久しぶりに海岸をうろついていると、アオガンピ(ジンチョウゲ科、奄美大島以南、花はキイロ、別名オキナワガンピ、琉球石灰岩に良く生えている。ヤクシマガンピと言うのもあり花は赤 ミズガンピ(花は白、絶滅危惧種)と言うのも石垣にはあるが全然別物)に沢山の実がなっていました。とてもキレイな赤や黄色の卵形をしているけど、毒です! この植物、18世紀の中期位の古文書に青雁皮紙として使われていたと言う事ですが、どうやって生まれたのか詳しい事は全く分っていないので、幻の紙と言う人もいます。
戦後内地に向けて作っていたそうですが、今では八重山博物館にお勤めしていた石垣実佳(いしがきさねよし)と言う方のみが作っているらしく、個展なんかも開いているそうです。虫にも強く沖縄のような湿度の多いところでもへっちゃらな、耐久性は抜群!の紙だそうですから、興味がある方は、ぜひネットで検索してみて下さい。 あっでもその辺に生えてる奴じゃキレイな紙が出来ないそうなので、むやみに切っちゃダメですよ!