ここからは午後に入りますが、その前に白保小中学校をお借りしてお弁当タイムです。 学校の裏には以前紹介した「白保ピィミジャーエンダラシ大会」を行った場所があり、そこには「安里屋ユンタ」の歌碑があります。安里屋ユンタと言うと作曲者の「宮良長包」が有名ですが、この歌碑は作詞家の方の「星克」を称えたものです。
お腹が満たされたら最初の目的地は「白保竿根田原洞窟遺跡」です。この場所は普段空港敷地内なので入る事が出来ません。発掘調査自体は今の所休止してるので、画像のようにシートで保護して保存状態で置いてあります。
元々は上の斜面と同じ高さで天井?があったんですが、崩落?崩した?のでこんな状態になりました。真ん中の岩も元々屋根だった部分が崩落した物です。 オイラがまだゴルフ場だった頃見た時は草に覆われて穴があるなぁ、と思っていましたが中までは入りませんでした。ゴルフ場側が敷地内に入るのを嫌がるので、スッと入って見てサッと出た訳です。今思えば中に入っておけば良かったなぁ~と、物凄く後悔してます。
この岩場は本来の天井高さと同じ高さの端っこです。この砂も実は津波で運ばれた砂だと言う事が分かっています。そう、新空港は津波が来れば被る高さなんです。 作る前にさんざん「良いのか!?」とこっそり関係者の間では言われてたんですがそこはそれ、一旦決めるとなかなか変えないのが日本の行政です。結局そのまま着工。
中の様子はこんなです。本気で入ろうと思えば入れるかも知れませんが、この砂も含め貴重な場所ですから、迂闊に入って崩したり壊したりしたら人類の歴史の謎を台無しにするかも知れない位大変な事なので、見るだけ撮るだけにしておきましょう。
つづく