リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

石垣の冬の花、オキナワテイショウソウ

2021年01月31日 | 山が好き!

夜の山を下山中に、もう何も考えずにバシャっと撮った絵です、すみません。オキナワテイショウソウ(キク科、別名オキナワハグマ、マルバハグマ)。1月の頭に来た頃はまだチョコチョコっと2~3輪の花を付けているだけでしたが、ようやく連続の花を付けているのが出て来ました。

ナガバテイショウソウと言うのが沖縄と西表にあると言う事ですが、西表にもあるなら石垣島にもあるかな?と思うので今後注意して見てみようと思います。ちなみに後ろの葉っぱは別の物です。オキナワテイショウソウの葉はハートみたいな形です。ナガバは名前の通り長い葉っぱです。こういう花でハートの葉じゃなかったらぜひ撮影しておいてください。そしてご連絡下さい。今のところ記録がないので大発見ですよ!

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独特の匂い、ヒサカキ。

2021年01月27日 | 山が好き!

林道を歩いていたらもうシイやカシの生臭い花の匂いがしていました。だいたい石垣島は1月を過ぎると暖かくなってくるので、月末寒くなったら2月からは春に向かっていきます。色々観察して撮影してキョロキョロゆっくり歩いて行くのがオイラのスタイルです。そんな時「ふわっ」と嫌な匂いが。

ヒサカキ(サカキ科)の匂いでした。 ヒサカキは石垣島に多分7種類あります。多分と言うのは種類として分けたり別名として入れたり結構曖昧だからです。小さい花が沢山ついて可愛いんですが、匂いは独特の匂いがします。臭い匂いですがサカキ同様、神事に使ったりします。

葉が暗く長くないのでヤエヤマヒサカキではないですが、それ以上は今の段階ではハッキリしません。

話は変わり、ヘゴの元の姿を見たいと言われたので載せておきます。画像の通りモシャモシャの毛のような物が沢山生えていますね。これを取ってから調理します。汚い野良犬見たいな感触で、可愛いのでツアーの時は良く触って貰っています。この毛は葉が広がると取れて行くんですが、何の為にあるんでしょう?調べたけど分かりませんでした。オイラの予想は、若芽は人が食べても美味しいくらいだから自然界で食べられないように守っているんじゃなかな?です。 
また分かる方いたら教えてください!

あと以前「ワタについて誰か教えて!」と言ったら友達がすぐに連絡をくれて「昔の石垣島では栽培していたよっ、私の家にもあるよ」と教えてくれました。ありがとう! 調べてみたら、

●1634年、川平村の大浜安師がキリスト教信者容疑で慶良間島へ流刑。綿の栽培・製糸法などを学び、帰島後石垣島で綿の栽培、利用を始める。

とありました。他にもお年寄りに聞いたら「戦後石垣島に移住した頃、川平や玉通崎のあたりでワタの栽培をしていたのを見た事がある」、「ワタにも何種類かあり、石垣島のはこれじゃないと上手く育たないんだ」という話を聞きました。確か台湾系のワタの種類を言っていたような気がします。

以上、ご報告です。皆さんありがとうございました。

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ヒカゲヘゴ食べました。

2021年01月25日 | 美味しいもの

久しぶりにヒカゲヘゴ(ヘゴ科)を食べたので載せておきます。
本来は毛だらけなんですが画像のは取った後の状態で、スーと撫でただけで取れます。

ヒカゲヘゴはシダの仲間で若芽(ゼンマイ)の部分は食べられます。八重山では「山大根」と言うくらいです。成長点の芯の部分も食べらますが、成長点を食べると言う事は当然そのヘゴは死にます。普段は可愛そうだし無理に取る必要も無いので食べません。今回冬の長雨のせいで道路に倒れたヒカゲヘゴを発見。このまま無駄にするのも勿体ないので「これなら良いか」と思い、特に美味しい若芽の部分だけ頂く事にしました。

