リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

おっかな~いハチも

2016年10月31日 | 生き物

ヤエヤマキアシナガバチ(スズメバチ科)ツマグロスズメバチ(スズメバチ科)も、蜂は基本的にご飯を食べてる時は夢中になってるので、近づいても気にしません。チョッとくらいなら触っても平気なくらいです。 ただしそうでない時は物凄く攻撃的な蜂なので気を付けましょう。

オイラはツマグロはまだ未体験ですが、キアシに過去2~3回やられてて結構痛いです。オイラが見てる分にはキアシよりツマグロの方が穏やかなような気がします。良く熟して発酵したようなアダンの実に来てたり生き物の死体に来てたり、何でも良く食べる蜂ですね。

オイラ、蜂よりも何よりも一番嫌いなのがムカデです。自分家の敷地内で見かけたら必ず殺るようにしてます。そして今朝またそのムカデにやられました! 朝の6時に「痛ぇ!」って跳ね起き、まずは何にやられたか確認する為にライトであちこち探します。服の中にもいない、枕の下にもいない、あれ?確かに俺やられたよな? なかなか見つからず必死で探し、やっと布団の下から見つけて殺虫剤で抹殺。我家は何が出るか分からないし、特に前回ムカデにやられてからは殺虫剤は常に枕元に。 何にやられたにしても、これをしておかないと、生かしておくとまたやられるからマストです!手当てするにも何なのか確認しないといけないしね。 今回は探すのにチョッと時間がかかり、吸引までに遅れが・・・、前より毒が回ってしまったせいか、まだ痛いです~。 

おさらいです、ムカデや蜂にやられたらまず吸引! その後ムカデだと分かってる場合は水でもお茶でも良いから一拭きします。ムカデは脚で擦り傷を付けて広い範囲に毒を塗ってる可能性があるからです。そして火傷しないギリギリのお湯を絞ったタオル、つまり蒸しタオルみたいなもので幹部を温めます。 ムカデもハチもタンパク毒だからこれで毒の成分が活性しなくなります。 イメージとしては熱で卵が固まるような感じかな。 そのあとステロイド系のクリームを塗ります。これもムカデと分かってる場合は広い範囲を脚でやられてるかもしれないので、塗る時も広めに。 オイラはこれでもう病院には行きませんが、出来れば行った方良いです。なぜならムカデもアナフィラキシーショックが出る時があるからです。 オイラも今回2回目だったので自分の体調の変化には慎重でした。 アナフィラキシーのせいか吸引が遅かったせいか、今回は少しの間息苦しさを感じたのと、背中は今でも筋肉が突っ張った感じがしてます。だから毒虫にやられた時はイザと言う時の為に必ず周りの人に言っておく事です。そしたら倒れた時に「今日何々にやられたと言ってました」とドクターに説明してくれます。

追伸
ムカデって何処までも登ってくるそうです。オイラ2回とも2階で寝ててやられました。屋根の修理の時に屋根材の裏で見た事もあります。 ムカデは乾燥してるのが嫌いらしく、ハッカ油とかミント系も嫌いで、ゴキブリ(特に卵)が大好きです。ゴキブリ退治には良いですが人も咬むのでゴキブリ退治はクモに任せましょう。 

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そろそろ涼しくなってきたので

2016年10月29日 | 写真好き!

買ってからサイズが合わなくて全然履いてなかった靴を、好意で交換して貰う事が出来たのと、ようやく涼しくなってきたので今年も走り始めました。 毎年秋冬の涼しい時しか走らないので、いつも数キロからちょっとづつです。だけど筋トレのやり方が悪かったのか、また足底筋膜炎ぎみなので暫くは歩くの重視だなぁ。

 

オイラが何時も行くコースはバンナ公園か近所の田んぼですが、画像の田んぼは水が張ってあるだけで風も殆ど無く、水面鏡状態。 空の雲をもうチョッと出したかったんですが、そうすると水面の雲が潰れてしまうので難しい所です。 バンナ公園はもちろん自然がいっぱい、田んぼは元々石垣島の貴重な湿原だった場所なので水鳥や水生生物、トンボやサガリバナにカンムリワシも見れます。

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カクレミノの効能と伝説

2016年10月26日 | 何でも

今回はカクレミノ(ウコギ科)にスポットを当てて見ました。内地でも生えているので珍しくはありませんね。潮風が当たるような森にあります。 いやいや、山の中にもあるよって思うかも知れないけど、そういう時はたいてい潮風が届く距離だったり昔は海が側まで来てた事が多いです。

花が両性のと雄花だけのがあります。違いは分かり辛いけど並べれば何となくわかるかな? 画像のは両性花だと思います。 冬になると黒く熟した実がなりますが、食べられると言う話は聞きません。それどころか漆と近い成分を含むので弱い人はかぶれます。黄色の漆として利用されてる位だから結構強いんですね。 薬としても色んな効能があり、肝機能の働きを良くしたり、骨の発育を助ける、抗酸化作用、免疫アップ、高血圧にコレステロールや中性脂肪など色々です。 簡単な摂取の仕方はカクレミノ茶と言うのがあるらしく、これだと簡単ですね。 でもよ~く調べてからにして下さいね。毎度の事ですが責任は一切取りません!自己責任で。

