リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

マンリョウ

2013年11月29日 | 何でも

秋冬になるとその可愛い実で山歩きを楽しませてくれるマンリョウやセンリョウ。 今回はそのマンリョウ(ヤブコウジ科)です。

生け花をやる人や正月のイメージが強いんですが、可愛い赤い実や「万両」というメデタイ名前が良いんでしょうね。 葉っぱの波打ったような部分にある膨らみには共生細菌が住んでるそうで、植物はふつう菌根菌と言って根に付くのがメジャーですが、マンリョウには葉っぱにも付くんですね。 いずれにしても共生なので、お互いが助け合ってる訳ですが、菌の方は空中の窒素を固定する役目をしています。 葉っぱの方は菌に何をあげてるんでしょう? やっぱり炭素化合物(デンプンとかショ糖とか)なのかな?

こんな可愛いマンリョウも、所変われば「外来有害植物」だそうです!  

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石垣島の山中にも戦跡

2013年11月28日 | 山が好き!

石垣島にも戦跡と言われるものが沢山あり、海岸にも街中にも山中にも沢山あります。 地元の子供達は終戦記念日が近づくと学校単位で当時の事を忘れないようにそういう戦跡などを見学に行き、戦争体験者のおじぃ、おばぁから当時のお話を聴くのです。 オイラ達「石エコ会」などでも修旅で来る内地の学生さん達をガイドする時に戦跡を紹介する事があります。 さて、今までにもいくつか紹介したと思いますが今回はそのうちの一つで、山中にある「旅団戦闘司令部跡」を紹介します。 もともとは市街地にある農学校を司令部として使っていたそうですが、連合軍(主にアメリカ軍ですが、石垣島はイギリス軍が中心と言われます)による激しい攻撃を避けるために山中に移動したそうです。

どの壕がどういう使い方をされたかは分かりませんが、旅団長が使った司令壕や司令部壕、食料や弾薬を入れておいた壕など今の所3つ確認されてるそうですが、オイラは2つしか見つけられませんでした。 また今度時間があるときに確認しに行こうと思います。

右側にあるのが兵舎の石積みの跡と言われてますが分かりますか? さらにこの先にかつて道だった跡が続いています。

山の先輩・Hさんがまだまだ知られていない戦跡なども含め、独自に調べ発掘したりしていますが、この壕も近年雑草などに埋もれていた壕をキレイにしてくれていました。

辺りには瓦や飲み水用のビン、燃料用か薬品用?のビンなども散乱しています。 内地ではなかなか目にする事が無かった戦跡も石垣に住む様になってから身近に見る事が多く、歳のせいもあるかも知れませんが考えさせられる事が多いです。 こんど内地に帰った時は地元の戦跡などがあるかどうか探してみたいと思います。 自分が育った地域のそういうのも知っておかないとね。  

今週は大阪から叔父夫婦が来たり、入れ替わりにこれまた大阪の友人夫婦が来たりで大忙し。 水曜日に更新出来なくてすみません。 ちなみに今日は一番の寒さで震えています。 これから石垣島に来る方、温かい格好も忘れずに! 

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岩の穴は

2013年11月25日 | 何でも

観察会の途中、名蔵湾でこんな岩を見つけました。 粟石かビーチロックだったと思うんですが、真ん中に大き目の穴があり、その周りに小さ目の穴が並んでいます。 まぁ大抵偶然の産物で出来たんだろうと言われるし、オイラもそう思うんですが、以前にも同じような様子の岩を何どか見た事があります。 自然に出来たんだとしたらみんな同じような条件で出来たんだろうし、人が作ったものなら何時頃何の為に作ったんだとか、いずれにしてもその謎解きをしたいんです。

基本的には炭酸カルシウム系の岩なんですが、山中にある石灰岩(かつては海の底だった)にも似たような模様を見た事があります。 もちろん自然での出来方の基本は、偶然出来た凹みに小石が入り、波など水流で小石が動いて削られていって穴が出来るポットホールでしょうが、一個や二個ならそれで納得して終わりなんですが、画像のように真ん中に大きめの穴があり、その周りに小さ目の穴が放射状に並んでいるというのは、いったいどういう仕組みで自然に出来たかが不思議なんですよね。 人が作ったと言われた方がよっぽど納得できるってもんです。 これは琉球石灰岩に出来る謎の竪穴(これも同じ様な場所にある。それが謎解きのカギか!?)と同じくらい謎ですね~(笑)。 誰か知ってる人がいたら教えてください! 

