先日地元新聞にも出てた「旧大浜町浄水場跡」ですが、もう新聞に載ったのでオイラのブログに乗せても良いでしょ。 さて、この場所を文化財に指定して残そうとしているのは新聞にも出ているように石垣島で過去に使われていた文化財として非常に貴重であると言う事がまず挙げられます。さらに絶滅危惧種のヤエヤマシタン(マメ科、場所によって天然記念物のもある)の群落約150本余りが見つかったと言う事です。
一番大きいシタン↓
もともと石垣島にあるとされているシタンの数がいっきに倍近く増えた事になります。 そして今回の調査でさらに数本のシタンを見つけ総数は約160本、群落の範囲も益々広がった事を報告しておきます。 調査は半日ほどでシタンの調査自体は1~2時間程だったので、今後さらに見つかる可能性があります。 下の画像でヒョロヒョロ伸びてるのはシタンの子達です。これだけ次世代が育っています。この中で強い子が淘汰されやがて巨木となって行くのでしょう。
そして何より凄いのが於茂登岳やバンナ岳などと切り離された森なのにもかかわらず、えっ!とビックリさせられる自然が取り残されていると言う事です(絶滅危惧種のコノハチョウも確認されました)。今後の調査で更に多種の貴重な自然が発見されるでしょうし、夜にも一度行って見ないといけないと話しています。
シタンの葉は若い頃はマメ科らしい形なんですが大人になると分かり辛く、オイラは見つけるのに苦労しました。新たなシタンは殆どK先生とオイラの山の先生Mさんが見つけ、流石です!
次回へ続く