山の中で最近「なんか良い匂いがするなぁ~」と思って周りを見渡しても何もありません。 あれっと思って下を見たら白い花びらがいっぱい。 見上げると、ありました、タイワンオガタマ(モクレン科)です。
内地のオガタマの木とは見た目が全然違いますね。 オイラがこの花に興味を持ったのはヤエヤマシキミを探してた時に間違ってからです。 シキミは未だに花は見れてませんが、実は見た事があります。 その時に木の場所覚えておけば良かった。 で、オガタマに話を戻しますが、天照大神が天岩戸に隠れちゃった時に岩戸を出て来て貰おうと踊った「天鈿女命(アメノウズメ)」が手にしていた「招霊(おぎたま)」から来たと書かれてました。 細かい事は良く分かりませんが、神社(神様)に関係ある植物のようです。 石垣にはサカキ(榊)もあるんですが、沖縄の御嶽(うたき)と言うのは神社とはちょっと違うし、いわゆる内地の神様とは違います。 だから石垣ではタイワンオガタマもサカキも御嶽では使わないようですねぇ。 ただ御嶽と言う漢字自体は内地ではミタケとかオンタケとか神様関係で使われますよね。 沖縄と同じ自然の中での神の場所として使われる所は一緒です。