ところでカクレミノの由来ですが、若い木は↑のように葉が三つ(蓑の形)とかそれ以上に裂けているから、と言う説が有力です。ではなぜ若い頃だけこんな形をしているんでしょうか? あくまでも人間が推測しているだけですが、若い頃は成長するのに沢山栄養(日光)が必要なので、「下の葉まで日が届くように隙間を開けているんだ」、と言う説です。 また、何故か神社に多いのは日本書紀や古事記に出て来て「神事において酒器に用いた」とされる葉がカクレミノの事を言っている、と言う説と関係があるんだと思います。 本当はカクレミノの名の由来も若葉の形からではなく「天狗の隠蓑」の材料として使われていたんじゃないでしょうか? そして現代、その作り方が分かる人がいなくなってしまい、天狗さんも昔以上に人の世に姿を見せなくなり、名前だけが残ったのかも知れません。 

信じるか信じないかはあなた次第です。

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イシガキゴマフカミキリ

2016年10月24日 | 生き物

葉っぱの上や木の枝に小さなカミキリが良く乗っかっています。この子は撮ろうと思うと直ぐにポロッと落ちるのですが、この時面白かったのが葉っぱが平たく大きかったために、右にコロンッとなってはパッと起き上がり、左にコロンッとなってはパッと起き上がり、オイラから逃げようとしてるのに何時までたっても下に落ちる事が出来ません。 踊って見せてくれてるの?って感じで、右に左にコロンッパッ、コロンッパッ、の繰り返しです。お前何やってんだ?(笑)

 

画像は最後に撮り易い場所に移動して貰って撮ったものです。夕日にチョッと足してやって格好良く写ってますが、実際は2センチ足らずしかないチビ助です。
イシガキゴマフカミキリ(カミキリムシ科)

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市街地の外れにある戦跡

2016年10月21日 | 何でも

岩の奥の方に穴が開いてるのが分かりますか?向こう側の光が見えてますね。穴は抜けてるんです。こんな石灰岩の岩場に穴ってどう言う事?波の力で削られたんでしょうか?違います、人が掘ったんです。当時太平洋側から米英軍が攻めてくると思われていたので、この穴に入り銃を構え見張っていたんです。殆どの銃眼豪は安全面で埋められてしまったんですが、少しだけまだ中に入れる壕が残っています。 

壕の中から外を見た時の眺めです。こんな岩場の奥にあるんですが、これじゃぁあんまり見張りにならないような気がするんだけど・・・。 

反対側もこんなです。もしかしたら穴から見張ってたんではなく、この穴の上から見張っていて、この穴は武器や休憩所的な役割? 

 穴の奥にはこれだけの空間があります。小物置きみたいな場所もあり、良い感じです。

 天井は抜けていて丁度明かり取りになったり、中で火を使っても煙を外に出す事も出来たかも知れませんね。こんな穴にこもってさぞ大変だっただろうと考えがちですが意外と中は広く、そう考えると意外と快適だったかも・・・。

当時の兵隊さん達はこの隙間から星を見る事もあったかも知れません、上で見張りしてる人から「敵艦発見!」と言う声を聴いて緊張の瞬間もあったかも知れません。海岸にも山中にも民家の庭にも、生々しい戦跡が沢山残っている石垣島に政府は自衛隊の基地を作ろうとしていて、内地では石垣の島人が早く基地を作って欲しいと思っているような放送がされているそうです、恐い怖い。  

子供達に戦時中の体験学習をさせたいなぁと思っている方は、個人でも学校でもぜひ沖縄県に来てください。沖縄でも石垣でも貴重な体験が出来ると思いますよ。

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これも秋

2016年10月19日 | 山が好き!

近所の山に行くとリュウキュウウラジロガシ(ブナ科)の日本一大きいドングリが大量に落ちていました。これが公園なんかだと幼稚園の先生や親子が一生懸命拾っているところです。 こんな時代になっても子供たちはドングリが大好きで、コマを作ったり顔を書いて人形にしたり、近年ではハロインに使いますね。 あれ?これって石垣島だけ? 

以前拾って来た実を黒鉢に入れて育てていましたが、庭に埋めて台風が2度来たら枯れてしまいました。やはり陰樹だし、山の中で仲間に囲まれ育つのが好きな樹が、少ない木の中で風通しもそこそこあり、何よりブロック塀の側だったのでアルカリ土壌だったのかも知れません。 ただドングリ系がみんな陰樹かと言うと違いますよ、クリとか陽樹です。

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熱いけど、森の中は秋

2016年10月17日 | 山が好き!

