なかなか進まない等々力渓谷にもう飽き飽きした方も多いでしょう(笑)。そんな方に今回はココで見付けた動植物を幾つか載せておきます。残念ながら最初に気になった生き物は撮影出来ませんでした。それはツクツクボウシとニイニイゼミです。ツクツクボウシは分かるんですが、10月にニイニイゼミがまだ鳴いていました。
これはミスジマイマイ(オナジマイマイ科)かな? 多分2本目の筋と4本目もあるかも知れませんが下側なので見えません。ミズジマイマイは本当は4本の筋があるらしいですが、4本あるタイプはなかなかいないそうです。そして世田谷区は2本目と4本目があって画像のように染みがあるタイプが多いと書いてありました。カタツムリの模様は地域によつて個体差がだいぶあるようですね。オイラの地元、葛飾区はどうなんだろう?
次はサワガニの脱皮殻です。都会でサワガニがいるなんて凄いですね。カニは後部がパカッと開いて、バックするような感じで抜け出て行きます。これは水に浸かっていたのでこんな色ですが、陸にあったらもっと鮮やかな色をしています。お腹が見えないからハッキリしないけど、爪が両方とも同じ大きさをしているのでメスの脱皮殻かな?
ヤブランかと思ったらキチジョウソウ(キジカクシ科)ですねこれ。等々力渓谷には両方あります。花が咲くと良い事があるという縁起物の植物ですが、オイラはこの前と言うか帰省中ずっと良い事があったので、出会うべきして出会った!って感じです(笑)。
今度は生きてるサワガニですが、この子は左の眼と爪がありません。何かに襲われたかケンカしたんでしょう。ですが爪も眼も脱皮時に再生します。眼まで再生するなんて素晴らしいですよね! ただし眼の付け根(眼柄)から失うと再生しないだけでなく、脱皮を頻繁に繰り返すようになります。これはエビ・カニなどの甲殻類は皆そうで、眼柄(がんぺい)の中にサイナス線とX器官と言う神経分泌細胞群があって、そこから出る分泌物が脱皮するかしないかをコントロールしているからです。
この子の目が再生すると良いですね。
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