リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

大浜・豊年祭のお大綱引きの巨大綱

2017年08月30日 | 文化・歴史好き!

これ何だか分かりますか?

何頭もの牛が一度に食べられるようにした藁、巨大な罠、カウボーイが使う巨大な牛を捕まえるロープ、巨大な虫メガネ、大喜利じゃないよ! 答えは大浜の豊年祭の行事の一つにある大綱引きの片方です。もう片方は↓

石垣島の豊年祭は1日目はオンプール、2日目に村プールと行われ、詳しく書くと長いので今回は止めておきますが、その村プールの日の午後のさらに一番最後にオーセ(番所)の前でこの大綱引きが行われます(以下簡略して書きます)。それにしてもこれだけの綱、どうやって作るんだ?って思うでしょう。フダニンと言う係りの人があらかじめ割り当てられて作った綱を集めこれだけの巨大な綱に編んで行くんだそうですが、ウンター(上ヌ村)は雌綱(ミヅナ)、スムンター(下ヌ村)は雄綱(ウヅナ)を作り、引く時もウンターとスムンターに別れて引っ張り合います。

武者装束を着、ウンター側は鎌、スムンター側は槍を持ちオーセの前で睨み合い引き上げ、その後双方綱を持ち上げグラヌキ(輪っかの部分をグラと言う太い棒で貫き繋ぐ)をし、号砲の合図で引き合います。大浜の場合は結構長引くそうで、昔はあまりに長くかかるので途中一旦休憩、食事をしてからまた再開、なんて事もチョクチョクあったとか(笑)。昔からウンターが勝ったら来夏世(クナツユー)はまた一年良い年で豊作と言われてるそうですが、逆だったらどうなるんでしょう?大浜の方、教えて下さい!

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久し振りに、オキナワツノトンボ

2017年08月28日 | 生き物

オキナワツノトンボ(ツノトンボ科)がいました。ブログに登場するのは成虫で9年ぶり、幼虫で8年ぶりです。その間、見なかった訳では無いんですが、石垣にいると結構見るので載せてなくなってたんですね、慣れって怖い。

名前はトンボと付きますがトンボの仲間じゃありません。カゲロウの仲間なので幼虫はアリジゴクのような姿をしています。興味がある方は見てね↓
http://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/6c531dd22654c1f4526bc552662c186b 

食べ物は幼虫も成虫も小さい生き物で、成虫はハエなんかを食べてるようですが幼虫はコオロギとか地面にいる昆虫だそうです。日本には5種類しかいなく、ツノトンボ、キバネツノトンボ、オオツノトンボ、そしてオキナワツノトンボとヤエヤマツノトンボです。ヤエヤマツノトンボはもしかしたらまだ新種として認められてないかも知れませんが、触角の先が黄色のがヤエヤマツノトンボです。

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バイケイランも載せておきます。

2017年08月25日 | 山が好き!

先日写真を撮り忘れたバイケイラン(ラン科、絶滅危惧種、石垣市保全種)を撮って来ました。花の数も少なく群落を作る事が多いこの種ですが、ここではこの一株だけでした。しかしバイケイランはまだ2ヶ月ぐらいは咲いてくれるはずなのでこれからアチコチで咲き始めるかも知れません。

ヒョロ~と背が高くなる種ですが、高くなり過ぎて倒れ掛かってるのを良く見かけます(笑)。 

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コノハチョウも逆さま

2017年08月23日 | 生き物

オイラが何時も歩いたり走ったりするコースが3カ所あるんですが、その内の一つのこの場所には何時もコノハチョウがいます。しょっちゅう会ってるせいか、だんだん逃げる距離が縮まってこの日は何時ものポケデジで目の前で撮らせてくれました。

コノハチョウも逆さまに止まるのが好きなようです。蝶はみんな逆さまにとまるんじゃないの?と思った方、アサギマダラなんかを思い出して下さい、頭を上にとまるでしょ。この違いは何なんでしょう?タテハチョウの仲間は逆さにとまる事が多いようですが理由が分かりません。

あと画像を良く見て下さい、何本の脚で止まってますか?4本ですね。生まれつき4本なのか、何かの事故で取れちゃったのか、可愛そうですね。な~んて、実はコノハチョウは元々脚が4本しかないんです、嘘です。良~く見て下さい、一番前に折り畳んだ小さい前脚が見えますか?画像が小さ過ぎて見えないかな?止まったりするには使いませんが味を見たりする時には使います。コノハチョウ以外にも同じように(進化?退化?変化にしておきましょう)変化した蝶がいますが、やはりタテハチョウの仲間に多いようです。これを知らずにお子さんが4本脚の蝶の絵を描いても「おかしい」と言ってはダメですよ、お子さんは見た通りに書いただけかも知れないんだから。

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石垣島の夏の乱(蘭)

2017年08月21日 | 山が好き!

熱い石垣島の夏、海のイメージが強いんですが山に行けばチャンと夏の蘭が咲いています。7月から8月頭ごろまでアチコチのポイントで見事に咲き誇っていました。今回のツルラン(ラン科、絶滅危惧種、石垣市希少野生動植物保全種も一昨日見に行ったらだいぶしょげていましたが、他の場所でまだ頑張って咲いてるのがありました。一度咲くと結構長い間咲いてますがピークの時期は過ぎ、あとはポツポツと咲いてるのを見かけるかな?って感じです。

今回行った山では他にバイケイラン、ヤエヤマクマガイソウ(いずれも絶滅危惧種、石垣市希少野生動植物保全種)なども咲いていていましたが、じっくり観察すればもっと色んな種を見つける事が出来たかも知れません。ただ気になったのが花を取りに来たと言ってた長靴を履いたオバチャンがいて、オイラはちょっと前から気付いていて行動を暫く観察してたんですが、時々道からそれてゴソゴソやっていたので、もしかしたら盗り子なりマニアだったかも知れません。

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でっかいエイ!