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何の幼虫かな?

2013年11月22日 | 生き物

ヤエヤマヤシの落ちた葉や草刈した物を集めて、その上に土をかけるというのを繰り返した山を移動しようと剣スコでガバッとやってみると、下からとっても良い感じになった土が出てきました。 一番下はもう2年半近く前の物で何時の間にか堅いヤシの葉なども分解されてたんですね。 

それを証拠にミミズや、何か可愛い幼虫も出て来ましたよ。 

大きさはまだ3センチくらい。 以前クワガタ入りパインを貰ってそれを庭に置いておいたから、その子達が結婚して卵を産んだのかも知れませんね。 もちろん可哀想なので移動させた土の中にそっと戻しておきました。 本当はケースで育てて何になるのか見届けたいけど、まぁ良いでしょう(世話が面倒臭いだけ)。 

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ホウビガンジュを食べてみたよ

2013年11月20日 | 何でも

Hさんの家で遊んでたらHさんの若い頃からの知り合い、T子さんが尋ねて来ました。 3人で色々話してると話題は「野で食べられるもの」になり、誰でも知ってるアダンやヒカゲヘゴの話から「ホーピーガンジュー」って知ってる?、と言う事になり、石垣に「ゆらてぃく市場」と言うのがあるんですが、そこにも「この名前で出てるよ」、とのこと。 何だ、その名前は?、と思い調べたら確かにホーピー(pi)~とかホービー(bi)~とか出て来ます。 ほーぴーってどういう意味だ? ガンジューは沖縄で「頑丈=丈夫(健康)」って意味だけど・・・。 埒が明かないのでシダに詳しい友達Aに聞いたら「ホウビガンジュでしょ」って。

沖縄方言とは全く関係なく、漢字で鳳尾貫衆(鳳の尾のような貫衆(中国でシダの事))との事でした。

帰る時にHさん家をT子さんと一緒に出て、実物を採りに行きました。 「殆ど灰汁が無く、木灰や重曹を入れる必要も無く、さっと茹でるだけで良い」と言う事で帰ってから茹でて食べてみると、確かに何の灰汁も無く、普通に食べられました。 ただ今回採ったのが正確にホウビガンジュかどうか、ちゃんと調べてないので曖昧です。 と言うのが近縁にタマシダとかヤンバルタマシダ等があって、いずれも石垣にもあるらしいんです。 まぁオイラ的には食べられれば何でも良いんですけどね(笑)。 

一つ注意をしておくと、食用出来るシダの仲間でも「ワラビ」は有名ですが、ちゃんと灰汁抜きしないと「ワラビ中毒(成分=プタキロサイド)」になるので気を付けて下さいね。 灰汁抜きしてても大量に食べると中毒を起こし、全身から大量出血したり、骨髄が徐々に破壊されて死んじゃうそうです。 恐ろしいですね! ただ生食でなければそうとう食べないと中毒にならないようですから、灰汁抜きしたものを「おひたし」程度に食べる位なら全然大丈夫だそうです。 どうりでキノコ中毒みたいにニュースにならない訳だ。 

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陸海空自衛隊、離島奪還訓練は石垣島にも

2013年11月18日 | 何でも

沖大東島で自衛隊が事実状の離島奪還訓練を行うんですが、その一環で基地がない石垣島でも、陸自高射特科部隊が対空戦闘訓練を行うと言う事で、フェリー埠頭に自衛隊車両の一部が陸揚げされました。

内地の方は殆ど気にしていないでしょうが、実は尖閣諸島の側には毎日のように中国の船や中国軍の飛行機が来ていて、その度に海上保安庁や自衛隊機が出動しています。 潜水艦も石垣島と宮古島の間を航行したり、本当にやりたい放題です。

与那国島に自衛隊の沿岸監視部隊が配備されるかどうかでゴチャゴチャしていますが、それが良いのか悪いのか良く分かりません。 ただ一つ言えるのは、石垣島がテロにあったら簡単に落ちるねって言ってます。 海からはもちろん、新空港も物凄い簡単に柵を超えて滑走路に進入できます。

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2日間で約400人!

