今回は他の場所で撮影してきた、ミズオオバコ(トチカガミ科、絶滅危惧種)です。 山仲間のS夫婦が今シーズンも石垣にやってきて、先日コメント頂いた場所に連れて行ってもらいました。 石垣に住んでる人より詳しいっていうのもおかしな話ですが、S夫婦は石垣中のあらゆる山に行っていて、オイラが行った事のない山も数多く登ってます。
石垣での花の時期が何時なのか分からないのと、固体数自体が少なかったので2つしか咲いていませんでした。 去シーズンはミズワラビも沢山あったそうですが、今回は全くありません。 石垣の環境破壊も物凄いスピードで進行していますが、危機感を持ってる人は殆どいないと言って良いし、石垣新空港が今年開港しようというのもあり、石垣を食い物にしようとする輩は俄然増えてます。 怖い怖い。
薬用としては「龍舌草」と言う薬草名で、清熱(風邪等の熱がだけでなく、炎症とか火照り、自律神経の異常など色んな熱)、咳止、利尿、できもの、火傷、便秘に肺炎、子宮脱や結核、おいおい何にでも効くんだな~。 それだけじゃなく食べる事も出来ますが、これまた絶滅危惧種なので食べるより増やす事を考えた方が良いようです。
水生植物に共通する事なんですが、たいてい窒素やリンを得やすい状況にあるので成長が早く、ビタミンやミネラルが豊富で、水質浄化にも役立ってます。 だからやっぱり増えると水がキレイになって結果的に我々人間が助かると言う訳です。 人間より自然を優先するのか!、何て言う人がいますが、海でも山でも何でもそうですが、自然を大事にすると結局助かるのは人なんですよね、分かってない人が多いけど。