調理の仕方ですが、最初に書いたようにまず毛を取り除きそのまま茹でるか、皮を剥いたり適度な大きさに切ってから茹でます。生でも食べられますが青臭くて美味しくありません。遭難した時とかの非常食として覚えておくと良いかもですね。

切ると物凄いヌメヌメが出て来てツルツル滑ります。これはオクラ等と同じ成分、ムチンとかペクチンなどの複合多糖類(水溶性食物繊維)のせいで、皮を剥く時何度も落とします(笑)。切ってるそばから色が変わって来ますが問題ありません。

切った後とか落とした時など途中何度か洗うんですが、その度にネバネバ成分が垂れシンクの屑取ネットに絡まるんでしょう。そこに冬だと水が冷たいのでネバネバが固まり気味になり、詰まります! 茹でてる時もネバネバ成分のせいで直ぐに拭きこぼれてくるので、一回沸騰してきたら火を弱くしましょう。

出来ました! 茹でると青臭さが無くなり大根ほどではないですが、サクッとホクッと触感で美味しいです。この時は、ぽん酢で食べました。茹でて良し、炒めて良し、天ぷらも良し、煮込んでも良しです。アクは本当のゼンマイやワラビより全然無いです。だって生で食べられるくらいだから。あと、お通じ良くなります(笑)。

下ごしらえをする時は人によって痒くならないか気を付けてください。食べるのも全て自己責任でね! 

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良い感じ

2021年01月23日 | 山が好き!

何となく愛嬌たっぷり、良い感じだったので撮影しました。どういうふうに見えるかはみなさん次第。感じた通り想像して楽しんで頂けたら宜しいかと (^^)/。

家の庭に欲し~い!

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キレイに広がりましたね。

2021年01月21日 | 何でも

海岸林の中で急に明るくなったので見上げてみると、林幹部にだけ枝をキレ~イに伸ばした木でした(何の木か気にしてない)。森の中では良くある戦法で、下の方に枝を伸ばしても暗いのであまり意味がありません。林幹部にだけエネルギーを注ぎ枝を伸ばし、葉を付けるのです。石垣島だと最も足るのが木じゃないけど「ヒカゲヘゴ」ですね。

大抵の植物は太陽光を無駄なく葉に浴びせようと、なるべく重ならないように枝を伸ばす物です。身近に見られるのはタンポポなどの葉が放射状(バラ花状)にキレイに広がったのを見た事があると思います。あれを「ロゼット状」と言います。時々間違えて「シャルロットだっけ?」とか言うと「誰だよそれ!」と笑われます。植物あるあるです。

今日からまたしばらく石垣島は雨ですが、まぁまぁ暖かいです。
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戦後75年たっても、いまだ不発弾調査。

2021年01月18日 | 石垣島の問題

沖縄県ではまだまだこういう調査を行っています。

石垣島も例外ではなく、旧石垣空港跡地も新八重山病院などを建てる前に調査したら幾つかの不発弾が出て来ました。

2015年、涙の閉鎖後に調査したら60発以上の不発弾が出てきています。「え~!」て感じですよね。開港時に爆発しなくて良かった! 実は戦時中、旧日本海軍の飛行場だったのでちょくちょく攻撃の対象になっていたんです。当たり前ですが、やはり軍事施設があると攻撃の対処になるんですね。旧空港の脇斜面には当時の戦闘機の掩体壕(戦闘機を隠す壕)も未だに残っていて、戦跡巡りツアーなどの時には必ずご案内する場所の一つです。

そういうといま丁度、沖縄県八重山平和祈念館で令和2年度 12月企画展「戦後75年企画展 写真・映像・証言で見る 八重山の戦争」を1月31日(日)までやっています! 企画展のみは無料なので是非見に行って下さい。常設コーナーも僅か100円で「戦争マラリア」などの展示物が詳しくみられるので、内地の方もコロナが収まったらぜひ見に来て下さい。

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石垣島、冬の夕日は貴重です。

2021年01月16日 | 空が好き!