2013年11月15日 | 何でも

石垣島エコツーリズム協会のメンバーや自然関係の仲間達で、以前も来てくれた千葉の高校生・約400人の修旅を2日に分けてご案内しました。 午前中はマングローブ植樹で、午後からは希望者だけですがそれでも2日間で100人以上をカヌーガイドです。 最近このツアーが人気があり、良い事も出来るし、自然観察も出来るし、カヌーに乗るという楽しい体験も出来る、子供達も先生も親御さんも納得のエコツアーです。 

個人のお客様にも人気があって、このコースを選ぶ方は本当に自然が好きだったり大切に思って下さる方が多いのが特徴で、案内してても楽しいです。 

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ジャコウアゲハ(八重山亜種)の幼虫

2013年11月13日 | 生き物

水無川を歩いてたら何故か岩の上にジャコウアゲハ(アゲハチョウ科、八重山亜種)の幼虫が歩いてました。 回りを見ても食草は無く、いったい何処から歩いてきたんでしょうね。 そのまま行くとますます岩場に深入りするので落ちてた枝で移動してあげようとしたら、気に入らなかったのか臭角(臭い匂いがする角みたいなもの)を出しました。 良く見るアゲハの臭角に比べたらちっちゃくて、必死で怒ってるんでしょうが、笑えます。

「そんな事しなくったって、何もしやしないよ!」、って感じですが、まだお子様なので聞いてくれないでしょう。 ただお子様だと思って侮ってはいけません。 この子達の主食は石垣島だと「リュウキュウウマノスズクサなど」ですが、この植物には「アリストロキア酸」というアルカロイド系の毒を含み、その毒成分を体に蓄積していくので食べたら中毒を起こします。 もちろん食べる人はいないと思いますが、もし食べるとどうなるかというと、腎機能障害や発ガン物質も含まれるという恐ろしい結果が待ってますよ。

こんな成分が最近流行のハーブや健康食品にも混じっていて、知らず知らずのうちに飲み続け、体に蓄積し、やがて原因も分からず腎不全や癌になる人がいるそうです。 何でもそうですが、口にするものはそれなりに調べてからにした方が良さそうですね。 ちなみに何故ジャコウアゲハがこの毒にやられないか?、と言うのはまだ詳しく分かっていません。 もうチョッと調べて何かヒントが見つかったらお知らせします。 

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ヤエヤマイチモンジ

2013年11月11日 | 生き物

ヤエヤマイチモンジ(タテハチョウ科)です。 ミスジチョウと物凄く近い種類らしく、メスなんかは同じように3本の筋があるので相当慣れてないと見分けが付きません。 

オスは縄張りを持つようで、写真のようにあえて目立つ場所で羽を大きく広げてアピールします。 そこに他のオスが入ってくると向かって行くような行動をとります。 この縄張りは何の為かというとメスを待ってるらしく、メスが来たくなる条件がどんな事なのかオイラには分かりませんが、それが分かれば人間にもこのチョウのメスを呼べるかもしれません。 まぁでも多くの男性は、チョウより人間の女の子を轢き付ける方法が知りたい!、と思ってるでしょうね(笑)。 

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ツワブキの群落

2013年11月08日 | 山が好き!

リュウキュウツワブキ(キク科)の群落に出くわしました。 地面には丸い石が沢山。 この時は殆ど水がありませんでしたが、数年前までは結構水の流れがあったはずです。 今では雨の日以外、水の流れを見る事は無いでしょう。 自然の中で地形が変わる事はそんなに珍しくありません。 前来た時はこうだったのに、と言う事は良くあって、そのおかげで迷ってしまいそうになることもチョクチョクあります。

この時は始めて歩く道だったのでユックリ確認しながら進みましたが、後からこんな所に出るのか~!、と知ってる道に出てドキドキしながらも面白かったです。   

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