オイラが帰省した時に絶対食べたい物の1つが、京成高砂駅前の立ち食いそば屋の「コロッケそば」だったんですが、石垣島に移住して数年後に無くなってしまいました。それをきっかけに帰省すると色んな場所で立ち食いそばを食べるようになったんですが、ただ美味いだけじゃダメなんです。立ち食いソバとしての値段で美味くないとダメ! 高くて美味いんだったら普通の美味いと言われている蕎麦屋に行けば良いんだから。
と言う訳でこの日の友達との待ち合わせ場所・金町駅で検索して出て来たのはJR金町駅ホームにあるそば処「金町そば」です。金町はほぼ地元なんですが、駅のホームにある店は気軽に行けません。だからここも今回初めて。友達と会う時間より早目に行き昼食として食べました。頼んだのは「かけそば」(関西ではかけの事を、素うどんとか、素そばと言います)。本当はこの店は「ゲソ天そば」が人気らしいんですが、オイラは初めて行く店では基本の「かけそば」か「かけうどん」しか頼みません。
メニューが分かるようにクリックすると大きい画像になります。
常磐線の幾つかの駅には同系列のお店があり、メニューもほぼ同じと思って良いです。なのになぜかこの金町駅のお店が評判が良いです。確かに茹で加減も良かったし、美味しかった。そしてお店の兄ちゃんがとっても良い感じでした!
立ち食いですがあなどれません、旬の物も扱ってます。手書きが下町っぽい!
さすがにかけそばだけでは足りないので、駅を出てから吉野家で牛丼食べました。オイラが帰省した時に必ず食べたい物の1つにはこの牛丼もあります。友人や親と約束が無い時の昼食は、毎日吉牛と松屋の繰り返しです。それくらいオイラは牛丼に執着しています(笑)。
以前の生活に当たり前のようにあった物が無いと、その無い物に凄く価値観を抱きます。食べ物だけでなく家族や友人等々、多岐にわたって。この始まりは海外に居た頃でした。高価な日本食が食べたいって訳じゃなく、当たり前に食べてた牛丼やラーメン、回転ずしに生姜焼き定食など(笑)。そして親の大切さとか日本の素晴らしさとか。
おそらく直ぐ会える距離とか、遠くても一晩中車やバイクで走り続ければ実家に帰れるような陸続きの場所なら親に対する気持ちも兄や弟とそんなに変わらなかったと思います。ですが自分ではどう足掻いてもどうにもならない距離に居る事で自然と気持ちが変わりました。それは「親を心配する」と言うような当たり前の気持ちではなく、恐怖です。何かあった時に直ぐに駆け付けられない恐怖です。「だったらそんな所に棲まなきゃ良いのに」って感じですね、その通り!
まぁそんな所から食べ物に至るまで執着し、帰省した時には島に無い牛丼やファミレス、秋葉原なんかに足げなく通うんです(笑)。と言いつつたった一週間程度の帰省なのに、せっかく都会にいるのに、やっぱり自然に身を置きたくなって毎回行ってしまいます。今回は東京23区内唯一の渓谷、世田谷の等々力渓谷に行って来たので後々報告します。
#リフトアップ石垣島エコツアー #立ち食いそば・うどん