石垣島の冬は雨ばかりで、この日久しぶりに夕日が見れました。名蔵湾沿いを家路を急ぐ人達も路肩に車を停め「撮影する人」「ただボ~と眺める人」「走りながら眺める人」、人それぞれでしたが皆久しぶりの夕日に嬉しそうな表情をしていました。しかもかなりのスライト状態で鏡のような海に、黄昏れの真っ赤に燃える美しい夕日と空が映し出されていました。

そして今日からまた雨です。

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リュウキュウツチトリモチ、この2種本当に同種?

2021年01月13日 | 何でも

石垣島の冬と言えばリュウキュウツチトリモチ(ツチトリモチ科)が有名です。以前は知る人が殆どいませんでしたが、ここ20年でだいぶ知られるようになってきました。「森の小人」とか方言では「てぃらのぼうず(寺の坊主)」と言われたりもします。

次の写真を見て下さい。これも同じ場所に生えていて、同種とされているものです。

こちらは屋根付き傘付きで生えていてシュチエーションが「キモ可愛いなぁ(笑)」と思い、ネタとして面白いから撮ったんですが、どれにしようか選んでいるうちに考えが変わりました。以前から思っていた疑問なんですが上のとこのツチトリモチ、本当に同種なんでしょか? オイラにはとても同じ種類とは思えません。上のタイプは冠型に雄花が咲いていますが、こちらのタイプは全体に咲いています。通常雌花は坊主頭の中にあるんですが、こんなに雄花があって本当にこの奥に雌花があるんでしょうか? 数年前にT師匠は「本来雌雄同株のリュウキュウツチトリモチだが、たまに雄花だけの株が出るんじゃないか?」と言っていました。しかし真相は未だ分かっていません。

しばらくネット上の論文を読み漁って見ようと思います。以前詳しい論文を見つけたような気もしますが、どこえやら (+_+)。

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蝶がいな~い!

2021年01月11日 | 生き物

石垣島は何年かぶりに「寒~い」と言うか、本来の冬の気温まで下がった石垣島になっています。となると「今年こそは!」と思うのが「リュウキュウアサギマダラの集団越冬」です。ここ何年かオイラが知る何か所かのポイントを回っているんですが、何処に行っても見られません。たまに見られても数匹程度。

色々原因を考えているんですが、単純に場所が変わったのか、温暖化のせいで集団を作らないといけないほど寒くないのか、いったい原因は何なんでしょう?

2009年撮影の集団越冬リュウキュウアサギマダラの集団越冬2 - リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 (goo.ne.jp)

2011年撮影の集団越冬。この頃までは普通に見る事が出来ていました。今年は、リュウキュウアサギマダラから - リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 (goo.ne.jp)

2018年撮影の集団越冬。2011年を最後に「凄いなぁ!」というのは見られなくなり、何とか探す事が出来ても10羽程度の小集団しか見つけられませんでした。リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 (goo.ne.jp)

今シーズン考えられる原因の一つは雨ばかり続き、実は昆虫は雨でかなり死んでしまったり、チョウで言えば羽化出来なかったりします。ですから雨の合間に見に行っても本来チョウがいなければ集まる事も無いわけです。そして忘れちゃいけないのが今年の2月12日までは閏月のある年なのです! ですから約一か月遅れで見られる可能性もあるかな?!

明日からしばらく雨が止むんですが、予報で気温が低いのは水曜日の朝まで。日中は20度を超え最低気温も17度とか19度です。チョウがいたとしても集まる程でも無いでしょう。ただこの時にチョウが羽化してくれて、この後また寒くなってくれればチャンスがあるかも知れません。いずれにしても諦めずに、アチコチ探して見ようかとは思っています。

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どうやってこう言う事になったんでしょう?!

2021年01月09日 | 何でも

北部の海岸林の中に入って行くと、こんな状態のアコウ(クワ科)に出会いました。

何の木だったか良く覚えていませんが巨木に根付き、その巨木の左に伸びる枝にそって成長し、途中で支柱根を下ろした状態がこれかな?と想像しました。しかし真実はそう簡単ではないはず。オイラには想像がつかないような物語や歴史があり、今の姿になったんでしょうね。

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