もう直ぐ毎年恒例の「身近な川の水質調査」ですが、その下見に行った時にこんな黄色っぽいイナゴ?を見ました。
羽が無いのでまだお子さんだと言う事は分かるんですが、かなり黄色いです。以前にも見かけた事があるので子供の内はこんな色なのか、脱皮したてがこんな色なのか。そばに別のイナゴがいたんですが、そっちは普通の色でした。知ってる人いたら教えて下さい!
もう直ぐ毎年恒例の「身近な川の水質調査」ですが、その下見に行った時にこんな黄色っぽいイナゴ?を見ました。
羽が無いのでまだお子さんだと言う事は分かるんですが、かなり黄色いです。以前にも見かけた事があるので子供の内はこんな色なのか、脱皮したてがこんな色なのか。そばに別のイナゴがいたんですが、そっちは普通の色でした。知ってる人いたら教えて下さい!
於茂登岳登山口のそばのツルアダン(タコノキ科)がキレイに咲いてるよ、とT師匠に教えて貰い行って見ると、ほんに見事なオレンジの花が!
実はツルアダン、この花の中の3本の東京バナナ見たいなの(肉穂花序と言う)が、そのまま実になります。肉穂花序と言うのは棒状の物(花軸と言う)に小さな花が沢山咲いてるのを言うそうです。要するに集合花ですね。そしてその実は食べられるそうですが、オイラはまだ試した事がありません。またこの花自体も食べられるそうで、この花びら見たいの(総苞と言う)が食べると甘いそうですが、最後はとても苦い後味が残るそうです。
つまりこの南国感満点の花に見えるは花序と言うもので、花は東京バナナに付く物凄く小さい無数のものが花なのです。タンポポやヒマワリが黄色い所全体が一つの花に見えるけど、UPで見ると小さい花が沢山集まってるのと同じです。その小さい花を撮っておけば良かったと今思いました(笑)。
ヒメツルアダンと言うのが西表にはあるそうですが、石垣にも探せばあるかも知れません。いつか見つかると良いなぁ。
#ツルアダン #タコノキ #肉穂花序 #リフトアップ石垣島エコツアー
すみません、改めて詳細を撮影しに行きたかったんですが、今あるの画像だけで先に進ませて頂きます。最初はキノコです(笑)。名前は分かりませんが可愛いキノコが生えていたので撮影しました。高さは1cm程度です。
またもやアコウ?が絡みついた巨岩ですが、今度はどうやら緑色凝灰岩(別名グリーンタフ)だと思います。凝灰岩と言うのは火山灰が積もって固まった岩です。おそらく川平石崎が5~6000万年前に噴火してた時の火山灰が積もって出来た物だともいます。溶岩が固まって出来る場合もありますが、地層が出来ているので火山灰が積もった物でしょう。ここ石垣島でもかつて火山活動があったんですね。緑色しているのは「岩石に含まれる輝石・角閃石などの鉱物が熱水変質により緑泥石(粘土鉱物の一種)に変化したためである。」と地質の本に書いてありました。
その岩の上方で休憩です。みなさんオイラより先輩ばかりですがオイラより体力があるかたばかりなので、気が楽です。ただオイラ以外皆さんトレッキングシューズなので、虫に刺されないか心配していたら、案の定後からMさんに聞いたら、みんなアチコチ刺されていたようです。オイラも多少刺されましたが話を聞く分には皆さん程ではなかったようです。
放牧場に行くと良くこのようなコンクリの柱が良く立っていますが、これは柵を付ける柱だったりゲートの柱だったりと幾つか種類があります。ここのはかつての放牧場の道に対して左右対称に立っていたのでゲートが付いていた柱でしょう。Mさんが言うには一牧のゲートのコン柱だとか。ゲートは放牧場の広さにもよりますが、一牧(いちぼく)、二牧、三牧~と続きます。要するにいっぺんに牧場全体で放牧すると牧草が一度に食べられてしまうので、ゲートで区切って牧草の成長に合わせて移動させたり、妊娠中や子連れの牛とオス牛を分けたりなど、ゲートで区切った方が何かと便利なんですね。
最後にまた巨石とそれを抱く、今度はガジュマルだったかな?です。この巨石は画像では分かり辛いですが家くらいあって、その岩全体に纏わりつくガジュマルの隙間から光が差し込み、それは見事な光景でした。本当は誰かに立って貰えば大きさが分かりやすかったんでしょうけど。ちなみにこの画像と休憩中の画像はスマホで撮影したものなので画角も画質も違います。
この先には二牧のコン柱と続くんですが、かなり密集してくると言う事で、この巨石を目印に海岸に降りて先を進むコースです。海岸辺を次回すぐ載せるかは分かりませんが、とりあえず山編?ジャングル編?は今回はここまで。
つづく!
