のシートをめくったらデカい穴が開いてて、オイラが細かくチェックする人間だったから気づいたけど普通の人は車検に出すまで気付かず「石垣に来てから錆びたんでしょう、石垣の潮は凄いですからねぇ」と言ってごまかされてたかも知れません。 

ここで買った車は以前のデリカも軽カーも問題あったんですが、ついつい今回も買ってしまって今度こそもう買うまいと心に誓いました。 結局その時は他の店で修理をしたんですが、その店も部品を曲げたり完成までに異常に時間がかかったりで大変でした。

今回も同じ店に修理の予約をしましたが部品の供給と合わせて1週間かかるとの事。修理はしますが取りあえず車検だけは通したいと思い再びタイコを外しオイルを拭き、ブレーキクリーナーで洗浄、ブレーキシューはペーパー掛け。 検査場までなるべくブレーキと負荷をかけずに行ったら1回目よりは良くなったが通らず。左右の差が8%以内で無ければいけないのが最初は18%今回は16%、もう一度帰って同じ事を念入りにして3回目は12%! あと一歩!でも時間が無い! もしかしたら何時も多めにしてるタイヤのエアー抜けば!?、と思い規定値まで抜いて最後のトライですが3回目より差が大きくなって時間切れ。 多分オイルがまたシューに付いて滑り出しちゃったんでしょう。

前回は左で今回は右と、毎年車検費用以外に約5万円余分にかかりました。 ライトは明るくなるバルブを入れ、前回同様に黄ばんだレンズをコンパウンドで磨いたんですが右がダメで、検査官曰く「運転するとき明るくても検査機的には集光性の強いノーマルバルブの方が通りやすいよ」と神の一声で元に戻すとスンナリ通りました。 だからあとは右後ブレーキだけだったんですが残念でした。 

2週間以内に行けば他は見ずにブレーキだけで通るので、修理の終わった車を週末取りに行き今日再チャレンジしてスンナリ通りました。 あとは書類と税金などを払いに行き終わりです。 ここでまたビックリ!古い車なので税金が通常より6千円UP! それでも車検代だけなら約75000円で通せます。 沖縄(石垣?)はハイエースワゴンで自賠8810円。内地の3分の1位ですか?任意保険も多少安くなります。 修理代も含め全部で約123000円。 まぁお店に出すとこれくらい取られるのはザラだからだいぶ節約になったと言えばそうですが、修理の事を考えるとそこそこ年式の新しいのを買っておかないと、結局あとからお金が掛かると言う典型ですね(笑)。 

次の車検の時はもう壊れないで欲しいんだけど・・・。

今回の画像はスマホで撮ったので細長いです。

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こんな浜辺でシエスタ

2016年08月12日 | 海が好き!

良い感じの木陰が続いていました。 ここでビーチベットを置き、クーラーBOXの机に缶ビールとお気に入りの1冊を片手に寝転びたいですね。 野暮な音楽はいりません。 波の音と風の音が素敵なBGMを奏でて、そのうち本は手からこぼれ落ち、幸せなお昼寝タイムへと追い打ちをかけます。

なんて気取って書いてますが眼が覚める頃には西日に変わり、全身真っ赤に日焼けして、お風呂に入ると「ヒ~ヒ~」言って後悔する事になるでしょう(笑)。 浜辺でのお昼寝は気を付けましょう!

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サキシマハマボウ

2016年08月10日 | 海が好き!

ハマボウではなく、サキシマハマボウ(アオイ科)です。 内地にも生える植物ですがかなりの地域で絶滅か絶滅危惧種に指定され危機的状況にあります。ですが石垣では当たり前のように海岸沿いに生え、ちっとも大事にされてません。 そんな石垣島でもたまにしか目にする事が無いのがこのサキシマハマボウです。石垣島でもオイラがすぐに思い浮かぶ場所はほんの数か所で、なかなか見る事がありません。

オオハマボウとサキシマハマボウの違いは葉の形や花の様子が良く言われますが、オイラ的に凄く違うのがオオハマボウの実は木に付いた状態で裂け種をばら撒くんですが、サキシマハマボウは実がそのまま落ちてしばらくしてからとか、そのままの海流散布です。 またサキシマハマボウの方が海水に近い場所に生えるんですが、なぜかこちらをヤマハマボウと言うらしく、多分これはそう言いだした人が勘違いして逆を言ったんじゃないでしょうか。こう言う事は良くある事です。ハマボウは人為的にであれば内陸でも育つのでそう言う事だと思います。

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