2017年08月18日 | 海が好き!

先日のスノーケルツアーの記事でエイの画像が無いのを気にかけて頂き、Mさんご夫婦がその時の画像を送って来てくれました(ありがとうございます)。これで見ても分かる通り、かなりデカいでしょ。画像はこれ一枚と言う事と、尾には画像でもチラッと写っていますが、ヒレがあります。そしてウィキぺディアのアカエイ科に出て来る画像がかなり近い気がしますが、何エイなのか書いてません。

さぁこれでエイに詳しい方、同定してコメント下さい! オイラのブログは読者参加型です(笑)。

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エダナナフシ

2017年08月16日 | 生き物

最初イシガキナナフシかな?と思ったんですが他の画像で一番後ろの脚の部分と模様でエダナナフシ(ナナフシ科)と言う事で、お食事中です。でも実際は2種を並べて見ないとオイラには判断難しいです。内地(東京)にいる頃は滅多に見る事が無く、思い出としては奥多摩に行った時に見たデカいのを鮮明に覚えていますが、基本樹々の多い公園などで探さないと見つからない昆虫、といったイメージだったのに石垣島では家の庭にもいます。

近付くとポトンッ、と落ちて逃げるんですがこの時は食事に夢中だったんでしょうね、全く逃げずに上から下、上から下、と言う動きで頭を動かしながらムシャムシャとオオバギの葉を食べていました。どうもこう言うのってずっと見ちゃいますよね。

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ツアー中に色々

2017年08月14日 | 何でも
この写真は石垣島夜回り(ナイトツアー)中に海岸に行った時に撮った物です。ゴンズイ玉(ゴンズイ科)ですね。これ水中写真じゃないんですよ、それを証拠にストロボの反射が写ってるでしょ。他にも色んな幼魚の群れが凄くてガイドしてる側が言うのも何ですが、凄い面白かったです。
 
 
それとは別ですが、今日はリピータさんのMさんご夫婦がシュノーケル希望で来て下さったんですが、その時も凄いもの見ました。岸から2~3mの所でヒラアジ系の5~60Cm級と、深さ1.5m位の所で物凄いデカい(体の部分だけで1m20Cm位)エイ(オイラはオナガエイだと思っています)に遭遇しました。メアジなどが混じった数百匹の群れにも会えたし、上がる直前、膝位の深さの所でやはりヒラアジ系の子ども10Cm位の数十匹の群れにも遭遇。今日は本当に凄かったです。
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ニオウシメジ

2017年08月11日 | 山が好き!

馬鹿デカいけど食べられると言うニオウシメジ(キシメジ科)が咲いていました。後日傘がもっと開くんですがスマホで撮影したのしかなく、そのスマホからPCにBluetoothが繋がらなくて載せられませんでした。 このキノコ、沖縄にしかないと言う事でキノコファンには堪らないと聞いたんですが、調べて見ると結構寒い所でも出た記録があります。ただ問題なのがこれも外国から来た種類らしく、沖縄はどうか分かりませんが、寒い地方で出るのはあまり良くないみたいですね。

今日TVでもやっていましたが、動物だけでなく色んな外国産の昆虫が目撃発見採取されてるそうです。このまま行くと大変な事になりそうですが、外来種を入れないようにしようと言う決断を日本はとれないようです、と言うか先進国の中で一番自然に対する法律のレベルの低いのが日本です。

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枝をくぐると目の前には

2017年08月09日 | 山が好き!

山中でスッと枝を一つくぐったら、すぐ目の前にキイロアシナガバチ(スズメバチ科)の巣が飛び込んできました。もうチョットで顔に当たる所でしたがギリギリ大丈夫でした。特にイタズラをしなければこの時期はそんなに恐れる事は無いでしょう。と言っても近付き過ぎたりしたら即刺されますよ!

良く見ると巣の中に幼虫が見えていますね。世話係のナニー達はチョウやガの幼虫等を捕らえ肉団子にして子供達に与えます。そう言う意味では益虫ですね。農家さんなんかは見つけても意外と駆除しないと聞きます。刺されるとかなり痛くオイラは何度か刺されていますが、今のところアナフィラキシーショックは出ずに済んでいますが、回数が増えると確率は上がるそうですから気を付けないと。

ところで蜂の天敵は何なんだ?と言うと殆どの蜂の天敵は蜂です。そう、スズメバチの仲間が一番の天敵でしょう。しかもミツバチ以外の蜂はスズメバチに対して殆どやられっ放しでただジッといなくなるのを待ちます。目の前で子供達がムシャムシャとやられてもです。 じゃぁスズメバチの天敵は?と言うと昆虫最強と言われるムシヒキアブかオニヤンマ、そしてカマキリやクモも意外と頑張ってます。昆虫意外だとハチクマが最強でしょう。何せ巣事全滅させます。自分もそうですが栄養たっぷりのハチの巣はヒナの成長にかかせません。仕事人の様に怖いのは幼虫や蛹に寄生する多種の昆虫ですね。そして最大の天敵はスズメバチだけでなく全ての自然(地球)の天敵、やはり人間です!

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