石垣島に18年程いて比較的あちこちの山中に入っている方だとは思うんですが、まだまだ行った事のない場所は沢山あります。今回の場所もその一つで、以前から「行きたい、行きたい」と思っていたエリアの1つです。数か月前に石垣島での山の先生・Mさんが会長?のグループで「今度行くよ」と誘って頂き、梅雨を気にしながらも「ワクワク」とこの日を待ちわびていました。幸い雨の心配はなく快晴にはなったんですが、稀に見る高湿度! 亜熱帯・石垣島をどっぷりと味わう事になった訳です(>_<)。
最初エントリーした場所はマングローブ後背地で湿地状態。この日は長年住んでるオイラでもビックリするくらいの凄まじい湿度で初めから汗がダクダク。イノシシ除けの策を頼りに歩きながら本物のジャングルの中を進みます、「あちぃ~!」。
後背湿地と言う事もありますが、新たなサキシマスオウノキ(アオイ科)を発見! 石垣島の中でもスオウが生えている場所は非常に限られている為、オイラ的には大興奮です!ただこの隊列のしんがりを任されたオイラとしてはジックリと撮影する暇もなく確認はこの画像が頼り。板根と木肌からするとスオウなんですが、チョッと心配。近いうちに確かめて来なくっちゃ。
数十分の後、湿地帯から抜け出せるべく斜面を登って行きます。こうやって見ると結構な人数ですね。ただ今回はガイドではなくむしろこのグループのゲストなので気軽だなぁ、と思っていたんですが、気が付くと皆さんの顔色や歩き方、危険な箇所や生き物がいないかと見てしまいます、癖です。
斜面を登り切ると立派な石灰岩の塊がありました。この辺りがかつて海の中だった訳です。この島の成り立ちが分かる証拠の一つと言えるでしょう。石垣島の地質って本当に変化に富んで面白い。
こんな感じで始まったこのエリアの初トレック。あと数回掲載して行きますが、あまりキチンと調査と言うか観察が出来ていないのでまだまだネタが少ないです。もしかしたら2回目はかなり後になるかも知れませんが、宜しくお願いします。
川沿いを走っていたらミフウズラ(ミフウズラ科)の親子がご飯を食べていました。日本では南西諸島でしか見る事が出来ません。隠れちゃう前に急いで撮影しなきゃ!と思っていたら、それどころか全然どいてくれません。お子さん達の大きさは5cmくらい。合計4羽いますが、お食事に夢中です。
ママは時々見てるんですが、そんなに気にしてない様子。車のホーンを鳴らしても動じず。どうすれば良いんだ!?(笑)
仕方ないので車を進めて行くと本当にもう目の前、直前でようやくママが草むらに入って子供達を呼びました。それでもご飯に夢中のお子さん達がどいてくれるまでにしばらく待ちました。
本当に八重山らしい、呑気でほのぼのした光景です。ですがミフウズラも他の生き物と同じように農薬や原っぱなどの減少で準絶滅危惧種まで減っています。オイラも石垣に来た頃はちょくちょく見ましたが、最近では滅法見る機会が減りました。オイラに言わせるとカンムリワシよりも見る機会は少ないです。
前回シリーズの続きです。そろそろ時間が時間なので下山します。下りていく途中、樹々の間から夕日が暗い森に光を注いでいました。モダマの蔓も見えているのでこの辺りまで昔海だったんですね。
