林道を歩いていたらもうシイやカシの生臭い花の匂いがしていました。だいたい石垣島は1月を過ぎると暖かくなってくるので、月末寒くなったら2月からは春に向かっていきます。色々観察して撮影してキョロキョロゆっくり歩いて行くのがオイラのスタイルです。そんな時「ふわっ」と嫌な匂いが。
ヒサカキ(サカキ科)の匂いでした。 ヒサカキは石垣島に多分7種類あります。多分と言うのは種類として分けたり別名として入れたり結構曖昧だからです。小さい花が沢山ついて可愛いんですが、匂いは独特の匂いがします。臭い匂いですがサカキ同様、神事に使ったりします。
葉が暗く長くないのでヤエヤマヒサカキではないですが、それ以上は今の段階ではハッキリしません。
話は変わり、ヘゴの元の姿を見たいと言われたので載せておきます。画像の通りモシャモシャの毛のような物が沢山生えていますね。これを取ってから調理します。汚い野良犬見たいな感触で、可愛いのでツアーの時は良く触って貰っています。この毛は葉が広がると取れて行くんですが、何の為にあるんでしょう?調べたけど分かりませんでした。オイラの予想は、若芽は人が食べても美味しいくらいだから自然界で食べられないように守っているんじゃなかな?です。
また分かる方いたら教えてください!
あと以前「ワタについて誰か教えて!」と言ったら友達がすぐに連絡をくれて「昔の石垣島では栽培していたよっ、私の家にもあるよ」と教えてくれました。ありがとう! 調べてみたら、
●1634年、川平村の大浜安師がキリスト教信者容疑で慶良間島へ流刑。綿の栽培・製糸法などを学び、帰島後石垣島で綿の栽培、利用を始める。
とありました。他にもお年寄りに聞いたら「戦後石垣島に移住した頃、川平や玉通崎のあたりでワタの栽培をしていたのを見た事がある」、「ワタにも何種類かあり、石垣島のはこれじゃないと上手く育たないんだ」という話を聞きました。確か台湾系のワタの種類を言っていたような気がします。
以上、ご報告です。皆さんありがとうございました。
#リフトアップ石垣島エコツアー