10月中旬の石垣島は未だに南側を通る台風などの影響で、物凄く蒸し暑く雨が急に降ったりします。 確かに朝方涼しくて目が覚める日もありますが、日中は熱くて扇風機かけながら(エアコンあるが取り付けてない)書いてます。 それでも自然に行けば季節は動いています。 先日干潮時に海に行ったら、おばちゃんがウムズナ~(ウデナガカクレダコ、マダコ科)を獲ってました。 オイラが見てる傍から立派なサイズをゲットしてましたがその時スマホしかなく、オイラのスマホはバッテリーが少なくなると撮影出来なくなるという最悪の機能が備わっているので撮れませんでした(強制的に撮る設定無いのか!?)。 スマホになってから画質が良いのでチョッとだけの時「まっ、いっか~」と車内にカメラを置いてくる時があります。この油断、カメラマンとしてダメですね~。

カメラはカメラ、電話は電話、カメラがダメな時にスマホあって助かった~、て感じじゃないとね。 

今回の画像はナガミボチョウジです。ピンボケですがこれが一番キレイでした。森の中で色取り取りの綺麗な実が色付いてます。もう少しすると赤が増え黒も混じり、ますますカラフルになりますよ。

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知世ちゃんのサガリバナ

2016年10月14日 | 何でも

今NHKのドラマで知世ちゃんが出てますが、ドラマの中やエンディングとかでサガリバナが出てきますね~、見てますか? サガリバナと言えば6月~8月の花と言うイメージですが、何時も言いますが島中探せば一年の内のほぼ3分の2くらいは見る事が出来ます。もちろん凄い探さないといけない時もありますよ!  

今回の「夜回りツアー」のお客様が、2年ぶりにワザワザまたオイラのツアーを選んで下さったので色々練っていたんですが、比較的近場を回っただけで今夜咲きそうなツボミを見つけました。 いつもは行かないコースですがツアー途中寄って見たところ、見事に開花! ホタルも多く、ハブ太郎とは2回も会ってしまいました。

この前日から風向きが変わり急に冷え込んでたので他のが少ししか見れなかったり、何時もそんなに姿を現さないのが大量に出て来たり、急な季節の変化に戸惑いましたが、これもまた自然です。 サシバの渡りに合わせて来島したSさんご夫婦でしたが、読み通りこの日の夕方に200羽ほど飛来しましたね。翌日見に行くと言ってましたがどうだったかな? 

普段は寝ている時間までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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ミズオオバコが咲く石垣島

2016年10月12日 | 何でも

昔から水が大好きなせいか、水環境の指針になるような動植物などは気になってしまいます。石垣島に来ると皆さん海に目が行きますが、山があるおかげで川があり、田んぼや池、マングローブ、もう殆ど壊滅状態ですが湿地のような場所も少しだけ残ってます。 今回目に付いたのは今までも紹介した事があるミズオオバコですが、一度に沢山咲いているのは始めて見ました。

今まで見た中じゃ水もキレイな場所で地裁田んぼの脇だったんですが、おそらくこの田んぼは自分家用の無農薬の田んぼなんじゃないでしょうか。

じゃぁ一度農薬や除草剤をまいたらもうこう言う植物は見れないのか?と思うとそうでもないようです。 彼女達も多くの植物達と同じようにシードバンク(眠る種)を土壌に作るので、農薬や除草剤を減らすとか止めたりすると、ある年突然咲き出して喜ばしてくれるかも知れませんよ。 どうです田んぼをやってる方、さっそく次回から減農か無農薬で試してみませんか?

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キウイに2~3番目くらいに近いとされる、シマサルナシ

2016年10月10日 | 山が好き!

今年の4月5日に花を撮影し、それから行く度に観察し続けたシマサルナシ(マタタビ科)です。 サルナシはキウイの原種で近い植物と書いてありますが、実は同じマタタビ科でもそんなに近くありません。 最も近いのはシナ(志那)サルナシで中国の物ですが、これがニュージーランドに渡りキウイフルーツと言う名で輸出し始めた、と言うのが一番の定説です。 ちなみに生産国一位は原産国の中国でニュージーは、じつは三位。

黄色っぽいゴールド(ゴールデン、サンゴールド)キウイと言う商品名で売り出されてるのはオニマタタビを原種・品種改良した物で、キウイは大体このゴールドとグリーンの2種が代表的な品種として出回ってますね。一応シマサルナシやサルナシもベビーキウイとかミニキウイとして売ってる時があります。 最近レインボーレッドと、グリーンの違う系統もあるそうです。

さて石垣島にあるシマサルナシですが、画像でも分かるように、やっぱりキウイに似てますね。実は味も非常に甘く、食べた事ないけどオニサルナシもすごい甘いらしです。

なかなか成長しなかった実ですが、ここ1か月で急に膨らみました。実際食べられるのはまだ先(冬)ですが、他の生き物に食べられる前にオイラが食べなきゃ! ライバルは沢山います(笑)。

ちなみに以前この葉を猫に上げましたが、そいつ(今はいない、でぶドラ)は全然無反応でした。若い木や葉じゃないと駄目だそうです。 キウイがダメな人はこれもアレルギーが出るので見かけたら写真を撮るだけにしておいた方が良いですよ。

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