やがて日が沈み夜になると実はここ、ヤエヤマホタルが乱舞します。誰一人来ない自分だけの贅沢な時間、その辺のホタルツアーじゃ見られない物凄い数の光のショーが始まります。しかし3~40分もすると終わってしまうショートステージ。今までのは何だったんだろう?と思うくらい真っ暗な闇に包まれ、ちょっと怖くなります。自然に優しい赤ライト一本を頼りに、心細い思いをしながらユックリと慎重に下山。道なんか無い場所なのでGPSと記憶と勘が頼りです。帰ったら体中「山もっこ(ヌカカ)」に刺された跡が何日も痒くてたまりません(笑)。それでもまたあの光のショーが見たく、汗をかきかきカメラと三脚担いで登って行きます。
前回の沢を進んで行くと、マーニ(コミノクロツグ、ヤシ科)だらけの森に踏み入れました。オイラとしては前回同様、特に書くまでもなく美しい情景なので画像だけで充分満足しているんですが、一応書いておきます。
マーニは若芽など食用にもなるし、水が無い時に葉の根元を切って中の綿のような部分を吸えば水分補給にもなるし食べられます。葉の部分を全て取れば杖代わりにもなるくらい丈夫です。本体の根元部分の繊維は丈夫なロープにもなるし、葉を織り込んで皿や虫かごにするなど非常に有用な植物です。クロツグのツグはシュロを意味するらしく、黒いシュロだからクロツグ。八重山のはコミノクロツグだと説明されてるものがありますが、定かではありません。花はとっても良い匂いで、ちょうど今時分から咲き始め、森の中でも咲いていると匂いで直ぐに分かります。亜熱帯らしい植物ですね。
初めて入る沢で撮影した画像を何回か載せて行きます。あらたまって書くと言うより「自分で良いなぁ」と思った場面が多くある沢だったので、ご覧下さい。
チャートで出来た沢でまだ調査不足のせいもあるんですが、今の段階では多様性に乏しい場所だなぁと思いました。ただ石垣では珍しく、沢でホタルが見られます。この場所は「名勝・川平湾及び於茂登岳」の範囲なので、今後もっと細かく調査していこうと思っています。新たな発見に期待してて下さい。
こんな形をしていますがシダの仲間です。ヤブレガサラボシ(ヤブレガサラボシ科)。日本では八重山のみで、しかもこれ一種のみ。シダのマニアはぜひ見てみたい種でしょう。
芽が出始めの頃はまだ葉が裂けてなく可愛い翼のような感じです。ですが新葉は初めから裂けていて真ん中分けの頭髪見たいで笑えます。画像の奥にはコシダが沢山茂っていて、さらに奥に山並みが見え、素敵な光景ですね。もうすぐ梅雨なのでこの日も薄曇りですが、太陽の下で見たらこのグリーンがもっとキレイだったでしょう。
栽培も難しいのでこちらに来ないとなかなか見る事が出来ませんが、それで良いんです!
#ヤブレガサウラボシ #シダ #八重山固有種 #リフトアップ石垣島エコツアー
夜行性だから昼間は眠いんだよねぉ。のんびりしてたのに、何だよ~。
白水渓谷の奥で出会ったアイフィンガーガエル(アオガエル科)です。まだ体の色が薄かったので今年カエルになったのかな? 昨夜の夜ツアーの時にお客様が見つけたアイフィンガーやアオガエルも今年生まれのまだ体色が薄い、体が小さめの子ガエルでした。このあと一人前の大人カエルになるまで、どれくらいが生き残れるんでしょうね。自然界は厳しいからなぁ、がんばれ!